1953年

電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律(スト規制法)公布・施行。

電力・石炭産業におけるスト破壊活動を抑制するため、争議行為の方法を規制する法律が公布・施行された。
1953年の労働争議激化を背景に、政府は重要インフラの安定稼働を確保するため『電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律』を制定した。 この法律は電気事業と石炭鉱業を対象とし、ストライキやピケ、立ち退きなどの争議行為を具体的に制限した。 事前の通告義務や安全確保措置、業務継続のための最低人員確保などを求め、公共の利益保護を優先した規定が特徴。 組合側の反発や違憲訴訟の可能性も指摘され、労働者側と政府・経営者側の緊張が高まった。 その後、同法は労使関係の法的枠組みや、公共インフラにおける労働争議の取り扱いに大きな影響を及ぼした。
1953年 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律
1955年

東京通信工業(現在のソニー)が日本初のトランジスタラジオTR 55を発売。

東京通信工業(現ソニー)が日本初のトランジスタラジオ『TR-55』を発売し、家電産業に革新をもたらした。
1955年8月7日、東京通信工業(現ソニー)は世界最小クラスのトランジスタラジオ『TR-55』を日本国内で発売した。 TR-55は本格的なトランジスタを採用し、従来の真空管ラジオに比べて小型・軽量・低消費電力を実現。 携帯性を重視したデザインで、一般家庭のみならずアウトドアや災害時の情報端末としても注目を集めた。 発売当初は高価であったものの、その後の技術改良と大量生産によって価格が下がり、日本のラジオ普及率向上に寄与した。 この製品の成功は、ソニーを世界的なエレクトロニクスメーカーへと成長させる契機となった。
1955年 ソニー トランジスタラジオ
1982年

128年間刊行されてきた夕刊紙ワシントン・スターが廃刊。

128年間続いたワシントン・スター紙が惜しまれつつ廃刊。
ワシントン・スターは1852年に創刊された夕刊紙で、アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.で長年にわたり発行されました。 しかし1970年代後半からの経営不振や広告収入の減少により業績が悪化。 1982年8月7日、ついに最終号を発行し、128年の歴史に幕を降ろしました。 地方紙やテレビニュースの台頭が地方紙経営に与える影響を象徴する事例となりました。
1982年 ワシントン・スター
1997年

パンパシフィックホテル横浜が横浜市西区みなとみらいに開業。

1997年、みなとみらい地区にパンパシフィックホテル横浜が開業し、横浜の景観と観光に新たなランドマークが誕生しました。
1997年8月7日、横浜市西区みなとみらい地区にパンパシフィックホテル横浜が開業しました。 このホテルは高層建築の外観と広々としたロビーが特徴で、海を望む客室が人気を集めています。 開業当初からビジネス客や観光客に支持され、横浜の国際観光都市化に貢献しました。 地元の経済活性化や雇用創出にも寄与したほか、周辺の商業施設や公園の整備を促進しました。 現在も横浜を代表するラグジュアリーホテルとして知られています。
1997年 パンパシフィックホテル横浜 横浜市 西区 みなとみらい