08月21日

出来事 - 戦争・紛争

1831年

米バージニア州サウサンプトン郡で、ナット・ターナー率いる奴隷の反乱が勃発。50人以上の白人が殺害される（ナット・ターナーの反乱）。

ナット・ターナー率いる黒人奴隷の反乱がバージニア州で発生し、多数の白人農場主らが殺害された。
1831年8月21日、バージニア州サウサンプトン郡で奴隷ナット・ターナーが指導する反乱が勃発した。 反乱軍はプランテーションを襲撃し、50人以上の白人を殺害して一時的に地域を制圧した。 この事件は南部社会に衝撃を与え、奴隷制維持派による取り締まり強化を招いた。 ナット・ターナーは後に逮捕・処刑されたが、彼の行動は奴隷制反対運動の象徴として語り継がれている。 反乱後、法整備が進み南部の黒人監視体制が一層厳格化された。
1831年 バージニア州 サウサンプトン郡 ナット・ターナー ナット・ターナーの反乱 英語版
1942年

第二次世界大戦・ガダルカナル島の戦い: イル川渡河戦（テナルの戦い）

ガダルカナル島の戦いにおけるイル川渡河戦で、日米両軍が激しい攻防を展開した。
1942年8月21日、ガダルカナル島の戦いにおけるイル川渡河戦（テナルの戦い）が行われました。夜間に日本軍が米海兵隊陣地へ襲撃を仕掛け、激しい白兵戦となりました。米軍は防御陣地を死守し、反撃によって日本軍の攻勢を退けることに成功しました。この戦闘は米海兵隊にとって初の大規模地上戦勝利とされ、士気向上と太平洋戦線の転換点の一つとなりました。多数の死傷者を出しつつも、ガダルカナル攻略の戦局に大きな影響を与えました。
1942年 第二次世界大戦 ガダルカナル島の戦い イル川渡河戦
1976年

ポプラ事件: 国連軍がポール・バニアン作戦を実施。

国連軍がポール・バニアン作戦を実施し、板門店周辺の警備を強化しました。
1976年8月21日、ポプラの木を巡るトラブル（ポプラ事件）を受けて国連軍はポール・バニアン作戦を決行しました。 作戦では軍事力を背景にして高さの低いポプラの木を伐採し、安全な監視体制を確立。 数千人規模の兵力とヘリコプターが動員され、北朝鮮側との衝突を回避しつつ実施されました。 この作戦は冷戦下の朝鮮半島における緊張状態を映し出す出来事です。 以後、板門店地域の軍事的プレゼンスと抑止力強化に大きく寄与しました。
1976年 ポプラ事件 ポール・バニアン作戦
2004年

チェチェン共和国首都グロズヌイにおいて、チェチェン独立派テロリストが同年8月29日実施予定の大統領選挙に反対し、投票所や警察署を襲撃する。治安部隊・武装勢力合わせて60人以上が死亡。

グロズヌイでチェチェン独立派が投票所などを襲撃し、60人以上が死亡。
2004年8月21日、チェチェン共和国の首都グロズヌイで独立派武装勢力による襲撃が発生しました。 彼らは同年8月29日に予定されていたチェチェン大統領選挙への反対を目的に、投票所や警察署を攻撃。 攻撃とこれに対する治安部隊の鎮圧で、少なくとも60人以上の死傷者が報告されました。 この事件は第二次チェチェン紛争の激化を示すもので、地域の不安定化を一層深刻化させました。 国際社会からは両者に対し武力行使の自制と平和的解決の呼びかけが行われました。
チェチェン共和国 グロズヌイ チェチェン