1904年

桂田富士郎が日本住血吸虫を官報第6337号に報告掲載(発見は前月7月30日)。

病理学者の桂田富士郎が日本住血吸虫の報告を官報に掲載し、寄生虫学の重要発見となりました。
1904年8月13日、病理学者の桂田富士郎が日本住血吸虫(Schistosoma japonicum)を官報第6337号に報告掲載した。住血吸虫症は血管内寄生虫による深刻な感染症であり、日本や東南アジアで多くの患者を出していた。発見は前月7月30日であり、桂田の研究は寄生虫学と公衆衛生対策に重要な成果をもたらした。報告は診断法の改良や予防策の基礎となり、地域住民の健康改善に貢献した。
1904年 桂田富士郎 日本住血吸虫
1926年

東北大学の八木秀次教授が八木アンテナの特許を取得。

八木秀次教授が八木アンテナの特許を取得し、電波通信技術の飛躍的進歩をもたらしました。
1926年8月13日、東北大学教授の八木秀次が八木アンテナの特許を取得。このアンテナはパラボラアンテナと反射器を組み合わせた構造で高い指向性と利得を実現。無線通信の性能を飛躍的に向上させ、その後のテレビ放送やレーダー技術にも応用された。世界中で標準的なアンテナ構造となり、現在も各種通信分野で広く使用されています。
1926年 東北大学 八木秀次 八木アンテナ
1986年

日本で測地観測衛星「あじさい」、日本初のアマチュア衛星「ふじ1号」がH Iロケット1号機により打ち上げ。

1986年8月13日、H-Iロケット1号機によって測地観測衛星「あじさい」とアマチュア衛星「ふじ1号」が相次いで打ち上げられました。
日本の宇宙開発を担うNASDA(現JAXA)はH-Iロケット1号機を用いて初の商業用途衛星打ち上げに挑戦。 打ち上げ成功により、高精度の測地観測衛星「あじさい」が地球の重力場測定などに利用されました。 同日、国内初のアマチュア衛星「ふじ1号」も無事軌道投入に成功。 アマチュア衛星の打ち上げは市民科学の可能性を広げ、後の小型衛星開発に弾みをつけました。 この成果は日本のロケット技術と衛星開発力に対する国際的な評価を高める画期的な出来事でした。
1986年 あじさい アマチュア衛星 ふじ1号 H-Iロケット