08月06日の誕生日 | calendar.web-standard.org

治承4年7月14日

後鳥羽天皇

(1180 - 1239)

第82代天皇

鎌倉時代中期に在位した第82代天皇。幕府との対立から承久の乱を引き起こし、最終的に隠岐に配流されました。

後鳥羽天皇（1180-1239）は、日本の第82代天皇です。治承4年7月14日に生まれ、わずか2歳で即位しました。在位中は院政を行いながらも、鎌倉幕府との権力闘争が激化しました。承久の乱（1221年）を起こし、朝廷の権威回復を図りましたが幕府に敗北。乱後は隠岐へ配流され、余生を過ごしました。 1239年に没し、法皇としても知られています。詩歌や和歌にも優れ、後世に文化的遺産を残しました。

1180年治承 7月14日後鳥羽天皇天皇 1239年

1504年

マシュー・パーカー

(1504 - 1575)

カンタベリー大主教、神学者

カンタベリー大主教神学者

イングランド国教会の初代カンタベリー大主教。宗教改革期に神学的立場を確立し、教会制度の整備に尽力しました。

マシュー・パーカー（1504-1575）は、イングランド国教会の神学者であり初代カンタベリー大主教です。エリザベス1世の治世下で教会組織の確立に大きな役割を果たしました。ローマ・カトリック教会からの独立を推進し、プロテスタント神学を体系化しました。聖職者の教育制度や典礼書の整備にも注力し、英語の聖書普及に尽力しました。古写本の収集家としても知られ、後の聖書研究に影響を与えました。著書に『序願文（Book of Advertisements）』などがあります。

1504年マシュー・パーカーカンタベリー大主教神学者 1575年

1638年

ニコラ・ド・マルブランシュ

(1638 - 1715)

哲学者

17世紀フランスの哲学者。神学と形而上学を統合した独自の理論を展開しました。

ニコラ・ド・マルブランシュ（1638-1715）は、フランスの哲学者で神学者でもありました。デカルトの合理主義を受け継ぎつつ、神と人間の関係を探求しました。『神即心理（De la recherche de la vérité）』で有名な著書を残しました。観念論的傾向を示し、精神と物質の二元論を再構築しました。後のスピノザやライプニッツらにも影響を与え、近代哲学に貢献しました。パリ神学校で教授として教鞭を執り、多くの弟子を育成しました。

1638年ニコラ・ド・マルブランシュ哲学者 1715年

1644年

ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール

(1644 - 1710)

フランス王・ルイ14世の愛妾

フランス王ルイ14世の最初の公認愛妾。豪華な宮廷生活で名を馳せました。

ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール（1644-1710）は、フランス王ルイ14世の最初の公認愛妾です。王と深い情愛関係を築き、一時は宮廷内で強い影響力を持ちました。しかし教会の反対や王の関心の変化により徐々に疎外されました。晩年は修道女として過ごし、宗教的な生活に転じました。彼女の存在は当時の宮廷文化や芸術に大きな影響を与えました。

1644年ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエールフランス王ルイ14世 1710年

天和2年7月4日

小笠原忠基

(1682 - 1752)

豊前国小倉藩主

江戸時代中期の大名。豊前国小倉藩主を務めました。

小笠原忠基（1682-1752）は、江戸時代中期の大名で豊前国小倉藩主です。天和2年に生まれ、家督を継いで藩政改革に着手しました。知行や財政の整備を行い、領内の産業振興に努力しました。学問や文化にも関心を持ち、藩校の設立を支援したと伝えられます。晩年は隠居し、藩政の助言者として引き続き影響力を保ちました。

1682年天和 7月4日小笠原忠基豊前国小倉藩 1752年

1697年

カール7世

(1697 - 1745)

神聖ローマ皇帝

神聖ローマ皇帝（在位：1742-1745）。ヴュルテンベルク選帝侯として帝位を得ました。

カール7世（1697-1745）は、神聖ローマ皇帝として位を務めたヴュルテンベルク選帝侯です。在位中はハプスブルク家以外の皇帝として初めて即位しました。オーストリア継承戦争中の1742年に皇帝選出され、政治的混乱の中で統治しました。帝国内の改革に着手しましたが短命に終わり、影響は限定的でした。彼の即位は神聖ローマ帝国の選帝侯制度のあり方を象徴しました。

