1958年

全日空下田沖墜落事故。全日空の羽田発名古屋行きのダグラス DC 3型機が、静岡県の伊豆半島下田市沖に墜落、乗員乗客33名全員死亡。

1958年8月12日、全日空のダグラスDC-3型機が伊豆半島下田市沖で墜落し、乗員乗客33名全員が死亡した日本航空史上最悪級の事故の一つです。
この事故は羽田発名古屋行きの全日空便が悪天候の中、伊豆半島下田沖に墜落したもので、乗客30名と乗員3名が全員死亡しました。原因は当時解明されておらず、機体の制御問題や気象状況の悪化が疑われています。日本の民間航空における安全対策強化の契機となり、航行支援や気象観測技術の改善が進められました。また、遺族補償や運航管理のルール整備にも大きな影響を与えました。
1958年 全日空下田沖墜落事故 全日空 羽田 名古屋 ダグラス DC-3 静岡県 伊豆半島 下田市
1985年

日本航空123便墜落事故。日本航空の羽田発伊丹行きのボーイング747型機が、群馬県の高天原山の山腹「御巣鷹の尾根」に墜落。乗客乗員520名が死亡。4人が生還(発見は翌13日早朝)単独機としては世界最悪の航空事故。

1985年8月12日、羽田発伊丹行きの日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落し、死者520名を出す単独機としては世界最悪の航空事故となりました。
1985年8月12日午後6時過ぎ、JAL123便は東京羽田空港を離陸直後に機体後部圧力隔壁の破損により急激な減圧を起こしました。 操縦不能となった機体は群馬県・高天原山の山腹「御巣鷹の尾根」に激突し、乗員乗客524名中520名が亡くなりました。 わずか4名の奇跡的な生存者は翌13日早朝に発見され、事故調査では機体老朽化と整備不備が指摘されました。 この事故は日本国内最大の航空惨事であり、安全管理体制の見直しを促す契機となりました。
日本航空123便墜落事故 日本航空 伊丹 ボーイング747 群馬県 高天原山 御巣鷹の尾根
2005年

JALウェイズ58便エンジン爆発事故。

2005年8月12日、JALウェイズ58便のエンジンが爆発し、乗客に危険が迫る事故が発生しました。
2005年8月12日午前、JALウェイズ58便(エンジン形式CF6-80C2B6Fを搭載)がエンジン内部のファンブレード破断により離陸直後にエンジン爆発を起こしました。 爆発により機体に外板損傷と破片飛散が確認されましたが、乗客乗員に死傷者は出ませんでした。 運航は緊急中断され、原因はファンブレードの製造不備とされたため、同型エンジンの点検強化が行われました。 乗客乗員の安全が確保されたものの、航空機の構造と整備体制への信頼が改めて問われる事態となりました。
2005年 JALウェイズ58便エンジン爆発事故
2015年

2015年天津浜海新区倉庫爆発事故: 中国・天津市海新区の港湾地区の倉庫で、二度に渡り危険物倉庫が爆発する事故が発生。死者165人、行方不明8人、負傷者798人の被害を出す。

2015年8月12日、中国天津市浜海新区の危険物倉庫で連続爆発事故が発生し、多数の死傷者を出しました。
2015年8月12日、天津市浜海新区の港湾地区にある危険物倉庫で午後11時半ごろと翌日にかけて2度の大規模爆発が発生。 爆風によって周囲の建物やコンテナが吹き飛び、死者165人、行方不明8人、負傷者798人という甚大な被害を生みました。 事故の原因は倉庫に保管された硝酸アンモニウムなど危険物の管理不備とされ、責任者らの処罰や安全基準の見直しが行われました。 国際的にも化学物質取り扱いの安全管理強化を求める議論を呼び起こしました。
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