1839年

オットー・フィンシュ

(1839 - 1917)

民俗学者・博物学者、探検家

民俗学者・博物学者 探検家
ドイツの民俗学者・博物学者で、19世紀に南太平洋地域を探検しました。
オットー・フィンシュ(1839年–1917年)はドイツの民俗学者・博物学者および探検家です。1865年以降、サモア諸島やニューギニア島を中心に数度の探検を行い、先住民族の生活文化や動植物の標本を大量に収集しました。帰国後はハンブルク動物学博物館の学芸員を務め、研究成果をまとめて民族誌や博物学書を多く刊行しました。彼のフィールドワークは、19世紀後半の民族学と動物分類学の発展に寄与し、多くの種の記載に貢献しました。晩年はドイツ科学アカデミーの会員として後進の育成にも携わりました。
1839年 オットー・フィンシュ 民俗学者 博物学者 探検家 1917年