処暑
国・地域:
日本
二十四節気の1つ。太陽の黄経が150度の時で、暑さが収まり秋に近づく頃とされるが、地方によってはまだ残暑が厳しいこともある。2024年現在は閏年を除く平年でこの日が処暑となる。
二十四節気の1つで、暑さが和らぎ秋の訪れを感じ始める頃。
地域によっては残暑がまだ厳しいこともあります。
二十四節気は太陽の黄経を基準に1年を24等分したもので、このうち処暑は黄経150度の時を指します。
処暑は一般に8月23日頃に当たり、暑さが和らぎ始め秋の気配を感じる頃とされます。
名称の「処」は収まる、鎮まるの意があり、酷暑の終息を願う意味があります。
昔から虫の声を楽しむ行事や、収穫の準備を始める目安として生活に取り入れられてきました。
現代でも季節の節目として暑熱対策や季節の変化を感じるきっかけにされます。
処暑
日本
二十四節気
平年
油の日
国・地域:
日本
油に付いて考えるきっかけの日になることを願い、京都府大山崎町にある離宮八幡宮とカネダ(株)が共同で制定。日付は859年(貞観元年)のこの日、清和天皇の勅命により、九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことから。
油について考えるきっかけの日です。
清和天皇の勅命で宇佐八幡宮が大山崎に遷宮された歴史にも由来します。
油の日は京都府大山崎町の離宮八幡宮とカネダ(株)が制定した記念日です。
制定の由来は859年(貞観元年)の8月23日に清和天皇の勅命で宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことにちなんでいます。
日々の食用油や工業油など、私たちの生活に欠かせない油の重要性を見つめ直す機会とされています。
各地の油料理イベントや講演会が開催され、地元の油産業のPRにもつながっています。
環境面では再生可能油の利用促進や廃油リサイクルの取り組みも紹介されることがあります。
油
日本
京都府
大山崎町
859年
清和天皇
湖池屋ポテトチップスの日
国・地域:
日本
1962年のこの日に「コイケヤポテトチップスのり塩味」を発売したことを記念して湖池屋が制定。
湖池屋のポテトチップス「のり塩味」発売日を記念した日です。
1962年の発売以来、多くの人に愛され続けています。
この記念日は1962年8月23日に湖池屋が初めてポテトチップス「のり塩味」を発売したことを記念しています。
発売当初から独自の味付けとパリッとした食感が評判となり、ポテトチップス市場に新風を吹き込みました。
のり塩味は日本人の好みに合った風味として定番商品へと成長し、ロングセラー商品となっています。
湖池屋では商品のヒットを支えた消費者への感謝を込めて、周年イベントや限定商品を発売することもあります。
ポテトチップスの日を機に、さまざまなフレーバーや地元産素材を使った料理アイデアがSNSで話題になることもあります。
日本
1962年
湖池屋
白虎隊の日
国・地域:
日本
白虎隊は、戊辰戦争時の会津藩で、数え16歳~17歳の藩士子弟で編成された組織。1868年(慶応4年)旧暦8月22日、滝沢本陣に出陣した白虎士中二番隊は、新政府軍の猛攻の前に飯盛山に敗走。そこで燃えている城下を見て、いかに敵と戦うか議論が交わされる。最終的には小隊長の篠田の「誤って敵に捕まって屈辱を受けるようなことがあれば、主君や祖先に対して申し訳ない。この場は潔く自刃して、武士の本分を明らかにするべきだ」という案に皆が納得。旧暦8月23日、隊士らは鶴ヶ城を見て自刃となった。
会津藩の少年兵組織・白虎隊が自刃した日を追悼する記念日です。
戦争の悲劇と少年兵の決断を改めて考える機会となります。
白虎隊は戊辰戦争中、会津藩の16~17歳の藩士子弟で編成された部隊です。