1697年カール7世神聖ローマ皇帝 1745年

元文3年6月21日

林子平

(1738 - 1793)

江戸時代の経世家

江戸時代中期の経世家・地理学者。『海国兵談』で国防の必要性を説きました。

林子平（1738-1793）は、江戸時代の経世家で地理学者です。著書『海国兵談』で日本海防の強化を提言し、実践的な提言を行いました。地理図や海外情報収集に尽力し、外国情勢の研究にも関心を示しました。幕府から幽閉・押込を受けるなど、批判的な姿勢が問題視されました。日本の近代化に先駆けた思想家として、後世に評価されています。

1738年元文 6月21日林子平江戸時代経世家 1793年

1766年

ウイリアム・ウォラストン

(1766 - 1828)

化学者、物理学者、天文学者

化学者物理学者天文学者

イギリスの化学者・物理学者・天文学者。光学や化学分析に業績を残しました。

ウイリアム・ウォラストン（1766-1828）は、イギリスの多才な科学者です。光学分野では分光器の改良や光の屈折研究を行いました。化学では微量元素の定量分析方法を開発し、化学工学への応用を促進しました。天文学では彗星観測などにも従事し、科学誌で研究成果を発表しました。学際的なアプローチで18世紀末から19世紀初頭の科学発展に貢献しました。

1766年ウイリアム・ウォラストン化学者物理学者天文学者 1828年

1768年

ジャン＝バティスト・ベシェール

(1768 - 1813)

軍人、フランスの元帥

軍人フランスの元帥

ナポレオン戦争期のフランス元帥。戦功により多くの称号を得ました。

ジャン＝バティスト・ベシェール（1768-1813）は、ナポレオン戦争期のフランス元帥です。多くの戦役に参加し、勇敢な指揮ぶりで名を馳せました。イタリア戦役やプラハの戦いなどで戦功を挙げ、爵位を授与されました。ロシア遠征では負傷し、1813年の戦闘で戦死しました。忠実かつ勇敢な将軍として同時代に高く評価されました。

1768年ジャン＝バティスト・ベシェール軍人フランス元帥 1813年

寛政10年6月24日

大田原愛清

(1798 - 1847)

下野国大田原藩主

江戸時代後期の大名。下野国大田原藩主として藩政を取り仕切りました。

大田原愛清（1798-1847）は、江戸時代後期の下野国大田原藩主です。寛政10年に生まれ、家督を継いで領内の政治や財政を改革しました。農業振興や年貢制度の見直しなど、藩政改革に取り組みました。学問奨励のため藩校を整備し、教育環境の充実に努めました。領民の生活向上を図り、地域の安定に貢献しました。

1798年寛政 6月24日大田原愛清下野国大田原藩 1847年

1809年

アルフレッド・テニスン

(1809 - 1892)

詩人

イギリスを代表するロマン主義の詩人。『イノラスターの淑女』などで知られ、豊かな自然描写が特徴。ヴィクトリア朝時代の文学に大きな影響を与えた。

アルフレッド・テニスンは1809年に誕生したイギリスの詩人。英雄的叙事詩から抒情詩まで幅広い作品を手掛け、豊かな自然描写と感傷的なテーマが魅力。代表作『イノラスターの淑女』『トルカット・ロッド』は文学界で高く評価され続けている。 1847年にはヴィクトリア女王の婚礼詩を任されるなど、宮廷とも深く関わりを持った。 1892年の死去まで詩作を続け、その遺産は現在も多くの読者に愛されている。

1809年アルフレッド・テニスン詩人 1892年

文政4年6月15日

水野忠武

(1824 - 1844)

駿河国沼津藩主

江戸時代後期の駿河国沼津藩主。治水や藩政改革に取り組んだが、在任は短期間だった。

水野忠武は1824年に生まれ、駿河国沼津藩主を務めた大名。藩内の財政再建や治水事業に着手し、領民の生活改善を試みた。しかし在任期間は短く、1844年に死去するまで藩政安定の礎を築くに至らなかった。幕末の動乱期に藩主としての責任を担い、わずかな期間ながら地域の発展に尽力した。生涯を通じて藩主としての宿命に向き合った人物といえる。

1824年文政 6月15日水野忠武駿河国沼津藩 1844年