1883年
アムステルダムの動物園で飼育されていたクアッガの最後の1頭が死亡し絶滅。
アムステルダム動物園で最後のクアッガが死去し、野生の亜種が完全に絶滅しました。
1883年8月12日、オランダ・アムステルダムの動物園で飼育されていた最後のクアッガが亡くなりました。クアッガはアフリカ原産のゼブラ亜種で、頭部と前半身にのみ縞模様が現れる独特の姿が特徴です。19世紀には過剰な狩猟や生息地破壊により個体数が急減し、飼育個体も老齢化が進んでいました。最後の1頭の死去によりクアッガは正式に絶滅種と認定され、その後の保全活動の重要性を世界に示す象徴となりました。絶滅後、遺伝子研究や復元プロジェクトの対象として注目されています。
1883年
アムステルダム
クアッガ
絶滅