永享11年6月27日

二十一代集の最後の『新続古今和歌集』が完成。

室町時代に勅撰和歌集の最後を飾る『新続古今和歌集』が完成し、日本文学の節目となった。
永享11年(1439年)6月27日、室町幕府の許可を得て編纂された「新続古今和歌集」が完成した。 「二十一代集」の最終作として、新古今和歌集以来の和歌伝統を受け継ぎつつ、当代の感性を反映した作品が集められた。 編者には歌人・公家たちが参加し、後世の和歌研究に大きな影響を与えた。 書写本の制作には高い藝術性が求められ、装飾された料紙も注目を集めた。 この完成により、勅撰和歌集は全21集で一旦の完結を迎えた。
1439年 永享 6月27日 二十一代集 新続古今和歌集
1932年

第1回ヴェネツィア国際映画祭が開催される。

1932年8月6日、世界初の国際映画祭として第1回ヴェネツィア国際映画祭が開催されました。
1932年、イタリアのヴェネツィア・リド島で第1回ヴェネツィア国際映画祭が開幕しました。 主催はイタリア政府の観光振興を目的とした組織で、他の芸術祭に倣い映像文化を国際的に交流させる試みが始まりました。 当初は審査制度がなく、上映作品も少数でしたが、フランスやドイツ、アメリカなど多国籍の作品が集まりました。 その後、世界三大映画祭の一つに数えられるようになり、映画文化の発展に大きな影響を与えています。 今日では賞レースの重要な舞台として世界中の注目を集めています。
1932年 ヴェネツィア国際映画祭
1988年

第一回原爆ドーム合作絵画の会が開催。

被爆建造物『原爆ドーム』を舞台に、参加者が平和への願いを込めて共同制作した絵画展が初めて開催された記念すべき日です。
広島市の世界遺産『原爆ドーム』前で、被爆者や市民、学生らが集まり、平和へのメッセージを込めた絵画を共同制作した。 主催者が中心となり、戦争の悲惨さと平和の重要性をアートで表現する試みとして企画された。 参加者は多世代にわたり、各々が感じた平和への思いをキャンバスに描いた。 完成した作品は展覧会として公開され、市民や観光客に平和について考える機会を提供した。 以降、この合作絵画の会は毎年継続され、広島の夏の平和行事として定着していく。
1988年 原爆ドーム合作絵画の会