ガーベラ (花車)

学名: Gerbera jamesonii
科名: キク科

花言葉

  • 神秘
  • 希望
  • 前進
  • 思いやり
  • 感謝
  • 高貴な美人
  • 神秘
  • 穢れなき心
  • 友情
  • 神秘の愛

特徴

花色: ピンク

説明

南アフリカ原産のキク科ガーベラ属の多年草です。19世紀末に南アフリカで発見され、ドイツ人の医師および植物学者であったガーバーに敬意を表して命名されました。真っ直ぐに伸びる茎とパッと開いた形から、ポジティブで明るい印象を持つ花です。品種は約2,000種といわれ、花の直径が10cm以上を大輪、8cm以下を中輪~小輪とします。開花時期は3~5月、9〜11月で、旬の季節は春と秋です。一年を通して出回る定番の花で、ピンク色やオレンジ色、黄色など明るい色を中心にさまざまな色味を楽しめます。

豆知識

  • ガーベラの名前はドイツの植物学者ガーバーに由来します
  • 和名の花車は花の形が車輪に似ていることから
  • 約2,000の園芸品種が存在します
  • オランダが世界最大の生産国です

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 花束
  • アレンジメント
  • 鉢植え
薬用

注意: 特に薬用効果は知られていません

食用

その他
  • フラワーアレンジメント教材
  • 園芸療法

毒性

症状:

ノラナ

学名: Nolana paradoxa
科名: ナス科

花言葉

  • 揺れる心
  • 希望
  • 変化

特徴

花色:

説明

チリ・ペルーの乾燥地原産のナス科ノラナ属の多年草(日本では一年草扱い)です。肉厚の葉をもち、茎は横にほふくするように広がっていきます。3~5月の春季に漏斗状で釣り鐘形の小花を咲かせ、花色は鮮やかな青紫色がほとんどですが、水色、ピンク、白などのものもあります。中心部の色は花色に関わらず白色になるのが特徴です。日当たりのよい場所を好み、排水性に優れた土壌を好みます。本来は多年草ですが、耐寒性がなく日本では冬を迎える前に枯死してしまうので一年草として扱われます。

豆知識

  • 学名ノラナは「小さな鐘」を意味するラテン語に由来します
  • 耐乾性に優れ荒れ地でもよく育ちます
  • 中心部は花色に関わらず白色になります
  • チリやペルーの海岸近くに自生しています

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • ロックガーデン
  • グランドカバー
  • ハンギングバスケット
薬用
  • 南米の伝統医学で利用される

注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です

食用

その他
  • 乾燥地緑化
  • 園芸療法

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草

症状: ナス科植物のため摂取により軽微な胃腸障害を起こす可能性があります

フランネルフラワー

学名: Actinotus helianthi
科名: ウコギ科

花言葉

  • 高潔
  • 誠実
  • いつも愛して
  • 単純な美

特徴

花色:

説明

オーストラリア東部、ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の海岸沿いにある砂岩の荒野や低木林、乾燥した硬葉樹林に自生するウコギ科アクチノータス属の多年草です。草丈は30~100cm、花や葉、茎のすべてが細かくやわらかな白い毛で覆われ、手触りが毛織物のフランネルに似ていることからこの名前がつきました。4月~6月と9月~11月頃に白もしくはクリーム色の花を咲かせ、開花期間が長いのが特徴です。緑がかって見える白い花びらは正式な花ではなく、実は花の周囲にある葉が変化したもので、本来の花は中央に集まっている小さな粒のような部分です。

豆知識

  • 属名アクチノータスは「放射状」を意味するギリシャ語です
  • 種小名ヘリアンティは「ヒマワリのような」という意味です
  • Sydney Flannel Flowerとも呼ばれます
  • オーストラリアの切手にも描かれたことがあります

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • ドライフラワー
  • フラワーアレンジメント
  • 鉢植え
薬用
  • オーストラリア先住民の伝統医学で利用される

注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です

食用

その他
  • 結婚式装飾
  • モダンフラワーデザイン

毒性

症状:

ノウゼンカズラ (凌霄花)

学名: Campsis grandiflora
科名: ノウゼンカズラ科

花言葉

  • 名声
  • 名誉
  • 栄光
  • 華のある人生

特徴

花色:

説明

中国原産のノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性落葉樹です。平安時代の9世紀頃に日本に渡来し、900年代よりも前には栽培されていたと考えられています。つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登ることから、中国名「凌霄(りょうしょう)」がなまってノウゼンカズラと呼ばれるようになりました。草丈は3~10mにまで生長し、枝や幹から根を生やして壁や木の上を這いながら上に伸びていきます。7~8月頃にラッパ状の花を咲かせ、花色はオレンジ、黄、赤です。花の中からたくさんの蜜を垂らす特徴があり、この蜜には「ラパコール」という弱い毒性成分が含まれています。

豆知識

  • 属名カンプシスはギリシャ語で「曲がっている」という意味です
  • 花の形がラッパに似ているため英名はTrumpet vineです
  • 中国名「凌霄」は「空を凌ぐ」という意味です
  • 繁殖力が非常に強く「家に植えてはいけない」と言われることもあります

利用方法

観賞用
  • 庭園樹
  • 垣根
  • パーゴラ装飾
  • 壁面緑化
薬用
  • 中国の伝統医学で利用される

注意: 蜜に毒性があるため摂取は禁止、取り扱いに注意が必要です

食用

その他
  • 蜜源植物
  • 緑陰作り

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 花の蜜, 樹液

症状: 蜜に含まれるラパコールにより皮膚炎や胃腸障害を起こす可能性があります

スイセンノウ (酔仙翁)

学名: Lychnis coronaria
科名: ナデシコ科

花言葉

  • ユーモア
  • 機転
  • 機智
  • 恋のときめき

特徴

花色:

説明

南ヨーロッパ原産のナデシコ科センノウ属の多年草です。全体に白い綿毛が密生するのが特徴で、葉や茎がビロードのような手触りをしています。夏(6月から7月)に枝の先端に5弁花を咲かせ、色は赤が多く、白いものもあります。茎の先に一つだけ咲く赤い花を、酔っぱらった仙人の顔に例えたことから酔仙翁(スイセンノウ)と名付けられました。別名フランネル草とも呼ばれ、白い綿毛からフランネル(織物の一種)を連想したものです。現在の学名はシレネ属(Silene coronaria)に統合されています。

豆知識

  • 名前の由来は赤い花を酔っぱらった仙人の顔に例えたことです
  • 別名フランネル草は白い綿毛から付けられました
  • 現在はシレネ属に分類されています
  • シルバーリーフ植物として人気があります

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • ロックガーデン
  • 乾燥花壇
  • シルバーリーフ植物
薬用
  • ヨーロッパの伝統医学で利用される

注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です

食用

その他
  • ドライフラワー
  • シルバーガーデン

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草

症状: ナデシコ科植物のため大量摂取により軽微な胃腸障害を起こす可能性があります