1165年

フィリップ2世

(1165 - 1223)

フランス王

フランス王
カペー朝のフランス王(在位: 1180~1223)。王権を強化し、領土拡大を実現した名君。
1165年に生まれ、1180年に即位。 リチャード1世や神聖ローマ皇帝と対立しながらも、フランスの中央集権化を推進。 第三回十字軍には間接的に関与し、聖地奪回を支援。 法整備や税制改革を行い、王権の基盤を確立。 その治世は尊厳王(le Roi Très-Chrétien)の称号でも知られる。
1165年 フィリップ2世 フランス 1223年
天文4年7月23日

島津義弘

(1535 - 1619)

戦国大名

戦国大名
薩摩藩を治めた戦国大名。度重なる合戦で指導力を発揮し、最晩年まで勢力を保った。
1535年に薩摩国で生まれる。 島津氏の分家を率い、九州各地で勢力を拡大。 豊臣秀吉の九州平定にも参陣し、戦功を挙げる。 関ヶ原の戦いでは西軍に属し、有名な「沖田畷の戦い」で奮戦。 戦後も帰国し、領国経営に努めて長寿を全うした。 1619年に逝去。
1535年 天文 7月23日 島津義弘 戦国大名 1619年
1567年

フランシスコ・サレジオ

(1567 - 1622)

カトリック教会・聖公会の聖人

カトリック教会・聖公会の聖人
カトリック教会の聖職者で聖人。敬虔な生活指導書を著し、信徒の精神的導師として尊崇された。
1567年にフランスで生まれる。 ジュネーヴ司教座司教として信仰改革に努める。 『敬虔な生涯への導き』など多くの宗教著作を執筆。 ヴィジタン会を共同創設し、女子教育と福祉活動を推進。 1622年に列聖され、教会史における霊性神学の先駆者とされる。 聖フランシスコ・サレジオとしてカトリックと聖公会で記憶される。
1567年 フランシスコ・サレジオ カトリック教会 聖公会 聖人 1622年
1643年

アフォンソ6世

(1643 - 1683)

ポルトガル王

ポルトガル王
ポルトガル王(在位: 1656~1683)。絶対王政の時代に国内の復興と安定化を図った君主。
1643年、ジョアン4世の長男として生まれる。 1656年に王位を継承し、王権強化を推進。 スペインとの休戦と条約締結により、国土回復を確実にする。 宮廷文化を奨励し、建築や芸術の振興に貢献。 財政改革を実施する一方、貴族の特権制限にも着手。 1683年に崩御し、その後のポルトガル王権の土台を築いた。
1643年 アフォンソ6世 ポルトガル王 1683年
1665年

ジャコーモ・フィリッポ・マラルディ

(1665 - 1729)

天文学者

天文学者
イタリアの天文学者。17世紀の観測技術発展に貢献し、恒星や彗星の研究で知られる。
1665年にイタリアで生まれる。 ボローニャ大学で天文学を学び、観測機器の改良に取り組む。 彗星の軌道解析や月の詳細なスケッチで評価を得る。 天体望遠鏡の光学系改善にも携わり、観測精度を向上。 複数の論文を発表し、ヨーロッパの学術雑誌で注目される。 1729年に没し、天文研究の発展に貢献した。
1665年 ジャコーモ・フィリッポ・マラルディ 天文学者 1729年
1670年

ジェームズ・フィッツジェームズ

(1670 - 1734)

軍人

軍人
イギリスの軍人。大陸戦争で活躍し、軍事戦略や防衛工事に精通した将官。
1670年に生まれ、イギリス軍に入隊。 スペイン継承戦争やイタリア戦線で指揮を執る。 ランドガード砦の守備を託され、防衛工事を指導。 野戦と籠城の双方で戦術的手腕を発揮。 政界との繋がりも持ち、軍事改革に関与。 1734年に没し、その功績は軍事書にも記される。
1670年 ジェームズ・フィッツジェームズ 軍人 1734年
享保2年7月15日

醍醐経胤

(1717 - 1781)

公卿

公卿
江戸時代中期の公卿。宮中儀式を管理し、朝廷政治の維持に尽力した。
1717年に公家の名門・醍醐家に生まれる。 若年より宮廷に仕え、宴会や儀礼を担当。 儀式作法や烏帽子親制度の整備に寄与。 後期には正二位に昇進し、朝政に参与。 和歌や蹴鞠など文化活動にも関心を示す。 1781年に世を去り、宮廷文化の継承に功績を残した。
1717年 享保 7月15日 醍醐経胤 公卿 1781年
1725年

ジャン=バティスト・グルーズ

(1725 - 1805)

画家

画家
18世紀フランスの画家。家庭的で感情豊かな肖像画と物語絵画で名声を得た。
1725年にフランス・トロワで生まれる。 パリで修業し、初期は宗教画を手がける。 やがて家族の情景や道徳的寓意を描くジャンル絵画に注力。 作品は市民階級に共感を呼び、博覧会で高い評価を得る。 ロココから新古典主義への過渡期に独自のスタイルを確立。 1805年に没し、その感情表現は後世に影響を与えた。
1725年 ジャン=バティスト・グルーズ 画家 1805年
1735年

トバイアス・フルノー

(1735 - 1781)

航海者、海軍将校

航海者 海軍将校
イギリスの航海者・海軍将校。キャプテン・クックの遠征に同行し、タスマニアを探検。
1735年にイギリスで生まれる。 1772年~1775年のクック二度航海に副長として参加。 タスマニア島南岸を調査し、アドベンチャー湾を命名。 独立して探検航海を行い、太平洋島嶼を測量。 帰国後は海軍将校として後進の育成に努める。 1781年に没し、航海術の発展に貢献した。
1735年 トバイアス・フルノー 1781年
1754年

ウィリアム・マードック

(1754 - 1839)

技術者、発明家

技術者 発明家
スコットランド生まれの技術者・発明家。初期のガス照明と蒸気機関改良で知られる。
1754年にスコットランドで生まれる。 ジェームズ・ワットに師事し、蒸気機関の改良に参加。 1792年に自宅で世界初のガス照明実験を成功させる。 鉱山や工場へのガス灯導入を推進し、産業革命を支える。 遠隔操作模型や初期の内燃機関開発にも取り組む。 1839年に没し、近代技術の基礎を築いた。
1754年 ウィリアム・マードック 技術者 発明家 1839年
明和元年7月24日

伊東長寛

(1764 - 1850)

備中国岡田藩主

備中国岡田藩主
江戸時代中期の備中国岡田藩主。藩政改革や産業振興に取り組み、領民の生活安定に努めた。
1764年に生まれ、伊東氏一門の出身として家督を継ぐ。 備中国岡田藩主として藩政を担い、領民の生活安定と藩の財政基盤強化に努めた。 産業振興や教育支援にも力を注いだと伝えられる。 幕末の動乱を前に、晩年まで治政に尽力。 1850年に没した。
1764年 明和 7月24日 伊東長寛 備中国 岡田藩 1850年
1765年

ウィリアム4世

(1765 - 1837)

イギリス王

イギリス王
イギリス王(1830-1837)。ジョージ3世の弟として生まれ、“航海王”の異名をもち、海軍勤務を経て王位に就いた。
1765年にジョージ3世とシャーロットの息子として生まれる。 若くして英海軍に入隊し、その航海技術から“航海王”と呼ばれた。 1830年に兄ジョージ4世の死去により即位し、第一回選挙法改革を承認。 中産階級への選挙権拡大に寄与し、近代英国の礎を築いた。 1837年に崩御した。
1765年 ウィリアム4世 イギリス 1837年