東アフリカ・南アフリカ原産のキク科ウスベニニガナ属の一年草です。高さ30～60cmの茎の先に直径約2cmの筒状の赤い花を咲かせます。花の形が絵筆に似ていることから、和名では絵筆菊（エフデギク）と呼ばれています。葉は平滑で、深い切れ込みのある楕円形をしています。育てやすく、日当たりの良い場所を好み、乾燥にも強い性質があります。一度植えるとこぼれ種でよく増え、5月～11月と長期間開花を楽しめる園芸植物です。
注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です
症状:
メキシコからグアテマラの高地原産のキク科ダリア属の多年生草本で、メキシコの国花でもあります。18世紀にスペインに渡り、その後品種改良が進められました。日本では1842年（天保13年）にオランダから長崎に持ち込まれたのが最初とされています。開花時期は7月～10月で、花の形や色が非常に豊富で、アメリカ・ダリア・ソサエティでは16の分類に分けられています。現在では数千の園芸品種が存在し、夏から秋の花として世界中で愛されています。
注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です
症状:
日本、中国、朝鮮半島、イラン、アフガニスタンに分布するマメ科ネムノキ属の落葉高木です。高さは10mほどになり、6月中旬～7月上旬に水鳥の産毛のようなふわふわとした花を咲かせます。花の色は中心近くが白、外側に向かって淡いピンクへと変化します。夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことから「眠る木」の意味でネムノキと名付けられました。漢字名の「合歓木」は、中国で夫婦円満の象徴とされていることに由来します。
注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です
毒性レベル: 弱い
有毒部位: 種子, 樹皮
症状: 種子には軽微な毒性があるため摂取は避けてください
中国、インド、マレーシア原産のタデ科イヌタデ属の一年生草本です。草丈は1～2mになり、6～9月にかけて茎先の花穂に6～7mmの小花を連ねて咲かせます。名前の通り他のタデ属植物に比べて大型で、草全体に細かい毛が密生していることが特徴です。花の重さで稲のように垂れ下がる様子が美しく、江戸時代中期に観賞用として日本に持ち込まれました。同じタデ属のイヌタデやオオイヌタデに似ていますが、本種は花の紅色が特に鮮やかです。
注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です
毒性レベル: 弱い
有毒部位: 葉, 茎
症状: タデ科植物のため大量摂取により胃腸障害を起こす可能性があります
北アメリカ東部原産のモクレン科ユリノキ属の落葉高木です。原産地では高さ45-60メートルに達し、日本では20-30メートルほどになります。初夏に枝先に帯緑黄色で花径6cmほどのチューリップ型の花を1個つけます。がく片が3個、花弁が6個の長楕円形で、オレンジ色の斑紋をもつ黄緑色の花が上向きに咲きます。葉の形が特異で、ハンテンボク（半纏木）、グンバイボク（軍配木）、ヤッコダコノキ（奴凧の木）などの別名があります。重要な蜜源植物でもあり、材は建築、家具、器具などに利用されます。
注意: 医療用途での使用には専門家の指導が必要です
症状: