文応元年7月16日
日蓮が前執権・北条時頼に『立正安国論』を献進。
1260年8月24日、僧・日蓮が鎌倉幕府の執権・北条時頼に『立正安国論』を献上しました。
1260年8月24日、日蓮は『立正安国論』を著し、鎌倉幕府の有力者である北条時頼に提出しました。
この文書では、国家の安寧には正しい仏法の実践が不可欠であると説かれています。
当時の社会不安や自然災害を背景に、日蓮は仏教の力で国を救う道を訴えました。
『立正安国論』は後の法華経の普及と日蓮宗の確立に大きな影響を与えました。
日蓮の大胆な行動は幕府に警戒され、一時期流罪の危機に瀕することになります。
1260年
文応
7月16日
日蓮
北条時頼
立正安国論