08月20日

出来事 - 科学・技術

1920年

世界初の商業ラジオ局WWJがデトロイトに開設。

世界初の商業ラジオ局WWJがデトロイトで開局し、放送産業の幕開けとなった。
1920年8月20日、アメリカ・ミシガン州デトロイトで初の商業ラジオ局WWJが開設されました。 WWJはニュースや音楽番組を定期放送し、ラジオの有料広告モデルを確立しました。 それまで政府や実験的放送が中心だった無線通信に商業的価値を導入した画期的な出来事でした。 放送局開局はメディア産業の新時代を告げ、各地でラジオ局設立ラッシュを引き起こしました。 ラジオは大衆文化の形成や情報伝達手段として社会に深く浸透していきました。
ラジオ WWJ 英語版 デトロイト
1961年

多摩川の河原にてアキシマクジラの化石が発見される。

東京都多摩川河原で新種クジラ『アキシマクジラ』の化石が発見され、日本の古生物学史に名を刻みました。
1961年8月20日、多摩川河原でクジラの骨格化石が発見されました。 その後の調査で新種アキシマクジラと命名され、日本で初めて確認されたクジラ化石となりました。 発見は東京近郊の化石産地として注目を集め、地域の地質学研究を促進しました。 化石は大学の博物館等で保存・展示され、教育や学術研究に活用されています。 この発見は日本の古生物学史における重要な一歩となりました。
1961年 多摩川 アキシマクジラ
1975年

アメリカの火星探査機「バイキング1号」打ち上げ。

アメリカの火星探査機バイキング1号が打ち上げられ、火星探査の新時代を切り開きました。
1975年8月20日、NASAの火星探査機バイキング1号が打ち上げられました。 約10ヵ月の飛行を経て1976年6月に火星周回軌道に到達し、同年7月には着陸に成功しました。 着陸機は火星表面の高解像度画像を初めて地球へ送信し、火星探査の歴史に革命をもたらしました。 また、大気や土壌のサンプル分析を実施し、火星環境の理解に大きく貢献しました。 バイキング計画は後続の探査ミッションに多大な影響を与えた重要なプロジェクトです。
1975年 アメリカ 火星 バイキング1号
1977年

アメリカの惑星探査機「ボイジャー2号」打ち上げ。

NASAの惑星探査機ボイジャー2号がケープカナベラルから打ち上げられた日。
・NASAの惑星探査機ボイジャー2号がケープカナベラルから打ち上げられた。 ・探査機は木星、土星、天王星、海王星を順次訪れた。 ・世界で初めて天王星と海王星に接近した探査機である。 ・現在も地球から最も遠い人工物として宇宙空間を航行している。 ・ボイジャー計画は太陽系外探査の礎を築いた歴史的ミッションである。
1977年 ボイジャー2号