610年

ムハンマドの前に大天使ジブリールが現れ、最初の神からの啓示を与える(伝承による日付)。

イスラム教の開祖ムハンマドが大天使ジブリールから最初の啓示を受けたとされる伝承の日です。
610年8月10日と伝えられるこの日は、預言者ムハンマドが神の使いである大天使ジブリール(ガブリエル)から最初の啓示を授かったとされます。 この出来事はイスラム教の教典『コーラン』の啓示が始まる契機となり、イスラム世界における宗教運動の黎明を告げました。 以降、ムハンマドはメッカやメディナで布教活動を展開し、イスラム共同体(ウンマ)が形成されていきます。 この伝承はイスラム暦の始まりにも深く関わり、世界中のムスリムにとって重要な歴史的・宗教的意義を持ちます。 ただし、正確な日付は諸説あり、後世の伝承によるものです。
610年 ムハンマド ジブリール 神からの啓示
1969年

ロサンゼルスにて、前日のシャロン・テートら5人の殺害に続き、チャールズ・マンソンのカルト信者達がラビアンカ夫妻を殺害する。

1969年、チャールズ・マンソン率いるカルト集団がロサンゼルスでラビアンカ夫妻を殺害しました。前日のシャロン・テート殺害に続く衝撃的な事件です。
1969年8月10日早朝、チャールズ・マンソンの指示を受けた信者達がロサンゼルス郊外のラビアンカ夫妻宅に侵入し、夫妻を残忍に殺害しました。 この事件は前日のシャロン・テートら5人の殺害に続くもので、『マンソン・ファミリー』による連続猟奇殺人の一つとして世界中に報道されました。 被害者はラナ・ラビアンカとロイ・ラビアンカ夫妻で、結婚式を間近に控えたラナも犠牲になりました。 マンソン・ファミリーはこの事件後に追及され、1971年にマンソンを含む複数のメンバーが有罪判決を受けました。 事件はアメリカのカウンターカルチャーの暗部を象徴するものとして、映画やドキュメンタリーなどでも度々取り上げられています。
1969年 ロサンゼルス シャロン・テート チャールズ・マンソン カルト ラビアンカ夫妻 英語版
1977年

アメリカ合衆国の連続殺人犯デビッド・バーコウィッツがニューヨーク州ヨンカーズにて逮捕される。

1977年、シリアルキラー『Son of Sam』ことデビッド・バーコウィッツがニューヨーク州ヨンカーズで逮捕されました。
デビッド・バーコウィッツは1976年から1977年にかけてニューヨーク市で6件以上の射殺事件を起こし、市民に恐怖を与えたシリアルキラーです。 警察は現場に残された手紙や目撃証言をもとに捜査を進め、1977年8月10日にヨンカーズで身柄を確保しました。 彼は逮捕後に『Son of Sam』を名乗る手紙を送りつけており、その犯行動機や背景が大きな注目を集めました。 裁判では無差別殺人の罪で有罪判決を受け、複数の終身刑が言い渡されました。 事件はアメリカの犯罪史において重要なケースの一つとして、数々の書籍やドキュメンタリーで取り上げられています。
1977年 アメリカ合衆国 連続殺人犯 デビッド・バーコウィッツ ニューヨーク州 ヨンカーズ
1993年

甲府信金OL誘拐殺人事件が発生。

1993年8月10日、山梨県甲府市で甲府信用金庫の女性行員が誘拐・殺害される痛ましい事件が発生しました。
1993年8月10日、山梨県甲府市で甲府信用金庫に勤務する20代の女性行員が帰宅途中に誘拐され、数日後に殺害された状態で発見されました。地域を震撼させる凄惨な事件となり、警察の捜査は長期間にわたって続きました。犯人は後に逮捕・起訴されたものの、動機や詳細は議論を呼び、防犯対策強化の必要性が再認識される契機となりました。
1993年 甲府信金OL誘拐殺人事件