永享11年6月27日
二十一代集の最後の『新続古今和歌集』が完成。
室町時代に勅撰和歌集の最後を飾る『新続古今和歌集』が完成し、日本文学の節目となった。
永享11年(1439年)6月27日、室町幕府の許可を得て編纂された「新続古今和歌集」が完成した。
「二十一代集」の最終作として、新古今和歌集以来の和歌伝統を受け継ぎつつ、当代の感性を反映した作品が集められた。
編者には歌人・公家たちが参加し、後世の和歌研究に大きな影響を与えた。
書写本の制作には高い藝術性が求められ、装飾された料紙も注目を集めた。
この完成により、勅撰和歌集は全21集で一旦の完結を迎えた。
1439年
永享
6月27日
二十一代集
新続古今和歌集