08月12日の命日 - 政治家・指導者

紀元前30年

クレオパトラ7世フィロパトル

プトレマイオス朝最後の女王

プトレマイオス朝最後の女王として古代エジプトを統治した。ローマの政治家、カエサルやアントニウスとの関係でも有名。

紀元前69年頃生まれ、エジプト中王国を支えた名門プトレマイオス朝の最終支配者。紀元前51年に共同統治者として即位し、その後単独統治を行った。ローマの独裁者ジュリアス・シーザーとの同盟と愛人関係により政治的影響力を強化。さらにマルクス・アントニウスとの連携でローマ内戦に深く関与し、地中海世界の覇権を争った。言語に堪能で、外交や内政、海軍力増強を推進した優れた統治者と評価される。紀元前30年、アントニウスの敗北後に自害したと伝えられ、その死は古代ローマ世界を震撼させた。その悲劇的な最期と華麗な生涯は後世の文学や芸術に大きな影響を与えた。

紀元前30年クレオパトラ7世フィロパトルプトレマイオス朝

建武2年7月23日

護良親王

(1308 - 1335)

後醍醐天皇の皇子、征夷大将軍

後醍醐天皇の皇子征夷大将軍

後醍醐天皇の皇子として生まれ、武勇と政治手腕を兼ね備えた。征夷大将軍として建武政権を支えた。

1308年に誕生し、後醍醐天皇の弟として皇族に迎えられた。建武2年（1335年）に足利尊氏らの反乱鎮圧のため征夷大将軍に任じられる。母方の影響で足利氏討伐に熱意を示し、鎌倉幕府再興を目指した。しかし足利尊氏との対立が深まり、信西らに幽閉される悲劇に見舞われる。最期は幽閉先で非業の死を遂げ、その忠誠心は後世に伝えられている。新政期の混乱と武士の忠義を象徴する人物として歴史に名を残す。

1335年建武 7月23日護良親王後醍醐天皇征夷大将軍 1308年

1648年

イブラヒム

(1615 - 1648)

第18代オスマン帝国スルタン

第18代オスマン帝国スルタンとして統治を行った。贅沢と放蕩に耽り、『狂帝』の異名で知られる。

1615年に父ムラト4世の子として生まれる。 1640年にスルタンに即位し、宮廷での贅沢と公共事業を同時に推進。愛妾ヘジュルと共に享楽的な宮廷生活を送り、その浪費ぶりから『狂帝イブラヒム』と呼ばれた。ナイル川デルタの灌漑事業やエジプト要塞の再建など、大規模な建築事業に着手。しかし財政逼迫と宮廷内の反乱により同年7月に退位させられ、幽閉中に殺害された。その豪奢な浪費と公共事業の両面性は歴史家の間で論争の対象となっている。

1648年イブラヒムオスマン帝国スルタン 1615年

1813年

サミュエル・オズグッド

(1748 - 1813)

第4代アメリカ合衆国郵政長官

アメリカ初期の政治家で、第4代郵政長官として合衆国の郵便制度整備に貢献した。

1748年にマサチューセッツ植民地で生まれ、独立戦争期には大陸会議代表を務めた。1789年に第4代アメリカ合衆国郵政長官に就任し、郵便網の整備や郵便料率の統一を推進した。地方間通信路の拡大やサービス向上に取り組み、初期アメリカ行政の基盤づくりに貢献した。1813年に没し、その行政手腕は後の郵便制度発展にも影響を残した。

1813年サミュエル・オズグッドアメリカ合衆国郵政長官 1748年

1849年

アルバート・ギャラティン

(1761 - 1849)

民族学者、言語学者、政治家

民族学者言語学者政治家

スイス生まれの民族学者・言語学者で、インディアン研究と合衆国財務長官としての政治活動で知られる。

1761年に現在のスイス・ジュネーヴで生まれ、青年期にアメリカへ移住した。アメリカインディアンの言語・文化研究を行い、民族学的視点から体系的に記録した。1801年から1814年まで第4代合衆国財務長官を務め、国家財政の整備と債務管理に尽力した。ルイジアナ買収の資金調達を担当し、政府の財政基盤強化に貢献した。退任後は教育機関の設立支援にも携わり、多方面で業績を残した。1849年にニューヨークで没し、その博識と行政手腕は後世に引き継がれている。

