08月13日の誕生日 - 政治家・指導者

1311年

アルフォンソ11世

(1311 - 1350)

カスティーリャ王

14世紀のカスティーリャ王として即位し、領土統合とモーロ人に対する軍事遠征を行った君主。

アルフォンソ11世（1311年8月13日 - 1350年3月26日）は、カスティーリャ王として1334年に即位した。彼は父アルフォンソ10世の跡を継ぎ、中央集権化を推進し、領土の統合に尽力した。イベリア半島南部ではムーア人に対する軍事遠征を指揮し、レコンキスタを進めた。 1350年、ジブラルタル包囲戦中にペストに罹患し急逝。息子ペドロ1世が王位を継承し、「正義王」とも称される生涯は後世に大きな影響を残した。

1311年アルフォンソ11世カスティーリャ王 1350年

1698年

ルイーズ・アデライード・ドルレアン

(1698 - 1743)

フランスの王族

フランス王ルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世の娘で、のちに修道院長として知られた王女。

ルイーズ・アデライード・ドルレアン（1698年8月13日 - 1743年）は、フランス王ルイ15世の摂政を務めたオルレアン公フィリップ2世の長女。姉マリー・アントワネットとの家族としての結びつきは強く、政治的な婚姻話を固辞した。その後、シェール修道院長に就任し、宗教・慈善活動に専念。修道院の運営改善や学問振興に尽力し、フランス宮廷における高貴な女性として尊敬を集めた。 1743年に修道院で生涯を閉じた。

1698年ルイーズ・アデライード・ドルレアンフランス 1743年

享保4年6月28日

板倉勝澄

(1719 - 1769)

備中松山藩主

江戸時代中期の備中松山藩主。領内の財政再建や治水事業を推進した大名。

板倉勝澄（1719年6月28日〈享保4年6月28日〉 - 1769年）は、備中松山藩主として藩政を統轄した。藩内の財政再建を進め、倹約令や農村振興策を実施。治水・利水事業を推進し、農地拡張に寄与。藩校の設立にも関わり、学問奨励に尽力した。 1769年に死去し、その治政は後世の模範とされた。

1719年享保 6月28日板倉勝澄松山藩 1769年

1752年

マリア・カロリーナ・ダズブルゴ

(1752 - 1814)

マリー・アントワネットの姉

オーストリア大公女として生まれ、ナポリ王妃として政治に影響を及ぼしたマリー・アントワネットの姉。

マリア・カロリーナ・ダズブルゴ（1752年8月13日 - 1814年9月8日）は、ハプスブルク家の出身でマリア・テレジアの娘。姉マリー・アントワネットの影響を受けつつ、1781年にナポリ王妃として結婚。ナポリ宮廷では政治的な発言権を持ち、イギリスと同盟を結ぶなど外交にも関与した。フランス革命の混乱を逃れてナポリに戻り、晩年は宮廷の再建と文化振興に取り組んだ。 1814年に死去し、その生涯はヨーロッパ政治史に名を残した。

1752年マリア・カロリーナ・ダズブルゴマリー・アントワネット 1814年

天明3年7月16日

加藤明允

(1783 - 1815)

近江水口藩主

江戸時代後期の近江水口藩主として藩政改革に努めた大名。

加藤明允（1783年7月16日〈天明3年7月16日〉 - 1815年）は、近江水口藩の藩主として就任。藩財政の再建や農村振興を図るため、税制改革や治水事業を推進。家臣団の編成替えや藩校の整備も行い、領民の生活向上に貢献した。若くして死去したため在任期間は短かったが、後進に模範を示す行政手腕を発揮した。

1783年天明 7月16日加藤明允水口藩 1815年

天明4年6月28日

黒田直温

(1784 - 1801)

上総久留里藩主

江戸時代後期の上総久留里藩主。若くして家督を継ぎ、藩政を担った大名。

黒田直温（1784年6月28日〈天明4年6月28日〉 - 1801年）は、上総久留里藩の藩主として家督を継承。藩財政の管理や藩士の教育制度整備に取り組む。短い在任期間ながら、治水事業や農村振興策を実施。没年若くして急逝し、その功績は後任の改革に引き継がれた。

