ハイビスカス (仏桑花)

学名: Hibiscus rosa-sinensis
科名: アオイ科

花言葉

  • 繊細な美
  • 新しい恋
  • 勇敢
  • 華やか
  • 艶美

特徴

花色:

説明

ハイビスカスは典型的な熱帯花で、ハワイの州花としても有名です。一般にハイビスカスと言うとブッソウゲやフウリンブッソウゲの交配種を言います。一日花で咲いたらその日のうちに枯れてしまいますが、次々とつぼみをつけて新しい花を咲かせ続けます。赤、黄、白、ピンク、オレンジ、紫、複色などカラーバリエーションも豊富で、花の大きさも小さいものから大きいものまで、その品種数は数えきれないほどです。

豆知識

  • ハイビスカスの花を右耳に飾ると「恋人募集中」、左耳に飾ると「恋人あり」を意味するハワイの伝統がある
  • 世界で最も大きなハイビスカスの花は直径30センチを超える品種が存在する
  • 一日花だが、一株で年間数百個の花を咲かせることができる
  • ハイビスカスティーは美容効果が高いとされビタミンCが豊富に含まれている

利用方法

観賞用
  • 切り花として花瓶に飾る
  • 庭植えで南国風ガーデンを演出
  • 鉢植えでベランダやテラスを彩る
薬用
  • 花はハーブティーとして利用(ローゼル種)
  • 葉は民間療法で外傷治療に使用

注意: 一般的なハイビスカスは食用に適さない種類もあるため注意が必要

食用
  • 花(特定の種類のみ)
  • 種子(油の原料)
その他
  • レイ(花の首飾り)の材料
  • 髪飾りとしての装飾用
  • 染料として赤色の抽出

毒性

症状:

モントブレチア (姫檜扇水仙)

学名: Crocosmia x crocosmiiflora
科名: アヤメ科

花言葉

  • 謙譲の美
  • すてきな思い出
  • 陽気

特徴

花色:

説明

モントブレチアは1879年にフランスで作られた園芸交雑種で、日本には明治時代中期に輸入されました。非常に丈夫で日本では野生化して群生し、海辺から高地まで至る所で見ることができます。夏に鮮やかなオレンジ色の水仙のような花を咲かせ、花もちがよく、二部咲きくらいの花を切花にすれば10日は花を楽しむことができます。強健で乾燥に強く、湿気にも耐え、丈夫で増えやすい性質の球根植物です。

豆知識

  • 名前の由来となったフランスの植物学者モントブレッドは19世紀の著名な研究者だった
  • 日本では野生化が進み、現在では各地で自生している帰化植物となっている
  • 花の香りがサフランに似ていることから「偽サフラン」と呼ばれることもある
  • 切り花の持ちが非常によく、プロの花屋でも重宝される花材の一つ

利用方法

観賞用
  • 切り花として花瓶に長期間飾る
  • 庭植えで夏の花壇を彩る
  • 球根植物として鉢植え栽培
薬用
  • 特に薬用としての利用は一般的ではない

注意: 特に注意すべき毒性はないが、食用ではない

食用

食用ではありません

その他
  • ドライフラワーとして利用
  • 香りを楽しむための乾燥花材

毒性

症状:

トロロアオイ (黄蜀葵)

学名: Abelmoschus manihot
科名: アオイ科

花言葉

  • あなたを信じる
  • 整然とした愛
  • 知られぬ恋

特徴

花色:

説明

トロロアオイは中国原産のアオイ科トロロアオイ属の植物で、別名をハナオクラとも呼ばれます。花期は夏から秋(8-9月)で、花の色は淡黄からやや白に近く、鮮やかな濃紫色の模様を花びらの中心につけます。花の大きさは10センチメートルほどでオクラの倍近い大きさです。一日花で朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちるという特徴があります。茎の高さは1-2メートルになり、葉は長い柄がついて掌状に5-9裂します。

豆知識

  • オクラの花に似ているが葉の形で区別でき、トロロアオイの葉の裂片はオクラより狭い
  • 和紙作りには根の粘液が不可欠で、高級和紙ほど良質なトロロアオイの糊を使用する
  • エディブルフラワーとして近年注目を集め、レストランでも使用されるようになった
  • 一日花だが朝の数時間は非常に美しく、写真撮影の対象としても人気

利用方法

観賞用
  • 大輪の美しい花を楽しむ観賞用
  • 一日花として朝の庭を彩る
  • エディブルガーデンでの栽培
薬用
  • 根は胃炎や咳止めに効果
  • 生薬名は黄蜀葵根として利用
  • 葉や種子も薬用部位として使用

注意: 薬用利用は専門知識が必要なため注意が必要

食用
その他
  • 和紙製造用の糊の原料
  • 根から抽出される粘液を製紙に利用
  • 伝統工芸の重要な材料

毒性

症状: