1959年

鹿児島県大隅半島に台風第6号が上陸。四国南部、紀伊半島西部、関東地方を経て銚子市の沖合に抜けた。長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県を中心に土砂災害などで死者・行方不明16人を出す被害。

1959年8月6日、台風第6号が鹿児島県大隅半島に上陸し大規模な土砂災害を引き起こす。
1959年8月6日未明、台風第6号が鹿児島県大隅半島に上陸し、紀伊半島西部・四国南部・関東地方を縦断した。長崎県・大分県・宮崎県・鹿児島県では集中豪雨により土砂崩れや河川氾濫が多発し、住宅被害や道路寸断が相次いだ。被害は死者・行方不明16人に及び、地域社会に深刻な打撃を与えた。この災害を契機に気象庁の警報体制が強化され、土砂災害対策や避難計画の整備が進められた。台風に対する防災意識向上へとつながる重要な教訓となった。
1959年 鹿児島県 大隅半島 紀伊半島 銚子市 長崎県 大分県 宮崎県 土砂災害
1975年

青森県の岩木山麓で土石流が発生(岩木山百沢土石流災害)。

1975年8月6日、青森県岩木山麓で岩木山百沢土石流災害が発生。
集中豪雨によって岩木山の北麓に位置する百沢集落で土石流が発生し、住宅地を襲った。激しい水流と土砂は多数の建物を押し流し、甚大な物的被害と死傷者をもたらした。災害後の調査で被災状況が明らかになり、地域社会に深刻な衝撃が走った。事後対策として河川改修や土砂災害警戒区域の指定が行われ、防災インフラの強化が進められた。この災害は地域防災意識の向上と防災訓練実施の契機となった。
1975年 青森県 岩木山 土石流 岩木山百沢土石流災害
1993年

鹿児島市を中心とした地域で集中豪雨の被害(平成5年8月豪雨)。

鹿児島市を中心に記録的な集中豪雨が発生し、土砂災害など深刻な被害をもたらしました。
1993年8月6日、鹿児島県では前線停滞に伴う集中豪雨が発生し、1時間雨量100mm超を観測。 河川の氾濫や土砂崩れが各地で相次ぎ、住宅浸水や道路寸断の被害が拡大。 特に霧島山麓や錦江湾沿岸で被災が顕著となり、救助活動や避難所開設が急務となった。 気象台は大雨警報を発表し、市民に対し早期避難を呼びかけたが、多くの犠牲者や行方不明者を出す結果となった。 この豪雨災害は防災対策の見直しを促し、ハザードマップ整備や河川改修などの教訓を残した。
鹿児島市 平成5年8月豪雨
1997年

大韓航空801便墜落事故。ソウル発グアム行きの大韓航空機がグアム国際空港への着陸進入中に墜落、乗員乗客254名中228名が死亡。

大韓航空801便がグアム空港への着陸進入中に墜落し、多数の乗員乗客が犠牲となった衝撃的事故です。
1997年8月6日、ソウル発グアム行きの大韓航空801便(B747)が着陸進入中に墜落。 悪天候や計器着陸装置の不具合、クルーの判断ミスなどが重なり、滑走路手前に衝突した。 乗員乗客254名中228名が死亡し、残る26名が重軽傷を負う大惨事となった。 事故調査では運航管理体制の問題や航空安全基準の見直しの必要性が指摘され、韓国や米国での航空規制強化につながった。 また、救助活動の遅れや情報開示の不透明さも批判され、安全文化の向上が課題とされた。
1997年 大韓航空801便墜落事故 ソウル グアム 大韓航空 グアム国際空港