08月19日の命日 | calendar.web-standard.org

14年

アウグストゥス

初代ローマ帝国皇帝

古代ローマの初代皇帝として君臨し、帝政の基礎を築いた。長期にわたる統治でパックス・ロマーナ（ローマの平和）を実現した。

本名はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス。ローマ第一回三頭政治を勝利に導いた。紀元前27年に“アウグストゥス”의称号を授かり終身君主となった。行政・軍事・法制度の改革を行い、ローマの繁栄と安定を支えた。都市の整備や公共事業を推進し、後世の帝政モデルを確立した。その治世は約40年続き、ローマ帝国最盛期への道を開いた。

14年アウグストゥスローマ帝国皇帝紀元前62年

1493年

フリードリヒ3世

(1415 - 1493)

神聖ローマ皇帝

ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝。家門の勢力拡大と帝国の統一に努めた長期統治者。

1415年に生まれ、1452年に皇帝として戴冠された。「AEIOU」のモットーでハプスブルク家の結束を図った。内部対立を調停し、領地の領有を婚姻政策で拡大した。長期間にわたり帝位を保持し、王権の権威を高めた。ドイツを中心にハプスブルク帝国の基礎を築いた君主。

1493年フリードリヒ3世神聖ローマ皇帝 1415年

1506年

アレクサンデル

(1461 - 1506)

リトアニア大公、ポーランド王

リトアニア大公ポーランド王

ヤギェウォ家出身のリトアニア大公・ポーランド王。両国の連合を維持し、内政安定に努めた。

1461年生まれ。リトアニア大公を1492年に継承。 1501年にポーランド王として即位し、リトア・ポ連合を維持した。貴族勢力との調停を図りつつ地方行政の再編を進めた。文化交流を奨励し、ルネサンスの潮流を取り入れた。 1506年まで両国を統治し、比較的平穏な時代をもたらした。

1506年アレクサンデルリトアニア大公ポーランド王 1461年

天文14年7月12日

畠山義総

(1491 - 1545)

能登国の戦国大名

能登国を拠点とした戦国大名、畠山氏一門の当主。地域の統治と家督争いが絶えなかった。

1491年に生まれ、畠山氏の流れを汲む能登の守護大名として台頭。当主として領国経営を進める一方、家中の内紛と周辺勢力との抗争に悩まされた。上杉氏など近隣大名との攻防戦を経験し、能登の統一に努めた。天文14年7月12日に没し、その後も家督を巡る対立が続いた。戦国時代の地方大名として複雑な政治情勢に翻弄された人物。

1545年天文 7月12日畠山義総能登国戦国大名 1491年

1580年

アンドレーア・パッラーディオ

(1508 - 1580)

建築家

イタリア・ルネサンスを代表する建築家。古代ローマの建築様式を再解釈した。

1508年に生まれ、ヴェネツィアを拠点に活動を開始。古典古代の建築理論を研究し、『建築四書』を著して体系化した。平面構成と柱廊を重視したレイアウトで貴族の邸宅や教会を設計。パラディオ様式（Palladianism）はヨーロッパやイギリスに大きな影響を与えた。その作品は今日でも世界各地で高く評価され、建築教育の基盤となっている。

1580年アンドレーア・パッラーディオ建築家 1508年

1657年

フランス・スナイデルス

(1579 - 1657)

画家

フランドル派のバロック期画家。動物画や静物画で高い評価を得た。

1579年に生まれ、アントウェルペンで画家活動を開始。ルーベンスらと協働し、動的な動物画や豊かな静物画を制作。狩猟場面や市場の様子を活写し、細部の質感と光の表現に優れた。作品はフランドル地方の絵画に新たな視覚的魅力をもたらした。 1657年に没し、後世の画家にも大きな影響を与え続けている。

1657年フランス・スナイデルス画家 1579年

1662年

ブレーズ・パスカル

(1623 - 1662)

