主イエスの変容の祝日(東方教会・カトリック教会・聖公会)

イエスが、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて高い山に登られた。すると弟子たちの前でイエスの顔は太陽のように輝き、衣は光のように白くなった。そして、モーセとエリヤが現れ、受難について語り合った。また、光り輝く雲がペテロらを覆い、神の声が下った。(マタイの福音書17:1~13)(マルコの福音書9:2~13)(ルカの福音書9:28~36)上記聖書に記載された出来事を記念するもので、「主の変容」が受難の40日前という伝承に基づき、十字架称賛の祝日(9月14日)の40日前の8月6日に祝われるようになった。キリスト教美術のテーマで、各地の教会に作品が残る。

イエス・キリストがモーセとエリヤとともに変容した出来事を記念するキリスト教の祝日です。 東方教会・カトリック教会・聖公会で毎年8月6日に祝われます。
キリスト教の聖書(マタイ17:1〜13、マルコ9:2〜13、ルカ9:28〜36)に記載された主イエスの変容の出来事を記念する祝日です。 イエスはペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴い高い山に登り、顔は太陽のように衣は光のように輝いたと伝えられています。 その際、旧約の預言者モーセとエリヤが現れ、イエスの受難について語り合いました。 「主の変容」が十字架称賛の祝日(9月14日)の40日前に位置するとした伝承に基づき、8月6日に祝われるようになりました。 東方教会、カトリック教会、聖公会などで典礼行事が行われ、教会建築や宗教美術で重要なテーマとされています。 信徒は祈祷やミサを通じてイエスの神性と受難の予告を瞑想し、信仰を深めます。
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