1614年
フローニンゲン大学が創立。
1614年、オランダのフローニンゲンに高等教育機関が創立され、後の名門大学となりました。
1614年8月23日、オランダ北部の都市フローニンゲンでフローニンゲン大学が設立されました。
創設はネーデルランド連邦共和国の政治家ヤン・ファン・オデンバーネフェルトらの支援を受けて実現し、ラテン語名である「Academia Groningana」の称号が与えられました。
当初は神学と法学を中心に開講され、後に医学、哲学、理学などの学部が加わりました。
近代以降、同大学はオランダ有数の研究大学として発展し、多くの著名学者や卒業生を輩出しています。
現在に至るまで国際的な研究・教育活動を行い、グローバルな学術拠点となっています。
1614年
フローニンゲン大学
1927年
サッコ・ヴァンゼッティ事件:アメリカで、強盗殺人の罪でイタリア移民のニコラ・サッコとバルトロメオ・ヴァンゼッティの死刑を執行。
アメリカでイタリア移民ニコラ・サッコとバルトロメオ・ヴァンゼッティの死刑が執行されました。
イタリア出身の移民、サッコとヴァンゼッティは1920年にマサチューセッツ州で発生した強盗殺人事件の容疑で逮捕されました。
人種差別や政治的偏見の影響下での不当判決との批判が国内外で高まり、世界的な抗議運動が展開されました。
しかし1927年8月23日に死刑が執行され、不正義の象徴として後世に語り継がれています。
1927年
サッコ・ヴァンゼッティ事件
1944年
第二次世界大戦:日本で、学徒勤労令・女子挺身勤労令が公布・施行。
日本で学徒勤労令と女子挺身勤労令が公布・施行され、戦時動員が拡大しました。
1944年8月23日、日本政府は学生や女性を労働力として動員する学徒勤労令と女子挺身勤労令を公布・施行しました。
学徒勤労令では大学生や高校生、専門学校生らが工場や農村に動員され、女子挺身勤労令では若年女性が軍需工場などでの就労を義務付けられました。
戦況激化に伴い国内労働力不足を補うための政策であり、国民生活に大きな影響を与えました。
学徒勤労令
女子挺身勤労令
1973年
ストックホルムで銀行立てこもり事件発生、犯罪被害者が犯人に過度の同情や共感をよせる現象を意味するストックホルム症候群という呼称の由来となる。
1973年8月23日、ストックホルムで銀行立てこもり事件が発生し、「ストックホルム症候群」と呼ばれる現象の由来となった。
1973年8月23日、スウェーデン・ストックホルムの銀行で強盗犯が人質を取る立てこもり事件が発生。
犯人は6日間にわたり人質を拘束し、銃を手放さなかった。
事件中、人質が犯人に同情や庇護を求める異常行動を示した。
この心理現象は後に「ストックホルム症候群」と名付けられ、人質事件研究の標準事例となった。
解放後も人質が犯人をかばう発言を続け、多くの注目を集めた。
以後、危機交渉や精神医学の分野で重要な概念として扱われている。
ストックホルム
犯罪被害者
犯人
ストックホルム症候群
1976年
安楽死国際会議が東京で開催。翌日、安楽死の権利の保有をうたった「東京宣言」を採択。
1976年8月23日、東京で安楽死国際会議が開催され、翌日に安楽死の権利をうたう「東京宣言」が採択された。
1976年8月23日から24日にかけて、東京で初めての安楽死国際会議が開催されました。
会議には欧米を中心とした医師や学者、倫理学者らが参加し、安楽死の法的・倫理的側面について議論を重ねました。
翌日には個人の尊厳と自己決定権に基づき、安楽死の権利保有を明記した「東京宣言」が採択されました。
この宣言は世界各地での安楽死・尊厳死運動に大きな影響を与え、一部の国で関連法制の検討が進む契機となりました。
現在も生命倫理の重要なマイルストーンとして参照されています。
1976年
安楽死
2020年
アメリカ合衆国ウィスコンシン州で黒人男性が警察官に銃撃されるジェイコブ・ブレークへの銃撃事件が発生。アメリカのプロスポーツ界で事件に抗議するためのボイコットが相次いだ。
2020年、米ウィスコンシン州で黒人男性ジェイコブ・ブレークが警察官に銃撃され、米プロスポーツ界で抗議のボイコットが相次いだ。
2020年8月23日、ウィスコンシン州ケノーシャで黒人男性ジェイコブ・ブレークが背後から警察官に7発撃たれ重傷を負った。
胸部や背中を撃たれた映像が全米に拡散され、警察の暴力問題が再び注目を集めた。
事件を受けてNBA、MLB、NFLなど複数のプロスポーツリーグが試合のボイコットを決行。
アスリートやチームが人種差別抗議運動「Black Lives Matter」への連帯を示し、社会全体の議論を促した。
以降も警察改革や人種正義を求める声が高まり、米国の人種問題を浮き彫りにした出来事とされる。
2020年
ジェイコブ・ブレークへの銃撃事件