1628年

スウェーデン海軍の戦列艦「ヴァーサ」が処女航海の出航直後に突然沈没する。

スウェーデンの誇る戦列艦『ヴァーサ』が処女航海で沈没した海難事故です。
1628年8月10日、ストックホルム沖で処女航海中のスウェーデン海軍戦列艦ヴァーサ号が転覆して沈没しました。 主砲を過剰に搭載した設計が原因で、風を受けて傾いた際に復元力を失ったとされます。 船体には多くの乗組員や見学者が乗船しており、約30秒で転覆し多くの犠牲者が出ました。 ヴァーサ号は1961年に引き揚げられ、現在は船体がほぼ完全な形で保存されストックホルムのヴァーサ博物館で展示されています。 この事故は海軍建造技術の限界を示し、その後の船体設計に教訓を残しました。
1628年 スウェーデン海軍 ヴァーサ
1901年

青森県東方沖を震源とするM 7.4の地震で18人が死亡した。前日にもM 7.2の地震があった。

1901年8月10日、青森県東方沖でマグニチュード7.4の地震が発生し18人が犠牲になりました。前日にもM7.2の地震が続き、地域住民は大きな揺れに見舞われました。
1901年8月10日、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。 この地震により18人が亡くなり建物被害も多数報告されました。 前日には同海域でM7.2の地震が起きており、余震と本震による揺れが続いています。 当時の観測体制は現在ほど整っておらず、被害把握や救援活動に困難を伴いました。 この連続地震は地域住民の日常生活に大きな影響を与えました。
1901年 青森県 M 前日
1902年

伊豆諸島の鳥島近海を航行中の船舶より、島から噴煙が上がり、集落が噴出物で覆われているのが確認される。噴火は8月7日から9日にかけて発生したとみられ、アホウドリの羽毛採集に従事していた全島民125人が死亡した。

1902年8月10日、伊豆諸島・鳥島で火山噴火が確認され、アホウドリの羽毛採集に従事していた島民125人が犠牲になりました。
1902年8月10日、伊豆諸島の鳥島近海で火山噴火が確認されました。 噴火は8月7日から9日にかけて発生したとみられ、噴煙と噴出物が集落を覆いました。 アホウドリの羽毛採集に従事していた島民125人全員が死亡し、壊滅的な被害を受けました。 当時は外部との連絡手段が限られており、被害状況の把握に時間を要しました。 この噴火は日本国内でも稀に見る大規模な火山災害として知られています。
伊豆諸島 鳥島
1903年

パリメトロ火災発生、84名が犠牲となる。

1903年8月10日、パリメトロのトンネル内で火災が発生し84人が犠牲となる大惨事が起きました。
1903年8月10日、パリメトロのトンネル内で火災が発生しました。 乗客を乗せた車両がトンネルに差し掛かった際に出火し、濃煙が立ち込めました。 脱出経路の不足や消火設備の未整備により、多くの人々が煙に巻かれ84名が犠牲となりました。 この事故を受けてパリメトロの安全対策や非常脱出口の整備が急務とされました。 都市鉄道の運行安全に関する教訓を残す重大事故でした。
1903年 パリメトロ火災
1998年

新潟市の会社でお茶のポットにアジ化ナトリウムが混入される事件が発生し、10人が入院。その後も各地でアジ化ナトリウム混入事件が相次ぎ、翌年、毒物及び劇物取締法で毒物に指定される。

1998年8月10日、新潟市の会社でお茶のポットにアジ化ナトリウムが混入され、10人が入院する事件が発生しました。
1998年8月10日、新潟市内の企業で休憩室のお茶ポットに有毒物質であるアジ化ナトリウムが混入されました。汚染されたお茶を飲んだ従業員10人が中毒症状を起こして入院。同様の事件が各地でも相次ぎ、社会に大きな不安が広がりました。この事態を受けて1999年にはアジ化ナトリウムが毒物及び劇物取締法で毒物に指定され、企業の危機管理や従業員安全管理の強化が求められるきっかけとなりました。
1998年 新潟市 アジ化ナトリウム 毒物及び劇物取締法 毒物
2018年

群馬県の防災ヘリ「はるな」が中之条町の山林に墜落し、搭乗していた消防職員7人と東邦航空の2人の合計9人が死亡。

群馬県中之条町で防災ヘリ『はるな』が墜落し、乗員9人が死亡した痛ましい事故です。
2018年8月10日、群馬県多野郡中之条町の山林で防災ヘリ『はるな』が墜落しました。 搭乗していた消防職員7人と運航会社・東邦航空の乗員2人、計9人が犠牲になりました。 墜落原因は天候状況や機体整備などを含めて調査中とされています。 この事故を受け、防災ヘリの運用体制や安全対策の見直しが求められました。 地域の防災力強化や緊急時対応の重要性が改めて浮き彫りになりました。
2018年 群馬県 中之条町 東邦航空