物理学者、数学者

物理学者数学者

フランスの数学者・物理学者。確率論や流体力学の基礎を築いた。

1623年に生まれ、少年期から数学的才能を発揮。パスカルの原理（静水圧力の伝達法則）を発表し、流体力学に貢献。パスカルの三角形や確率論の基礎理論を構築し、計算機パスカリーヌを発明。宗教思想の『パンセ』を遺し、キリスト教神学にも深い影響を及ぼした。 1662年に没するまで多岐にわたる分野で業績を残した博識者。

1662年ブレーズ・パスカル物理学者数学者 1623年

寛文12年閏6月27日

山岡元隣

(1631 - 1672)

俳人、仮名草子作者

俳人仮名草子作者

江戸時代前期の俳人・仮名草子作者。軽妙な文体で庶民文化に親しまれた。

1631年に生まれ、俳諧と仮名草子を手がける文人として活動。代表作にユーモアあふれる仮名草子を残し、庶民文学の発展に寄与。俳句では軽快なリズムと風刺を織り交ぜた作風が特徴的。本阿弥光悦などと交流し、文化人の輪の中で評価を高めた。 1672年に没し、分かりやすさと面白さを兼ね備えた著作が今に伝わる。

1672年寛文閏 6月27日山岡元隣俳人仮名草子 1631年

1695年

クリストファー・メレット

(1614 - 1695)

医師、科学者

医師科学者

イギリスの医師・博物学者。ワインの二次発酵を初めて記録した研究者。

1614年に生まれ、王立協会フェローとして自然史と化学実験を行った。ワインの二次発酵に関する観察を文献にまとめ、後のシャンパーニュ製法に示唆を与えた。博物学的な分類や観察記録で学術界に貢献した。医師としても活動し、衛生や疾病に関する見解を示した。 1695年に没し、多岐にわたる研究成果を後世に残した。

1695年クリストファー・メレットフランス語版 1614年

享保5年7月16日

間部詮房

(1666 - 1720)

越後村上藩初代藩主、側用人

越後村上藩初代藩主側用人

江戸幕府の側用人として権勢を振るった大名。越後村上藩の初代藩主としても知られる。

1666年に越後村上藩の家系に生まれ、幕府に仕官した。側用人として将軍に近侍し、幕政の実務を担った。藩主として領国経営にも関与し、家臣団の統制を図った。享保改改革期には主要な政策立案に参与し、幕政運営を補佐。 1720年享保5年7月16日に没し、政治家としての業績を残した。

1720年享保 7月16日間部詮房越後村上藩側用人 1666年

1753年

バルタザール・ノイマン

(1687 - 1753)

建築家

バルタザール・ノイマン（1687年 - 1753年）はドイツのバロック・ロココ建築の巨匠。レジデンツ宮殿など壮麗な宮殿建築を手掛けた。

バルタザール・ノイマン（1687年1月27日 - 1753年8月19日）は、ドイツのバロック建築家。彼はヴュルツブルク司教の宮殿や教会をはじめ、曲線を多用したダイナミックな空間構成と華麗な装飾が特徴の建築を手掛けた。代表作にヴュルツブルク司教館（レジデンツ宮殿）や聖キリアン大聖堂、ヴィエルツェーンハイリゲン聖堂があり、18世紀ヨーロッパ建築の頂点を極めた。また、光と影のコントラストを巧みに演出し、訪れる人を魅了する空間デザインを実現した。その革新的なプランニングは後世の建築家にも大きな影響を与え、バロック・ロココ建築を語る上で欠かせない人物である。

1753年バルタザール・ノイマン 1687年

宝暦3年7月21日

秋月種弘

(1687 - 1753)

第5代高鍋藩主

江戸時代中期の大名で、高鍋藩第5代藩主を務めた。

秋月種弘（1687年 - 1753年）は、江戸時代中期の大名で高鍋藩の第5代藩主。宝暦3年（1753年）に在位中に没し、藩政を通じて領地の行政や財政の維持に努めた。領内の治安維持や灌漑事業など領民生活の安定化にあたったとされる。藩士の登用や家臣団の統制にも取り組み、藩主としての責務を果たした。詳細な個人史料は少ないものの、幕府の統制下で藩の基盤を保った功績が評価される。

宝暦 7月21日秋月種弘高鍋藩主 1687年