世界人道デー
2003年8月19日にイラクの首都バグダッドで22名がいのちを落とした国連事務所爆破事件を機に制定された。世界各地で人道支援活動を続ける人々に捧げられる日であるとともに、職務の最中に亡くなった人々を偲び、また人道支援の精神を全世界をあげて尊ぶ日。
人道支援活動に従事する人々や、職務中に犠牲となった支援要員を追悼し、人道支援の重要性を訴える国連の記念日です。
2003年8月19日、イラク・バグダッドの国連事務所爆破事件をきっかけに、22名の支援要員が命を奪われたことを受けて制定されました。
2008年の国連総会で正式に「世界人道デー」として採択され、翌2009年から毎年8月19日に記念行事が行われています。
被災地や紛争地域で活動する人道支援者への敬意を示し、職務中に犠牲となった人々を追悼する機会となっています。
同時に、世界中で人道支援の必要性や課題を広く啓発し、寄付やボランティア参加を呼びかける日でもあります。
SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、平和と人道の精神を再確認する意義深い日です。
世界人道デー
主の顕栄祭(ユリウス暦を使用する正教会)
正教会でイエス・キリストの聖変容を祝う伝統的な宗教行事です(ユリウス暦8月6日に相当)。
聖書のタボル山でのエピソードを起源とし、イエス・キリストが弟子たちの前でその姿を光り輝く姿に変容させた奇跡を記念します。
ユリウス暦の8月6日がグレゴリオ暦の8月19日に相当するため、主にギリシャ正教など東方正教会でこの日に祝われます。
教会では特別な礼拝や聖体礼儀が行われ、信徒は果実の祝福や聖水の祝福を受ける伝統があります。
アイコン(聖像)やフレスコ画には、光り輝くキリストとともにモーセやエリヤが描かれることが多いです。
信徒にとって、神の栄光と神秘を深く味わう重要な祝祭とされています。
主の顕栄祭
ユリウス暦
正教会
独立記念日
国・地域:
アフガニスタン
1919年のこの日、ラワルピンディ条約によりアフガニスタンがイギリスより独立したことを記念する祝日。
1919年8月19日にラワルピンディ条約でイギリスからの独立を達成したことを祝う国の祝日です。
第一次アフガニスタン戦争終結後、1919年8月19日に締結されたラワルピンディ条約により、アフガニスタンがイギリスの保護国から独立を回復しました。
当時のアマヌッラー・ハーン国王の指導のもと、国家の完全主権が確立される歴史的な節目となりました。
この日はアフガニスタン全土でパレードや式典が行われ、国旗掲揚や祝賀演説が実施されます。
独立闘争で命を落とした人々への追悼と、国家統一と発展への誓いを新たにする機会ともなっています。
国民的な団結と自由への願いを象徴する重要な祝日です。
独立記念日
英語版
アフガニスタン
1919年
ラワルピンディ条約
英語版
イギリス
航空の日
国・地域:
アメリカ合衆国
ライト兄弟の弟、オーヴィル・ライトの1867年の誕生日を記念してフランクリン・ルーズベルト大統領が1939年に制定したアメリカ合衆国の記念日。
オーヴィル・ライトの誕生日を祝し、航空技術の発展と飛行の魅力を称える日です。
1939年、フランクリン・ルーズベルト大統領はライト兄弟の弟オーヴィル・ライトの1867年生まれの誕生日である8月19日を「航空の日」として制定しました。
以降、航空の歴史や技術革新をたたえ、飛行機の未来に向けた関心を高めるきっかけとなっています。
アメリカ各地でエアショーや航空博物館の特別展示、教育プログラムなどが開催され、一般市民も気軽に飛行の魅力に触れることができます。
航空業界では、若手エンジニアやパイロットを育成するイベントが行われるほか、民間および軍用航空の功績が紹介されます。
空の旅と技術の進歩を支えた先人への敬意を示す記念日として親しまれています。
航空の日
英語版
アメリカ合衆国
ライト兄弟
1867年
フランクリン・ルーズベルト
医師の日
国・地域:
中華人民共和国
中国で医師の献身的な働きと医療発展への貢献を称える記念日です。
