1922年

信濃川の大河津分水路が完成し、通水。

信濃川の洪水対策として大河津分水路が完成し、通水が始まった日。
信濃川の洪水被害を軽減するため、新潟県に大河津分水路が建設されていた。 工事は1917年に着手され、川の一部を分流して新潟平野への氾濫を防ぐ画期的な計画だった。 1922年8月25日に工事が完了し、分水路を通じて信濃川の流量を調節できるようになった。 完成当初は大規模な土木技術が注目され、多くの技術者や視察団が訪れた。 その後の水害対策に大きく寄与し、同地域の農業生産向上や地域発展に貢献した。 現在も現役の分水路として運用され、歴史的土木遺産として保護されている。
1922年 信濃川 大河津分水路
1931年

羽田飛行場(現東京国際空港)が開港。

東京・羽田に官営飛行場が開港し、民間航空時代の幕開けとなった日。
1931年8月25日、東京・羽田に日本国内初の本格的官営飛行場が開港した。 当日は飛行式典が行われ、国内外の要人や航空関係者が参列した。 滑走路と小規模な旅客ターミナルを備え、主に国内線の運航を開始した。 第二次世界大戦後は米軍基地として接収されたが、1952年に民間空港として返還された。 1964年の東京オリンピックを機に国際線が就航し、国際空港としての機能を拡充した。 今日では世界有数の旅客数を誇るハブ空港として発展し、アクセス鉄道や国際線ターミナルが整備されている。
1931年 東京国際空港