08月17日の誕生日 - 科学者・研究者

1753年

ヨゼフ・ドブロフスキー

(1753 - 1829)

文献学者、歴史学者

文献学者歴史学者

チェコ出身の文献学者・歴史学者。スラヴ研究の父と称され、辞典編纂などで業績を残した。

1753年にチェコのプルゼニ地方で生まれ、プラハ大学で学問を修めた。ヨーロッパ各地を旅し、その成果をまとめた文献学的研究で知られる。スラヴ語統一辞典の編纂やグラマティックの出版を手掛け、「スラヴ学の父」と呼ばれた。フランス革命期にはパリでも研究活動を展開し、国際的な学術ネットワークを築いた。晩年はウィーンに戻り、教育者としても後進の育成に努めた。 1829年に没するまで、スラヴ文化の発展に多大な貢献をした。

1753年ヨゼフ・ドブロフスキー文献学者歴史学者 1829年

1799年

ローベルト・フォン・モール

(1799 - 1875)

法学者

ドイツの法学者で、行政法学の先駆者として『法の支配』概念を提唱した。

1799年、ヴュルテンベルク王国に生まれる。ハイデルベルク大学やチュービンゲン大学で教鞭を執り、行政法の研究を推進。国家による法的統制や『法の支配』の理論を体系的にまとめた。数多くの著作を発表し、ドイツ法学界に大きな影響を与えた。 1875年に死去し、その理論は現代の行政法研究にも引き継がれている。

1799年ローベルト・フォン・モール法学者 1875年

明治3年7月21日

中村進午

(1870 - 1939)

法学者、東京商科大学名誉教授

法学者東京商科大学名誉教授

法学者で、東京商科大学（現・一橋大学）の名誉教授を務めた教育者。

1870年に生まれ、法学を専攻。東京商科大学（現・一橋大学）で教鞭を取り、名誉教授に就任。民法学や商法学の研究で多くの論文を発表。後進の教育に尽力し、多数の法曹人材を育成。 1939年に逝去し、その研究と教育は今も高く評価されている。

1870年明治 7月21日中村進午東京商科大学 1939年

1874年

岡田武松

(1874 - 1956)

気象学者、第4代中央気象台長

気象学者第4代中央気象台長

日本の気象学者で、中央気象台（現・気象庁）の第4代台長を務めた専門家。

1874年に生まれ、東京帝国大学で気象学を学ぶ。気象観測網の整備や観測機器の導入に貢献。 1919年から中央気象台長として気象予報制度の確立を推進。多くの論文や著書を通じて気象学の普及に努めた。 1956年に亡くなり、日本の気象学発展に大きな功績を残した。

1874年岡田武松気象学者中央気象台 1956年

1893年

ワルター・ノダック

(1893 - 1960)

化学者

ワルター・ノダックはドイツの化学者で、元素レニウムの発見を主導しました。

1893年にドイツで生まれました。大学で化学を学び、質量分析技術を駆使した研究に取り組みました。 1925年にレニウムを発見し、元素研究の発展に大きく貢献しました。戦後も分析化学の分野で活躍し、多くの後進を育成しました。 1960年に逝去し、化学史に名を残しています。

ワルター・ノダック化学者 1960年

1904年

レオポルト・ノヴァーク

(1904 - 1991)

音楽学者

西洋音楽史を専門とした音楽学者。バロック音楽の研究で業績を残す。

1904年生まれ。20世紀の音楽学研究をリードし、特にバッハやバロック期の音楽構造を詳細に分析。著作は学界で高く評価され、多くの論文を執筆。大学教授として後進の育成に尽力し、国際学会で招待講演も行った。音楽学の発展に大きく貢献した。 1991年没。

1904年レオポルト・ノヴァーク 1991年

1922年

平田清明

(1922 - 1995)

経済学者、京都大学名誉教授

経済学者京都大学名誉教授

日本の経済学者。京都大学名誉教授としてマクロ経済学の研究に貢献。

1922年生まれ。京都大学経済学部で学位を取得後、戦後日本の経済復興や成長モデルを分析。公共政策や市場構造に関する研究で知られ、多くの論文を発表。教育者としても高く評価され、数多くの学生を指導した。京都大学名誉教授として学術界に影響を与え続けた。 1995年逝去。

1922年平田清明京都大学 1995年

1927年

埴原和郎

(1927 - 2004)

自然人類学者

日本の自然人類学者。骨格比較研究を通じて人類進化の解明に貢献した。

1927年、日本で生まれる。東京大学大学院理学系研究科で学び、現生人類と化石人類の骨格比較研究を推進した。大学教授として後進を育成し、日本人類学会の会長も務める。主著には『人類骨学』などがあり、日本の人類学発展に大きく寄与した。また、国内外の学術会議で講演を重ね、人類史の普及にも努めた。 2004年に他界し、生涯を通じて人類の起源と進化に情熱を注いだ。

1927年埴原和郎自然人類学者 2004年

1936年

アーレンド・レイプハルト

政治学者

オランダ出身の政治学者。カリフォルニア大学サンディエゴ校教授として、コンソシエーショナル・デモクラシー論を提唱。

1936年オランダで生まれ、政治学を専攻後、アメリカに渡りカリフォルニア大学サンディエゴ校教授となる。複数の分断された社会における安定的な政体を研究し、コンソシエーショナル・デモクラシー（合意形成型民主主義）の理論を打ち立てた。代表著作に『Democracy in Plural Societies』（1968年）があり、権力共有の枠組みを詳細に論じる。現代政治学の礎を築き、紛争回避や多元的民主主義の研究に大きく貢献した。長年にわたり学術誌に論文を発表し、政治制度設計への実践的示唆を提供している。

1936年アーレンド・レイプハルト政治学者

1961年

青柳隆志

国文学者、声優

国文学者声優

国文学研究者として学会で知られる一方、声優としても活動するユニークな経歴の持ち主です。

1961年青柳隆志国文学者