中国国内で医師の専門職としての責任や功績をたたえるために制定された日です。
医療現場で働く医師への感謝の意を表し、健康と医療サービスの重要性を広く啓発する機会となっています。
病院や医師会では記念講演や表彰式が行われ、最新医療技術の展示や研修が実施されます。
患者や地域住民と医師が交流するイベントを通じて、医療の信頼関係を深める取り組みが行われます。
より良い医療環境の構築や地域医療の充実を目指す活動を促す意義深い日です。
医師
中華人民共和国
俳句の日、俳句記念日
国・地域:
日本
8月19日の「819」が「はいく」と読めることから。京都教育大学教授で正岡子規研究家の俳人・坪内稔典が提唱。夏休み中の子供達に、俳句に親しんで興味を持ってもらうために、毎年イベントを行っている。また、俳句作家の上野貴子が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」はこの日を『俳句記念日』としており、こちらは日本記念日協会により記念日に認定されている。
「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせで、俳句に親しむ機会を広める日です。
京都教育大学の坪内稔典教授が、数字の語呂合わせから8月19日を俳句の日として提唱しました。
夏休み期間中、子供たちに俳句を身近に感じてもらうためにワークショップやイベントが各地で開催されます。
俳句作家の上野貴子が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」による『俳句記念日』は、日本記念日協会に正式認定されています。
一般の愛好者や学校関係者も俳句コンテストや句会を開き、短い詩の美しさや季節感を楽しみます。
日本の伝統詩である俳句の魅力を再発見し、文化交流を深めるきっかけとなる日です。
俳句
日本
京都教育大学
正岡子規
坪内稔典
バイクの日
国・地域:
日本
8月19日の「819」が「バイク」と読めることから。総務省交通安全対策室が1989年に制定。
「8(バ)1(イ)9(ク)」の語呂合わせで、バイクの楽しさと交通安全を呼びかける日です。
1989年、総務省交通安全対策室が「819(バイク)」の語呂合わせから制定しました。
ライダーのマナー向上や交通安全意識の啓発を目的に、全国各地でイベントやキャンペーンが実施されます。
バイク試乗会や安全講習会、展示会などが開催され、初心者からベテランまで楽しめる内容となっています。
自治体やバイクメーカーも協力し、ツーリングイベントや交通安全啓発グッズの配布が行われます。
ライディングの楽しさと周囲への配慮を両立し、安全なバイクライフを推進する日です。
バイク
日本
総務省
1989年
ハイキュー!!の日
国・地域:
日本
週刊少年ジャンプ連載中の古舘春一の漫画『ハイキュー!!』にちなんだ記念日。「8(ハ)1(イ)9(キュー)」の語呂合わせからきている。2015年秋のアニメ続編放送と劇場版放映記念に『ハイキュー!! セカンドシーズン』製作委員会の名義で、日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録された。
人気漫画『ハイキュー!!』の語呂合わせから制定された、バレーボール漫画を祝う記念日です。
週刊少年ジャンプ連載の古舘春一による人気漫画『ハイキュー!!』のタイトルにちなみ、「8(ハ)1(イ)9(キュー)」の語呂合わせで制定されました。
2015年秋にアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』と劇場版の放映を記念して、日本記念日協会に登録されました。
ファンイベントやコラボカフェ、関連グッズの発売など、さまざまな企画が全国で行われます。
声優による舞台挨拶やオンライン上映会、コスプレ大会なども開催され、ファン同士の交流が盛り上がります。
漫画とアニメを通じて青春やチームワークの魅力を再確認する特別な日です。
ハイキュー!!
日本
週刊少年ジャンプ
古舘春一