08月11日の出来事 - 社会・暮らし

1965年

ロサンゼルスでワッツ暴動起こる。

ロサンゼルスで黒人地区を舞台にワッツ暴動が発生し、社会問題化しました。

1965年8月11日、ロサンゼルス市内のワッツ地区で黒人住民を中心とした抗議活動が暴動に発展しました。抗議は交通違反検問中の警察官による暴行疑惑がきっかけで、6日間にわたり続きました。暴動は34人の命を奪い、1000人以上が負傷し、多数の建物や車両が破壊されました。事件はアメリカ国内の人種差別問題や経済格差を象徴し、公民権運動へ大きな影響を与えました。この出来事は後に都市暴動研究や社会政策の見直しを促す契機となりました。

1965年ロサンゼルスワッツ暴動

1965年

帝人が日本で初めてミニスカート「テイジンエル」を発売。

帝人が日本初のミニスカート「テイジンエル」を発売し、ファッション界に新潮流をもたらしました。

1965年8月11日、繊維メーカーの帝人が日本で初めてミニスカート「テイジンエル」を発売しました。当時の日本ではミニスカートは斬新な洋風ファッションとして注目を集めました。若い女性たちを中心に支持を広げ、女性のファッション観に大きな変革をもたらしました。「テイジンエル」は戦後日本の高度経済成長期のライフスタイル変化を象徴するアイテムとなりました。このヒットは国内繊維業界の活性化にも貢献し、多様なファッション文化の普及に寄与しました。

帝人ミニスカート

1971年

那覇市で暴動発生（波上騒動）。

1971年8月11日、那覇市波上地区で住民と警察が衝突し、波上騒動が発生した。

1971年8月11日、沖縄県那覇市の波上地区で住民が集まり抗議行動を行った際に警察との衝突が発生しました。この一連の騒動は『波上騒動』として知られ、当時の地域社会の緊張を映し出しました。衝突により複数の負傷者が出たほか、一時的に交通が遮断されるなど市街地は混乱状態に陥りました。背景には、本土復帰を控えた沖縄社会の政治的・経済的混乱や基地問題への不満があったとされます。波上騒動は復帰直前の沖縄における住民運動の一端として歴史に刻まれています。

1971年那覇市暴動波上騒動