08月23日の命日 - 政治家・指導者

634年

アブー・バクル

(573 - 634)

初代正統カリフ

イスラム暦における正統カリフの第1代目としてムハンマドの後継者に選ばれ、イスラム共同体を統一した。

573年ごろ、メッカ近郊のタイフで生まれる。ムハンマドと深い信頼関係を築き、632年の預言者没後に初代正統カリフに選出された。反乱勢力を鎮圧し、アラビア半島の統一に成功。行政・軍事両面で指導力を発揮し、新たなイスラム国家の基礎を築いた。 634年にメディナで死去した。

634年アブー・バクル正統カリフ 573年

延暦15年7月16日

藤原継縄

(727 - 796)

公卿

奈良時代の公卿で、藤原北家の一員として朝廷に仕えた貴族。

727年に藤原北家の一門として生まれる。翰林学士や侍従などに任じられ朝廷の政務に携わった。延暦時代には内舎人親王の秘書を務め、朝廷内で一定の影響力を保持した。公卿として位階を重ねながら、貴族社会の中で政治的役割を果たした。 796年に没し、その業績は後世の文献で断片的に伝えられている。

796年延暦 7月16日藤原継縄公卿 727年

安元2年7月17日

六条天皇

(1164 - 1176)

第79代天皇

平安時代後期の第79代天皇。幼少で即位し、短い治世を終えた。

1164年に鳥羽天皇の第三皇子として生まれる。 1165年に僅か1歳で即位し、六条天皇と称された。在位中は院政と法皇たちの権力闘争に巻き込まれ、実権を持てなかった。 1168年に退位し、親王として落飾後は隠遁生活を送った。 1176年、12歳で崩御した。

1176年安元 7月17日六条天皇天皇 1164年

1387年

オーロフ2世

(1370 - 1387)

デンマーク・ノルウェー王

デンマークとノルウェーの王として同君連合を確立し、スカンディナヴィア統合を推進した。

1370年に生まれ、父ヴェンセンスの死去に伴いデンマーク王位を継承。 1380年にはノルウェー王も兼ねて同君連合を成立させた。治世中は王権強化と領土安定に努めた。教会との関係を調整しつつ国内統治を進め、海上交通を整備した。 1387年、政敵によって暗殺され、その死をきっかけに混乱が生じた。

1387年オーロフ2世デンマークノルウェー王 1370年

1628年

ジョージ・ヴィリアーズ

(1592 - 1628)

バッキンガム公

ジェームズ1世の寵愛を受けたイングランドの公爵で、宮廷政治に大きな影響を持った。

1592年にヴィリアーズ侯爵家に生まれ、若くして宮廷に登用される。 1616年にバッキンガム公爵に叙せられ、イングランド政治の中心人物となる。王の寵臣として多くの権勢を振るい、賄賂や陰謀に関与したとされる。彼の生涯はシェイクスピアなどの劇作家にも題材とされた。 1628年、反発を招いた末に暗殺され、その劇的な最期は文学や演劇の題材となった。

1628年ジョージ・ヴィリアーズバッキンガム公 1592年

1892年

デオドロ・ダ・フォンセカ

(1827 - 1892)

初代ブラジル大統領

ブラジル共和国の初代大統領。帝政廃止を主導し共和国樹立の立役者となった。

デオドロ・ダ・フォンセカは1827年にブラジルで生まれた軍人兼政治家。1889年に帝政を打倒してクーデターを主導し、ブラジル共和国の成立を実現した。初代大統領として共和制の基盤を築き、憲法制定や行政改革を進めた。1891年に辞任後も影響力を保ち、政治の安定に寄与した。1892年に死去し、共和国の父と称えられている。

1892年デオドロ・ダ・フォンセカブラジル大統領 1827年

1900年

黒田清隆

(1840 - 1900)

政治家、第2代内閣総理大臣

政治家第2代内閣総理大臣

明治時代の政治家、第2代内閣総理大臣。北海道開拓や殖産興業に尽力した。

黒田清隆は1840年に長州藩士の家に生まれた。維新後は陸軍中将として北海道開拓使の長官に就任し、開拓事業を推進した。1888年には第2代内閣総理大臣に就任し、鉄道建設や財政改革を進めた。また外交面でも露仏関係の調整を行い、国際的地位の向上に寄与した。1900年に死去し、近代日本の礎を築いた人物と評価されている。

1900年黒田清隆内閣総理大臣 1840年

1944年

アブデュルメジト2世

(1868 - 1944)

オスマン家最後のカリフ

オスマン帝国の最後のカリフとして歴史を閉じた人物です。1924年のカリフ制廃止後は亡命生活を送りました。

1868年にオスマン帝国イスタンブールで生まれたアブデュルメジト2世は、スルタンアブデュルハミト2世の弟の息子として誕生しました。1922年に最後のオスマン皇帝ムスタファ・ケマル・アタテュルクの権力掌握後、カリフ位を継承しましたが、1924年のトルコ共和国成立に伴うカリフ制廃止で地位を失い国外へ追放されました。その後はフランスなどで亡命生活を送り、オスマン家最後のカリフとして歴史に記憶される存在となりました。1944年にフランスで没し、カリフ制の終焉を象徴する人物として知られています。

1944年アブデュルメジト2世オスマン家カリフ 1868年

1985年

丹羽久章

(1914 - 1985)

政治家

丹羽久章 1914年

1992年

北條秀一

(1904 - 1992)

実業家、政治家、郷土史家、元引揚者団体全国連合会理事長

実業家政治家郷土史家元引揚者団体全国連合会理事長

実業家・政治家として活躍し、引揚者支援や郷土史研究に尽力した日本の文化人。

北條秀一（1904-1992）は日本の実業家・政治家・郷土史家。引揚者団体全国連合会理事長を務め、海外から帰国した引揚者の生活支援と社会復帰を指導した。能代市長として地域振興や都市整備に貢献し、市民サービスの向上に努めた。郷土史研究にも熱心で、地域の歴史資料を収集・編纂し多数の著作を残した。実業界、政治、学術の三分野で幅広い功績を残した人物である。

1992年北條秀一引揚者団体全国連合会 1904年

1997年

西村節朗

(1908 - 1997)

政治家、元秋田県能代市長

政治家元秋田県能代市長

秋田県能代市長を務めた日本の政治家。地域発展に尽力した。

西村節朗（1908-1997）は日本の政治家。能代市長として市政を担当し、インフラ整備や教育環境の充実に注力した。市民参加型の施策を推進し、地域コミュニティの活性化を図った。地方議会や自治体間連携にも関与し、広域的視野で行政運営を展開した。退任後も地元の発展を支援し続けた。

1997年西村節朗秋田県能代市 1908年

2004年

岡野裕

(1927 - 2004)

政治家、第63代労働大臣

政治家第63代労働大臣

戦後の日本労働行政を担った政治家。第63代労働大臣として政策を主導した。

1927年生まれ。衆議院議員を複数期務めた。第63代労働大臣として労働行政を主導し、雇用対策や労働条件の改善に努めた。政策立案や調整において国会内外で存在感を発揮。退任後も労働問題に関する議論に関与。 2004年に死去。

2004年岡野裕労働大臣 1927年