慶応4年(1868年)旧暦8月23日、鶴ヶ城の炎を目の当たりにした隊士たちは自刃を選択しました。
この出来事は戦争の悲劇や若者たちの苦悩を象徴するものとして語り継がれています。
毎年この日に飯盛山や鶴ヶ城では追悼祭が行われ、隊士たちの遺徳を偲びます。
歴史学習の一環として、当時の社会状況や白虎隊の行動について考える教材にも用いられています。
白虎隊
日本
白虎隊
戊辰戦争
会津藩
1868年
飯盛山
鶴ヶ城
一遍忌(遊行忌)
国・地域:
日本
時宗の開祖一遍上人が、正応2年(1289年)8月23日、摂津国兵庫津(神戸市兵庫区)の観音堂(現在の真光寺)で亡くなったことから、忌日法要が行われる。なお、時宗の総本山遊行寺では、明治時代以降は太陽暦の採用により、9月に開山忌が行われている。
時宗の開祖・一遍上人の忌日法要が行われる日です。
正応2年8月23日の逝去を偲び、各地で法要が執り行われます。
一遍上人(1239~1289)は時宗を開いた僧侶で、踊り念仏を広めました。
正応2年(1289年)8月23日に現在の神戸市兵庫区・真光寺で遷化し、その法要が一遍忌と呼ばれます。
遊行寺(総本山清浄光寺)では明治以降、太陽暦に合わせ9月に開山忌が営まれています。
一遍忌では念仏踊りが奉納されるほか、法話や講演会なども行われ、一遍上人の教えを学ぶ機会となります。
全国の時宗寺院で、地域ごとの伝統行事や文化に根ざした法要が行われています。
日本
時宗
一遍
1289年
神戸市
兵庫区
真光寺
遊行寺
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
国・地域:
世界
ユネスコが制定した国際デー。1791年8月22日の夜からこの日にかけて 、フランス植民地のサン=ドマング(現在のハイチ)で、大西洋奴隷貿易廃止の重要なきっかけとなったハイチ革命が始まったことを記念。
UNESCOが制定した、ハイチ革命に由来する国際デーです。
奴隷貿易の廃止運動と人権の尊重を考えるきっかけとなります。
この国際デーは1791年8月22日の夜から8月23日にかけて始まったハイチ革命を記念しています。
ハイチ革命はアフリカ系奴隷たちによる反乱で、大西洋奴隷貿易廃止の重要な契機となりました。
UNESCOは2001年に奴隷貿易とその廃止を記念する日として制定し、国際社会で認知を広めています。
毎年この日には記念行事やシンポジウムが開催され、歴史的教訓や人権問題が議論されます。
教育現場でも多様性尊重や歴史認識を深めるための教材開発が進められています。
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
世界
ユネスコ
国際デー
1791年
サン=ドマング
ハイチ
ハイチ革命
国旗の日
国・地域:
ウクライナ
2004年にウクライナ政府が制定。独立記念日の前日。
ウクライナの国旗を称える記念日で、独立記念日の前日にあたります。
2004年に政府が制定し、国民の愛国心を育みます。
ウクライナ政府は2004年に8月23日を国旗の日と定めました。
この日は独立記念日の前日にあたり、国旗の歴史と象徴性を再確認する機会となります。
多くの公共施設や民間団体が青と黄色の国旗を掲揚し、記念行事を行います。
学校や自治体では旗の由来やデザインについて学ぶ授業が実施されることもあります。
国民の結束と平和への願いを込めて、国内外でウクライナ国旗が掲げられます。
国旗の日
ウクライナ
ブラックリボンデー・欧州連合)
国・地域:
カナダ
1939年の独ソ不可侵条約によりソビエトとナチスドイツによってポーランドが分割、バルト諸国およびルーマニアの一部が併合された。このことにより基本的人権を迫害された犠牲者を追悼するために、2009年に欧州議会がスターリニズムとナチズムの犠牲者追悼の日として制定。カナダでは「ブラックリボンデー」という名称の公式記念日になっている。