1784年黒田直温久留里藩 1801年

寛政7年6月29日

織田信陽

(1795 - 1857)

大和柳本藩主

江戸時代後期の大和柳本藩主。領内の藩政改革を推進した武人。

織田信陽（1795年6月29日〈寛政7年6月29日〉 - 1857年）は、大和柳本藩の藩主を務めた。領内の財政再建に向けて倹約や歳入増加策を実施。学問奨励や藩校の運営にも注力し、人材育成を図った。幕末の動乱期を迎える中、藩の基盤強化に尽力。 1857年に死去し、その統治は後世に評価された。

1795年寛政 6月29日織田信陽柳本藩 1857年

天保8年7月13日

池田慶徳

(1837 - 1877)

因幡鳥取藩主

江戸時代末期から明治時代にかけて因幡鳥取藩を治めた藩主。

1837年（天保8年）に鳥取藩主家池田家の当主として生まれる。幕末の混乱期に藩政を率い、治世を行った。 1869年の版籍奉還で版図を返上し、華族として身分を移行。 1871年の廃藩置県により公式に旧藩主の職を終える。 1877年に没し、幕末維新期の藩主として知られる。

1837年天保 7月13日池田慶徳鳥取藩 1877年

1871年

カール・リープクネヒト

(1871 - 1919)

政治家、共産主義者

政治家共産主義者

ドイツの政治家・共産主義者で、反戦運動とスパルタクス団結成で知られています。

1871年にドイツで生まれ、法律を学ぶ。社会民主党（SPD）に所属しながら、帝国主義戦争に反対して党の主流と対立。第一次世界大戦中には一貫して反戦を訴え、逮捕歴も持つ。 1918年にローザ・ルクセンブルクとともにスパルタクス団を結成し、革命運動を指導。戦後、ドイツ共産党（KPD）の設立に関与したが、1919年の1月蜂起後に拘束され、同志とともに殺害された。死後も反戦・労働運動の象徴として記憶される。

1871年カール・リープクネヒト政治家共産主義者 1919年

1913年

マカリオス3世

(1913 - 1977)

キプロス大統領

キプロス共和国初代大統領。宗教指導者から政治家に転身し、独立運動を主導。

1913年にキプロスで生まれ、正教会の聖職者として活動。 1950年代から政治運動に参加し、1959年の独立協定締結を支援。 1960年、独立後の初代大統領に就任。トルコ介入やクーデターなど多くの難局を乗り越え、「キプロスの父」と称された。 1977年に逝去。

1913年マカリオス3世キプロス大統領 1977年

1926年

フィデル・カストロ

(1926 - 2016)

革命家、キューバ首相

革命家キューバ首相

キューバ革命を主導し、1959年から国家の最高指導者として同国を統治した政治家。共産党を基盤とした社会主義体制を築き、冷戦時代を象徴する人物。

1926年にキューバ東部で生まれたフィデル・カストロは、1959年にバティスタ政権を打倒してキューバ革命を成功させた。革命後は首相、さらには国家評議会議長として長らく同国の指導者を務めた。社会主義を基盤とした政策を導入し、医療や教育の無償化など社会改革を実施した。米国との対立はキューバ危機など冷戦下の緊張を高め、長期にわたる経済制裁を招いた。独特のカリスマ性と反帝国主義を掲げる姿勢で国際的にも注目を集めた。2016年に90歳で死去し、20世紀を代表する革命家としての評価を残した。

1926年フィデル・カストロキューバ 2016年

1982年

サラ・ハッカビー・サンダース

政治家

アメリカの政治家。トランプ政権で報道官を務め、アーカンソー州知事に就任した。

サラ・ハッカビー・サンダース（Sarah Huckabee Sanders、1982年8月13日 - ）は、アメリカ合衆国の政治家である。父はアーカンソー州知事を務めたマイク・ハッカビーで、政治家一家に生まれた。 2017年から2019年までドナルド・トランプ政権のホワイトハウス報道官を務めた。 2023年にアーカンソー州知事選に勝利し、同州初の女性知事として就任した。メディア運営やコミュニケーション戦略に精通し、政治的発言で注目を集めている。

サラ・ハッカビー・サンダース