1918年

札幌電気軌道の東2丁目〜西15丁目が開業。昭和2年に札幌市営化される。

札幌電気軌道が市中心部を結ぶ路線を開業し、市内交通の利便性が向上しました。
1918年8月12日、札幌電気軌道株式会社は東2丁目駅から西15丁目駅までの区間を正式に開業しました。路面電車の導入により市内の移動時間が大幅に短縮され、都市の拡大とともに通勤や買い物の利便性が向上しました。後の昭和2年(1927年)には札幌市により買収され、市営交通として運営されるようになりました。当時の札幌市は急速に人口増加しており、路面電車の導入は都市計画上も重要な役割を果たしました。この開業は市街地の拡大と観光誘致にも貢献しました。
1918年 札幌電気軌道
1964年

青函連絡船の最後の便として運航された八甲田丸が就航。現在「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」として青森港に係留展示されている。

1964年8月12日、青森―函館間を結ぶ連絡船として「八甲田丸」が就航し、海路交通の新たな時代を担いました。
1964年に竣工した八甲田丸は、青森―函館間を結ぶ主要な航路で活躍しました。 当時最新鋭の設備を備え、乗客輸送だけでなく車両輸送にも対応していました。 連絡船時代を支えた後、1988年の青函トンネル開通に伴い最後の運航を終えました。 現在は青森港に係留され、「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」として一般公開されています。 往時の航海を偲ぶ観光スポットとして、多くの来訪者を魅了しています。
1964年 青函連絡船 八甲田丸