1962年

昭和37年台風第14号が三重県に上陸。滋賀県、福井県を通過して日本海へ抜けた後に温帯低気圧となった。死者・行方不明者11人。

1962年の台風14号が近畿地方を襲い、死者・行方不明者11人の被害を出しました。
1962年8月26日、昭和37年台風第14号が三重県に上陸しました。 台風は三重県から滋賀県、福井県を通過し、強風と豪雨をもたらしました。 沿岸部や河川氾濫により住宅浸水や土砂崩れが発生し、交通網にも大きな影響が出ました。 最終的に死者・行方不明者は11人に上り、紀伊半島や北陸地方に深刻な被害を残しました。 上陸後は日本海で温帯低気圧に変わりましたが、被災地域の復旧には時間を要しました。
1962年 三重県 滋賀県 福井県 日本海
1967年

羽越豪雨。この日から8月29日にかけて羽越地方で豪雨。

1967年8月26日から29日にかけて、新潟・山形両県の羽越地方で記録的な豪雨が発生しました。 浸水や土砂崩れが多発し、住民生活や交通に甚大な被害をもたらしました。
1967年8月26日から梅雨前線の停滞により、羽越地方を中心に集中豪雨が降り注ぎました。 河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、広範囲で家屋浸水や道路寸断が発生。 特に新潟県と山形県では堤防決壊や土砂災害が多発し、多くの住民が避難生活を強いられました。 死者・行方不明者多数の深刻な被害となり、復旧作業は長期間に及びました。 この豪雨災害を契機に河川改修や治山対策の重要性が再認識されました。
1967年 羽越豪雨 8月29日
1976年

エボラウイルス属のザイールエボラウイルスによるエボラ出血熱の世界初の患者がザイール(現在のコンゴ民主共和国)で発生する。

1976年、旧ザイール(現コンゴ民主共和国)で世界初のエボラ出血熱患者が確認されました。 高い致死率が世界に衝撃を与えました。
1976年8月26日、ザイール北部のヤンバラ地域で初めてエボラ出血熱の症例が報告されました。 ウイルスはザイールエボラウイルス(EBOV)と命名され、熱・出血・臓器不全を引き起こします。 致死率は当時50~90%と極めて高く、迅速な感染拡大が懸念されました。 WHOを中心に国際的な調査と隔離対策が実施され、患者および接触者へのケアが行われました。 この発生は未知ウイルスへの対応体制強化の契機となり、後の感染症研究に大きな影響を与えました。
1976年 エボラウイルス属 エボラ出血熱 コンゴ民主共和国
2010年

福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅにて、原子炉容器内に筒型の炉内中継装置(重さ3.3トン)が落下。長期の運転休止となる。

高速増殖炉もんじゅで炉内装置が落下し、長期運転停止に追い込まれる重大事故が発生した。
2010年8月26日、福井県敦賀市の日本原子力研究開発機構もんじゅで、重さ3.3トンの炉内中継装置が原子炉容器内に落下した。 この装置は燃料装填や取り出しに用いられる重要部品で、安全管理体制の不備が浮き彫りとなった。 事故によりもんじゅは長期間の運転停止を余儀なくされ、再稼働のめどは立たなかった。 原子力政策への国民的信頼が低下し、技術的・政治的な議論が活発化した。 機構は安全管理の再構築と再発防止策の徹底を求められ、原子力安全規制の厳格化を促した。
2010年 福井県 敦賀市 日本原子力研究開発機構 高速増殖炉 もんじゅ