1883年

オランダ領東インド(現インドネシア)のクラカタウ島が大噴火。島の3分の2が消失したうえに火砕流や津波が周辺海域にまで及び、36,417名の死者を出す。

ジャワ島近くのクラカタウ島が大規模な噴火を起こし、壊滅的被害をもたらしました。
1883年8月27日(現地時間)、クラカタウ島が猛烈な噴火を起こす。 火砕流や津波が周辺のジャワ島やスマトラ島を襲撃。 島の約3分の2が消失し、火山灰が大気を覆った。 津波は遠くインド洋沿岸地域にも到達し、多数の死者を出した。 全世界の気候にも影響を与え、異常気象を引き起こした。
1883年 オランダ領東インド インドネシア クラカタウ島 大噴火 火砕流 津波
1955年

福岡市天神のパチンコ店が放火され、関係者4人が死傷。火災は付近の店舗に延焼し68戸が全焼。

1955年8月27日、福岡市天神のパチンコ店が放火され、火災が周辺に拡大して68戸が全焼・関係者4人が死傷しました。
深夜に起こった放火事件で、犯人による灯油の散布が火勢を強めました。 当時の防火設備が不十分だったため、火は隣接する商店街や住宅街に急速に延焼しました。 消防隊は必死の消火活動を行いましたが、68戸が全焼し、4人の死傷者が出ました。 事件を契機に都市部の建築基準や防災対策の見直しが進められました。 後に放火犯は逮捕され、厳格な裁判と社会的議論を呼びました。
1955年 福岡市 天神 パチンコ 放火
1956年

長崎県瀬川村で竜巻が発生。71戸が全壊。

1956年8月27日、長崎県瀬川村で発生した竜巻により71戸が全壊する大規模被害が発生しました。
夏季の不安定な気象条件が重なり、局地的に竜巻が発生しました。 瞬間的な強風は建物の基礎を引き剥がすほどの威力を持ち、村内の住宅が壊滅的な被害を受けました。 人的被害については記録が乏しいものの、多くの住民が避難を余儀なくされました。 被害の大きさから、地域の防災意識や緊急警報システムの必要性が強く認識されました。 その後、竜巻発生時の対応マニュアル整備や観測体制の強化が進められました。
1956年 長崎県 瀬川村 竜巻
1974年

宮崎県須木村に航空自衛隊の戦闘機F 104が墜落。乗員は脱出して住民らにも被害は無かったが、民家3軒が全半焼。

航空自衛隊のF-104戦闘機が宮崎県須木村で訓練中に墜落し、周囲の民家3軒が被災しました。
1974年8月27日、航空自衛隊所属のF-104戦闘機が訓練飛行中に宮崎県須木村に墜落しました。 パイロットは緊急脱出に成功し、住民に人的被害はありませんでした。 しかし墜落地点周辺の民家3軒が全半焼するなど、物的被害が発生しました。 事故原因は調査中とされ、安全管理の重要性が改めて認識されました。 この事故は地域住民と自衛隊の関係改善を考える契機ともなりました。
1974年 宮崎県 須木村 航空自衛隊 F-104
1998年

平成10年8月末豪雨(北関東と南東北を中心に大きな被害)

1998年8月末、北関東から南東北にかけて集中豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂災害で大きな被害が発生した。
平成10年8月末、大気の不安定化により北関東と南東北で記録的な集中豪雨が発生。 各地で河川が氾濫し、住宅や農地が冠水。 土砂崩れも多発し、人的被害と農作物の損失が甚大となった。 自治体は緊急避難情報を発令し、多数の住民が避難生活を余儀なくされた。 この豪雨はその後の治水事業や災害対策の強化につながった。
1998年 平成10年8月末豪雨 北関東 南東北
2006年

コムエアー5191便離陸失敗事故。ケンタッキー州で、レキシントン発アトランタ行き米コムエアー旅客機が離陸に失敗。

2006年、米コムエアー5191便が離陸に失敗して墜落し、搭乗していた乗客乗員49人が死亡した。
コムエアー5191便はケンタッキー州レキシントン発アトランタ行きの国内線旅客便。 2006年8月27日、誤った滑走路への進入と離陸を試みたことで速度不足に陥った。 離陸直後に機体が制御を失い、空港敷地内で墜落・炎上。 搭乗者50人中49人が死亡し、1名が生存した。 NTSBはパイロットの判断ミスと運航管理の問題を指摘した。
2006年 コムエアー5191便離陸失敗事故 ケンタッキー州