08月13日の誕生日 - 科学者・研究者

文化7年7月14日

緒方洪庵

(1810 - 1863)

江戸時代後期の蘭学者

江戸時代後期の蘭学者。大阪に適塾を開き、多くの医師や学者を育てた。

緒方洪庵（1810年7月14日〈文化7年7月14日〉 - 1863年3月6日）は、江戸時代後期の蘭学者で医学者。長崎でオランダ語医学を学び、帰京後には蘭方医として診療活動を行った。 1838年、大阪に私塾「適塾」を創設し、福沢諭吉や大村益次郎ら多くの人材を輩出。西洋医学の普及と教育に尽力し、幕末における医学界の基礎を築いた。 1863年に死去し、その功績は明治以降の近代医学発展に大きく貢献した。

1810年文化 7月14日緒方洪庵江戸時代蘭学者 1863年

1814年

アンデルス・オングストローム

(1814 - 1874)

物理学者

スウェーデンの物理学者。スペクトル研究の先駆者で、長さの単位「オングストローム」の由来となった。

アンデルス・オングストローム（1814年8月13日 - 1874年6月10日）は、スウェーデンの物理学者。ウプサラ大学で学位取得後、教授としてスペクトル線の観測研究に従事。太陽スペクトルの詳細な波長測定を行い、後に長さの単位「Å（オングストローム）」の基礎を築いた。フーリエ分光や分子スペクトル研究にも多大な貢献を果たし、近代分光学の発展に寄与。 1874年に没し、その名は物理学の定量単位として後世に受け継がれた。

1814年アンデルス・オングストローム物理学者 1874年

1819年

ジョージ・ガブリエル・ストークス

(1819 - 1903)

数学者、物理学者

数学者物理学者

イギリスの数学者・物理学者。流体力学や光学の研究でストークスの定理などを確立した。

ジョージ・ガブリエル・ストークス（1819年8月13日 - 1903年2月1日）は、イギリスの数学者・物理学者。ケンブリッジ大学で学位取得後、同大学のルーカス数学教授に就任。流体力学の基礎を築くストークスの定理やストークスの法則を提唱。光学や波動論、電磁気学の研究でも重要な業績を挙げ、王立協会会長を務めた。その理論は現代物理学や工学の基盤となり、学術界に多大な影響を残した。

1819年ジョージ・ガブリエル・ストークス数学者 1903年

1872年

リヒャルト・ヴィルシュテッター

(1872 - 1942)

有機化学者

ドイツの有機化学者で、葉緑素の構造解析に成功し1915年にノーベル化学賞を受賞しました。

1872年にドイツで生まれる。ミュンヘン大学で化学を専攻し、色素研究に従事。クロロフィル（葉緑素）の構造解析に成功し、1915年にノーベル化学賞を受賞。アルカロイドや有機合成の基礎研究にも多大な貢献を果たす。第一次世界大戦後も研究と教育活動を継続した。 1942年に没し、有機化学の発展に寄与した。

1872年リヒャルト・ヴィルシュテッター有機化学者 1942年

1886年

落合太郎

(1886 - 1969)

フランス文学者

日本のフランス文学研究者。

1886年落合太郎フランス文学者 1969年

1893年

梅原末治

(1893 - 1983)

考古学者

日本の考古学者。

1893年梅原末治考古学者 1983年

1898年

ジョン・ロジー・ベアード

(1898 - 1946)

発明家

スコットランド出身の発明家で、世界初の実用的なテレビジョンを開発した。

1898年、スコットランドのヘレンズバラに生まれる。グラスゴー大学で電気工学を学び、初期の映像伝送技術を研究。 1925年に世界初の実用的な機械式テレビを公開デモンストレーションした。後に色彩テレビや立体テレビの開発にも取り組んだ。生涯にわたりテレビ技術の普及と改良に貢献し、1946年に他界した。

1898年ジョン・ロジー・ベアード発明家 1946年

1902年

フェリクス・ヴァンケル

(1902 - 1988)

発明家

ドイツの発明家で、ロータリー式エンジン（ワンケルエンジン）の考案者。

1902年、ドイツのラールに生まれる。 1920年代から機械工学の研究を開始し、独自のエンジン設計を追求。 1957年に特許を取得したワンケルエンジンはコンパクトながら高出力を実現。自動車メーカーのNSUで採用され、マツダなどにも技術提供された。 1988年に生涯を閉じたが、ロータリーエンジンは今なお注目されている。

1902年フェリクス・ヴァンケル 1988年

1912年

サルバドール・エドワード・ルリア

(1912 - 1991)

遺伝学者

イタリア出身の遺伝学者。バクテリオファージ研究でノーベル生理学・医学賞を受賞。

1912年にイタリアで生まれる。第二次世界大戦前から細菌ウイルス（バクテリオファージ）の研究を開始。 1940年にアメリカへ渡り、チフス菌ファージの遺伝学的解析を展開。 1969年、マックス・デュ・マルシャルとともにノーベル生理学・医学賞を受賞。分子遺伝学の基礎を築き、後進への影響も大きかった。 1991年に逝去。

1912年サルバドール・エドワード・ルリア遺伝学者 1991年

1918年

フレデリック・サンガー

(1918 - 2013)

生化学者

イギリスの生化学者。インスリンの配列解読とDNAシーケンシングで2度ノーベル賞を受賞。

1918年にイギリスで生まれる。 1955年、インスリンのアミノ酸配列を解読し1958年のノーベル化学賞を受賞。 1977年、DNA配列決定法（サンガー法）を開発し2度目のノーベル化学賞を受賞。ケンブリッジ大学で長年にわたり研究と教育に従事。分子生物学の発展に多大な貢献をした。 2013年に逝去。

1918年フレデリック・サンガー生化学者 2013年