リシアンサス

学名: Eustoma grandiflorum
科名: リンドウ科

花言葉

  • 優美
  • すがすがしい美しさ
  • 感謝
  • 良い語らい

特徴

花色:

説明

アメリカ西南部からメキシコが原産のリンドウ科の植物で、薄い花弁が重なり合ってバラのような美しい花形を作ります。白、ピンク、紫、黄色、グリーンなど豊富な色彩があり、一重咲きと八重咲きの品種があります。花弁が薄く繊細に見えますが実は花もちが良く、切り花として1-2週間楽しめます。旧学名のLisianthusは「なめらかな花」という意味のギリシャ語に由来し、現在の学名Eustomaは「美しい口」を意味します。

豆知識

  • 1本で2-4輪の花が咲くためコストパフォーマンスが良い
  • 花弁が薄いのに花持ちが良いのは細胞壁が丈夫なため
  • トゲがないため仏花として重宝される
  • 品種改良により現在では年中出回っている通年花

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • ブーケ
  • フラワーアレンジメント
薬用
  • 伝統的な薬用利用は報告されていません

注意:

食用

食用には適しません

その他
  • ドライフラワー
  • 押し花
  • 園芸教育材料

毒性

症状: 毒性は報告されていません

ヒマワリ (向日葵)

学名: Helianthus annuus
科名: キク科

花言葉

  • あなたを思い続けます
  • 憧れ
  • 愛慕

特徴

花色: レモンイエロー

説明

北アメリカ原産のキク科の一年草で、一般的なヒマワリよりも小輪多花性の品種です。7-11月の長期間にわたって開花し、レモンイエローの花弁とチョコレート色の花芯のコントラストが美しいのが特徴です。分枝性があるため1株から複数の花が咲き、花粉が出ないため室内装飾にも適しています。この品種の特徴として、つぼみをバターで炒めると食用として楽しめることが知られています。一般的なヒマワリと同様に太陽に向かって成長する向日性を持ちます。

豆知識

  • 花粉が出ないため花持ちが良く切り花に最適
  • 分枝系のため一株で長期間楽しめる
  • つぼみが食用になる珍しいヒマワリ品種
  • イタリアで育種された品種で、耐暑性に優れる

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • 切り花
  • コンテナガーデン
薬用
  • 種子から抽出されるオイルに抗酸化作用
  • ビタミンE豊富

注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください

食用
  • つぼみ
  • 種子
その他
  • 種子油の原料
  • 鳥の餌
  • 教育材料

毒性

症状: 毒性は報告されていません(つぼみは食用可能)

ヒオウギ (檜扇)

学名: Iris domestica
科名: アヤメ科

花言葉

  • 誠実
  • 個性美

特徴

花色:

説明

日本、中国、朝鮮半島原産のアヤメ科の多年草で、扇状に広がる厚い葉が檜扇に似ることから名付けられました。夏に直径3-6センチのオレンジ色に赤い斑点のある6弁花を咲かせ、一日花ですが次々と新しい花が開きます。開花後に黒い種子ができ、これは「ヌバタマ(射干玉)」と呼ばれ、古来より黒い色を表す枕詞として和歌に使われました。京都の祇園祭では厄除けの花として飾られる伝統があります。

豆知識

  • 旧学名はBelamcanda chinensisだったが現在はIris属に統合
  • 種子の「ヌバタマ」は万葉集に42回も登場する枕詞
  • 花は朝開いて夕方閉じる典型的な一日花
  • 祇園祭では桔梗と一緒に飾られる伝統がある

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • 鉢植え
  • 切り花
薬用
  • 中国伝統医学で根茎を利用
  • 解熱作用
  • 抗炎症効果

注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください

食用

食用には適しません

その他
  • 染料(種子から黒色)
  • 工芸材料
  • 文学的題材

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 種子, 根茎

症状: 種子や根茎に軽度の毒性があるため、摂取は避けてください

ハイビスカス (仏桑花)

学名: Hibiscus rosa-sinensis
科名: アオイ科

花言葉

  • 勇敢
  • 新しい恋
  • 常に新しい美
  • 繊細な美しさ

特徴

花色:

説明

熱帯アジア原産のアオイ科の常緑低木で、ハワイ州の州花として世界的に有名です。大輪の5弁花は直径10-15センチにもなり、中央から長く突き出した雄ずいが特徴的です。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花ですが、次々と新しい花を咲かせ続けます。赤色のほか、ピンク、黄色、白、オレンジなど7000種類以上の品種があります。温度が適していれば年中開花し、レイ(花の首飾り)の材料としても親しまれています。

豆知識

  • 花の寿命は1日だが温度条件により2日持つこともある
  • 花びらを揉むと石鹸のような泡が出ることから「Shoe Flower」とも呼ばれる
  • 沖縄では地植えすると3メートル以上に成長する
  • 矮化剤処理により市販品は30センチ程度に抑えられている

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 庭木
  • レイ(花の首飾り)
薬用
  • インド伝統医学で利用
  • 抗酸化作用
  • 血圧降下効果

注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください

食用
その他
  • 天然染料
  • 石鹸の泡立て
  • シャンプー

毒性

症状: 毒性は報告されていません(花は食用可能)

アンスリウム (大紅団扇)

学名: Anthurium andreanum
科名: サトイモ科

花言葉

  • 恋にもだえる心
  • 情熱
  • 印象深い
  • 心は燃えている

特徴

花色:

説明

熱帯アメリカから西インド諸島原産のサトイモ科の常緑多年草で、観葉植物として世界的に人気です。光沢のあるハート型の部分は苞(仏炎苞)で、中央の突起部分が本来の花(肉穂花序)です。赤、ピンク、白、緑など色彩豊富で、ハワイでは「Heart of Hawaii」として親しまれています。1970年代に日本で本格的な栽培が始まり、現在では切り花としても人気が高く、風水では運気を上げる植物とされています。

豆知識

  • ハート型の部分は花ではなく葉が変化した苞である
  • ハワイ大学の研究者による品種改良が盛ん
  • 切り花として1-2週間程度楽しめる
  • 風水では恋愛運と金運を上げる植物とされる

利用方法

観賞用
  • 観葉植物
  • 切り花
  • ブーケ
薬用
  • 伝統的な薬用利用は限定的

注意: 樹液に刺激性があるため取り扱い注意

食用

食用には適しません

その他
  • インテリア装飾
  • フラワーアレンジメント
  • 風水アイテム

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草, 樹液

症状: 樹液による皮膚刺激、摂取により口内炎症を起こす可能性があります