258年

シクストゥス2世

第24代ローマ教皇

第24代ローマ教皇
3世紀の初期キリスト教の指導者で、第24代ローマ教皇として教会を統率した人物。
257年頃に教皇位に就任し、教会の組織強化を図った。 当時のローマ帝国はキリスト教徒への迫害を行っており、彼もその犠牲となった。 バレンティニアヌス2世皇帝の迫害により殉教したと伝えられる。 彼の殉教は初期キリスト教徒に大きな影響を与え、後世に敬虔の模範とされた。 教会暦では8月6日に墓前祭が行われる。
258年 シクストゥス2世 ローマ教皇 生年不詳
1221年

ドミニコ

(1170 - 1221)

ドミニコ会創設者、カトリック教会の聖人

ドミニコ会創設者 カトリック教会の聖人
ドミニコ会を創設し、アルビ派を説得しつつ教会改革に努めたカトリックの聖人。
1170年頃にスペインで生まれ、生涯を通じて布教と学問の重要性を説いた。 1216年に教皇ホノリウス3世の承認の下でドミニコ会(祈りと説教の会)を創設。 アルビジョワ派の異端説に対抗するため、説教活動を積極的に展開した。 厳格な禁欲生活と学問研究の両立を重視し、多くの修道院を設立。 1221年にローマで死去し、1234年に列聖。彼の教えは後の神学発展に大きな影響を与えた。
1221年 ドミニコ ドミニコ会 カトリック教会 聖人 1170年
1458年

カリストゥス3世

(1378 - 1458)

第209代ローマ教皇

第209代ローマ教皇
第209代ローマ教皇として、教会改革と対オスマン防衛に力を注いだ教皇。
1378年にスペイン貴族の家に生まれ、アルフォンソ5世の庶兄として育つ。 1455年に教皇に選出され、ポープとして教会の財政改革に着手した。 コンスタンティノープル陥落後、オスマン帝国に対抗するため十字軍再建を呼びかけた。 親族を要職に就けるネポティズムを行ったことから批判も受けた。 1458年に死去し、ボルジア家の台頭に繋がる布石を残した。
1458年 カリストゥス3世 1378年
1978年

パウルス6世

(1897 - 1978)

第262代ローマ教皇

第262代ローマ教皇
第262代ローマ教皇。 第二バチカン公会議を推進した教皇。
1897年にイタリアで生まれ、1944年に枢機卿に叙階された後、1963年に教皇に選出。 彼の教皇在位中に第二バチカン公会議の実施を監督し、教会の近代化と対話促進を図った。 1968年には『ヒュマナエ・ヴィテ』を発表し、ライフサイエンスにおける教義を明確化。 世界各国を訪問し、宗教間対話や平和構築に尽力した初の教皇の一人とされる。 1978年に逝去、保守と進歩の均衡を図ったその功績は現代カトリック教会に大きな影響を与えた。
1978年 パウルス6世 1897年