1946年
経済安定本部と物価庁を設置。
1946年8月12日、戦後の急激なインフレ対策として日本政府に経済安定本部と物価庁が設置されました。
経済安定本部は連合国軍最高司令官(GHQ)の指令に基づき、戦後復興期の物価統制と経済安定を目的に設置されました。同時に発足した物価庁は、食料品や燃料など生活必需品の価格上限を設定してインフレを抑制しました。両機関は物資不足と投機的高騰が続く中で、配給制度や価格調整を通じて国民生活の安定化に努めました。その後、1949年まで運用され、戦後日本の経済再建に重要な役割を果たしました。
1946年
経済安定本部
物価庁