スターリニズムとナチズムの犠牲者を追悼する国際デーです。
二度と同じ過ちを繰り返さない誓いを立てる機会となります。
ブラックリボンデーは1939年の独ソ不可侵条約締結とその後の東欧諸国併合を受け、犠牲者を追悼する日です。
2009年に欧州議会が「スターリニズムとナチズムの犠牲者追悼の日」として制定しました。
カナダでも公式にブラックリボンデーとして認定され、国内で追悼式やイベントが行われます。
この日は犠牲者の記憶を風化させず、二度と同じ過ちを繰り返さない誓いを立てる機会です。
オンラインや公共スペースで黒いリボンを身につけて哀悼の意を示すのが慣習となっています。
ブラックリボンデー
英語版
カナダ
欧州連合
1939年
独ソ不可侵条約
欧州議会
スターリニズムとナチズムの犠牲者追悼の日
英語版
ウゥルカナリア(ローマ帝国)
火の神ウゥルカーヌスの祭日。作物や穀物が炎上しやすい真夏、たき火に生きた魚や小動物を投げ込み神をなだめた。
古代ローマの火の神ウゥルカーヌスを祀る祭日です。
真夏の火災や炎の象徴を鎮める儀式が行われました。
ウゥルカナリアは火の神ウゥルカーヌス(Vulcanus)を祝うローマ帝国時代の祭でした。
作物や建物の火災を防ぐため、炎を鎮める儀式として、火に魚や小動物を投じる習慣がありました。
開催日は伝統的に8月23日頃とされ、真夏の猛暑からの防火と豊穣を願う重要な祭祀でした。
市民は神殿に集まり、犠牲物を捧げるとともに祝宴を行い、音楽や舞踏を楽しんだと伝えられます。
現代では遺跡や文献研究を通じて当時の様子が再現されるイベントが開催されることがあります。
ローマ帝国
ウゥルカーヌス
ウクレレの日ハワイ)
国・地域:
アメリカ合衆国
ウクレレが19世紀にポルトガル移民が持ち込んだ楽器が原型とされていることから、1879年にポルトガル人がハワイの移民局に移民登録を行ったこの日を記念日とした。
ウクレレの起源とハワイ定住ポルトガル移民を記念する日です。
1879年の移民登録が由来とされています。
ウクレレは19世紀にポルトガル移民によってハワイにもたらされた弦楽器が原型とされています。
1879年8月23日、移民局に登録したポルトガル人の歴史的エピソードにちなみ、この日をウクレレの日としています。
ウクレレの軽快な音色はハワイ文化の象徴となり、観光や音楽シーンで世界的に人気を集めました。
毎年この日にはハワイ各地でコンサートやワークショップが開催され、演奏交流やコンテストも行われます。
初心者向けのレッスン会が開かれ、ウクレレを通じた地域コミュニティの活性化が図られています。
ウクレレ
アメリカ合衆国
野球の日
国・地域:
韓国
2008年のこの日、北京オリンピックの野球競技で韓国代表チームが優勝したのを記念し、韓国野球委員会が制定。
2008年北京オリンピックで韓国代表が金メダルを獲得したことを記念し、韓国野球委員会が制定した記念日。
毎年8月23日には野球の魅力と歴史を振り返るイベントが開催されます。
野球の日は、2008年8月23日に北京オリンピックの野球競技で韓国代表チームが金メダルを獲得したことを記念して制定された。
制定者は韓国野球委員会であり、野球の普及と発展を目的としている。
この日には各地で記念試合や野球教室が開催され、子どもから大人まで野球を楽しむイベントが行われる。
韓国ではプロ野球チームが特別企画を実施したり、歴代の名場面を振り返る特集番組が放送されたりする。
近年は野球の日を通じて地域の草野球や社会人野球でも交流イベントが活発化している。
また、野球の戦略や歴史を学ぶセミナーやトークショーも開催され、愛好者同士のコミュニティが深まる機会となっている。
野球
韓国
2008年
北京オリンピックの野球競技
韓国代表チーム
韓国野球委員会