1894年

北里柴三郎がペスト菌を発見。

医学者・北里柴三郎がペスト菌を分離し、近代細菌学の発展に貢献しました。
1894年、北里柴三郎は流行地で採取した検体からペスト菌の分離に成功しました。 この発見はペストの病原体を特定し、治療法開発の礎となりました。 北里の業績は近代日本医学の基盤を築き、血清療法の確立へとつながりました。 世界の公衆衛生の向上にも大きな貢献を果たしています。
1894年 北里柴三郎 ペスト菌
1981年

アメリカの惑星探査機「ボイジャー2号」が土星に最接近。

ボイジャー2号が土星へ最接近し、詳細な観測データを送信した。
1981年8月25日、NASAの無人惑星探査機ボイジャー2号が土星に最接近しました。 高解像度カメラで土星の環や大気の構造を撮影し、これまで得られなかった詳細なデータを地球に送りました。 探査機はその後も衛星タイタンやエンケラドスなどにも接近し、太陽系の理解を大きく前進させました。 ボイジャー計画は最初の「グランドツアー」と呼ばれ、1989年には海王星まで飛行しました。 現在もボイジャー2号は地球から最も遠い人工物として運用が続いています。
1981年 ボイジャー2号 土星
1989年

アメリカの惑星探査機「ボイジャー2号」が海王星に最接近。

ボイジャー2号が海王星に最接近し、初めて観測データを取得した。
1989年8月25日、NASAの探査機ボイジャー2号が海王星に最接近しました。 探査機は海王星の大気や嵐、衛星トリトンの地表などを撮影し、これまでほとんど知られていなかった情報を地球に送信しました。 こうした観測により海王星の青い色の原因やリング構造、衛星の地質活動について大きな知見が得られました。 ボイジャー2号はこれが最後の惑星フライバイとなり、現在も太陽系外縁へと飛行を続けています。 この偉業は宇宙探査史における画期的な瞬間の一つとされています。
海王星
2009年

韓国初の人工衛星打ち上げロケット「羅老」1号機が打ち上げ。衛星の軌道投入ができず打ち上げ失敗。

2009年8月25日、韓国の国産ロケット「羅老」1号機が初打ち上げされたものの、衛星の軌道投入に失敗しました。
2009年8月25日、韓国の国産ロケット「羅老」1号機が初めて打ち上げられました。 打ち上げは西海衛星発射場から行われましたが、衛星の軌道投入に失敗しました。 予定していた人工衛星は軌道に乗せることができず、打ち上げは失敗と認定されました。 これにより韓国の宇宙開発計画は一時的に停滞しましたが、技術的課題の洗い出しが進みました。 その後の改良型ロケット開発につながる重要な教訓が得られました。
2009年 羅老
2012年

ボイジャー1号が太陽から約190億kmの地点で太陽圏を離脱。太陽圏を離脱した初めての人工物となる。

2012年8月25日、ボイジャー1号が太陽圏を離脱し、人類が打ち上げた初の人工物として星間空間へ到達しました。
2012年8月25日、NASAの探査機ボイジャー1号が太陽系のヘリオポーズを越え、太陽圏を離脱しました。 これは人類が打ち上げた人工物として初めての快挙でした。 ボイジャー1号は1977年に打ち上げられ、35年以上にわたり太陽系の外縁部を探査し続けました。 太陽圏外では星間物質や宇宙線の直接観測が可能となり、宇宙物理学の貴重なデータを送り続けています。 現在も活動を続け、地球との交信は約17時間を要しています。
2012年 ボイジャー1号 太陽 太陽圏
2020年

ジャパンサーチが正式公開。

2020年8月25日、日本のデジタルアーカイブ横断検索サイト「ジャパンサーチ」が正式に公開されました。
2020年8月25日、日本の国立図書館や公文書館などが連携して提供するポータルサイト「ジャパンサーチ」が正式に公開されました。 このサービスは国内の多様なデジタルアーカイブを横断的に検索できる点が特徴です。 日本各地の図書館や博物館、文化機関の資料を一元管理し、誰でも無料で利用できます。 学術研究や教育、文化振興に役立つプラットフォームとして期待が高まりました。 今後もデータの拡充や機能強化が計画され、オンラインでの文化資源アクセスが促進されています。
2020年 ジャパンサーチ