1940年

新協劇団・新築地劇団が大弾圧を受け、団員や後援会関係者が検挙、劇団が解散させられる。

新協劇団・新築地劇団が政府の大弾圧により解散させられた日です。
1940年、戦時体制強化の一環として文化活動への監視・弾圧が激化しました。 新協劇団と新築地劇団は検閲や警察の摘発を受け、多数の団員や後援会関係者が検挙されました。 当局は演劇が国策に反すると見なして劇団の解散を命じ、活動は強制的に停止されました。 これにより多くの俳優やスタッフは損害を被り、戦後まで劇団は再建されることはありませんでした。 この出来事は戦時下の表現の自由抑圧を象徴するものとして、今日も日本演劇史の重要な教訓とされています。
1940年 新協劇団 新築地劇団
1961年

NHKのバラエティ番組『夢であいましょう』にて、『上を向いて歩こう』がテレビ初披露。

NHK番組『夢であいましょう』で坂本九の『上を向いて歩こう』がテレビ初披露されました。
1961年8月19日、NHKの人気バラエティ番組『夢であいましょう』にて、坂本九の新曲『上を向いて歩こう』が初披露されました。 番組での生演奏は視聴者の注目を集め、明るいメロディと前向きな歌詞が大きな反響を呼びました。 この曲は後に『スキヤキ』のタイトルで海外でもヒットし、日本の歌謡曲の世界進出を象徴しました。 放送直後からシングルのセールスが急増し、坂本九の代表曲として不朽の名曲となりました。 テレビでの初披露は日本音楽史における重要なマイルストーンとなりました。
NHK バラエティ番組 夢であいましょう 上を向いて歩こう
1963年

日本の映画会社大手5社が映画のテレビ放映制限を撤廃。

大手映画会社5社がテレビ放映制限を撤廃し、テレビでの映画放映が解禁されました。
1963年8月19日、日本の大手映画会社(東宝、松竹、東映、大映、日活)が長年続いたテレビ放映制限を一斉に撤廃しました。 これにより、名作映画や新作のテレビ放映が可能となり、家庭での映画鑑賞が普及しました。 映画業界は当初放映による市場縮小を懸念しましたが、テレビ収入という新たなモデルを模索しました。 映像コンテンツの流通形態が変化し、後のビデオやストリーミング時代への先駆けとなりました。 視聴者の娯楽環境は大きく変わり、映画とテレビの融合が進む契機となりました。
1963年 映画