1849年アルバート・ギャラティン民族学者言語学者政治家 1761年

慶応2年7月3日

丹羽長富

(1803 - 1866)

第12代二本松藩主

江戸時代末期の二本松藩第12代藩主。藩政改革に取り組んだ大名。

丹羽長富は1803年に生まれ、二本松藩第12代藩主として藩政改革に尽力しました。財政再建や農村振興策を実施し、領民の生活基盤強化を図りました。幕末の動乱を前に蝦夷地警備や幕政への参与も模索し、複雑な時代に領地を守るための施策を行いました。学問や武芸にも関心を寄せ、教育振興にも力を入れました。1866年に逝去しましたが、その統治手腕は後世にも評価されています。

1866年慶応 7月3日丹羽長富二本松藩主 1803年

1922年

アーサー・グリフィス

(1871 - 1922)

アイルランドの民族主義運動家

アイルランドの政治家で、シン・フェイン党を創設し、初代のDáil Éireann議長を務めた。

アーサー・グリフィスは1871年にダブリンで生まれ、新聞『United Irishman』を創刊して民族主義を唱えた。1905年にシン・フェイン党を設立し、アイルランド独立運動の中核を担った。1921年に英愛条約の調印に加わり、翌年には初代Dáil Éireann議長（大統領）に選出された。内戦時には条約派のリーダーとして国の建設に尽力したが、1922年8月に脳卒中で急逝した。彼のリーダーシップは現代アイルランドの礎となった。

1922年アーサー・グリフィスアイルランド民族主義 1871年

1975年

前野与三吉

(1889 - 1975)

政治家、元北海道旭川市長

政治家元北海道旭川市長

北海道旭川市長を務め、地域行政の発展に尽力した政治家。

1889年に生まれ、地域の農業振興や都市整備に携わる。旭川市長としてインフラ整備や福祉サービスの充実を推進。戦後の復興期に市政を安定させ、発展を支える。地元住民から厚い信頼を寄せられる指導者。 1975年に没。

1975年前野与三吉北海道旭川市 1889年

1993年

板垣武四

(1916 - 1993)

政治家、第7代札幌市長

政治家第7代札幌市長

日本の政治家。札幌市長として都市基盤整備と公共サービスの充実に尽力した。

1916年に生まれた日本の政治家。第7代札幌市長として都市基盤の整備や公共事業を推進。市民サービスや福祉の充実に力を注ぎ、市政改革を実現。地域経済や産業振興にも積極的に取り組んだ。退任後も地元自治体の発展に貢献した。 1993年8月12日に逝去した。

1993年板垣武四札幌市 1916年

1998年

小平久雄

(1910 - 1998)

政治家、第24代労働大臣

政治家第24代労働大臣

日本の政治家。第24代労働大臣を務めた人物。

1998年小平久雄労働大臣 1910年

2010年

ギド・デマルコ

(1931 - 2010)

政治家、第6代マルタ共和国大統領

政治家第6代マルタ共和国大統領

ギド・デマルコはマルタ共和国の政治家で、同国の第6代大統領を務めた人物です。

1931年に生まれ、政治家としてキャリアを積みました。第6代マルタ共和国大統領として国家の安定と発展に尽力。外交や内政の調整に取り組み、マルタの国際的地位向上に貢献しました。退任後も政治顧問として後進の育成に携わり、長年にわたり政界で影響力を保持。 2010年8月12日に逝去し、国民に惜しまれました。

2010年ギド・デマルコ英語版マルタ共和国大統領 1931年

2017年

赤嶺正雄

政治家、元沖縄県与那城町長

政治家元沖縄県与那城町長

沖縄県与那城町長を務め、地域発展に尽力した政治家。

赤嶺正雄は日本の政治家である。沖縄県与那城町長として町政に携わり、地域振興や住民サービスの充実を図った。政策立案や地域間連携に注力し、住民の生活向上に貢献した。退任後も地域の活動に関与し続けた。 2017年8月12日に逝去した。

2017年与那城町 1926年 1927年