ヤマユリ (山百合)

学名: Lilium auratum
科名: ユリ科

花言葉

  • 威厳
  • 荘厳
  • 純潔
  • 飾らぬ美

特徴

花色:

説明

ヤマユリは日本原産のユリの代表格で、学名の「auratum」は黄金色を意味し、花びらの黄色い帯状の筋にちなんで名付けられました。花径は15-18センチと非常に大きく、白い花びらに黄色い筋と紅褐色の斑点が散らばる豪華な花を咲かせます。甘く濃厚な香りは日本自生の花の中でも例外的に強く、その風貌の華麗さから「ユリの王様」と呼ばれています。

豆知識

  • 明治30年代頃から花の観賞が始まり、球根は絹に次ぐ二番目の主要輸出品だった
  • 花径が15-18センチとユリ科の中でも最大級のサイズを誇る
  • 学名の「auratum」は黄金色を意味し、花の黄色い筋模様にちなんでいる
  • 縄文時代から既に食用されていた歴史がある

利用方法

観賞用
  • 切り花として高級花材
  • 庭植えでの観賞用
  • 鉢植えでの室内装飾
薬用
  • 鱗茎が薬用として利用される
  • 滋養強壮の効果

注意: 適量を守って使用すること

食用
  • 鱗茎(ユリ根)
その他
  • 切り花用輸出産業
  • 園芸品種の育種材料

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎

症状: 大量摂取により胃腸の不調を起こす可能性がある

ニーレンベルギア (銀盃草)

学名: Nierembergia caerulea
科名: ナス科

花言葉

  • 許されざる恋
  • 心が和む
  • 楽しい追憶

特徴

花色:

説明

ニーレンベルギアは南アメリカ原産のナス科の植物で、初夏から秋にかけて直径2センチほどのカップ状の小さな花を株一面に咲かせます。花色は白や青、紫、複色があり、中心部は黄色くなります。一日花ですが、開花期が長く次々と花を咲かせるため、夏の花壇には欠かせない存在です。和名の銀盃草は、花の形が銀の盃のように見えることに由来します。

豆知識

  • 一日花だが、開花期が5ヶ月も続く長期間咲き花
  • 和名の「銀盃草」は花の形が銀の盃に似ていることから
  • ナス科だがトマトやナスとは全く異なる見た目を持つ
  • 耐暑性に優れ、真夏でも花を咲かせ続ける

利用方法

観賞用
  • 夏花壇の縁取り
  • ハンギングバスケット
  • 鉢植えでの装飾
薬用
  • 特に薬用としての利用はない

注意: ナス科植物のため、摂取は避けること

食用

食用ではありません。

その他
  • グランドカバー
  • ロックガーデン

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草

症状: ナス科植物として軽微な毒性を持つ可能性がある

アサガオ (朝顔)

学名: Ipomoea nil
科名: ヒルガオ科

花言葉

  • 固い絆
  • はかない恋
  • 短い恋
  • 満ち足りた気分
  • 冷静

特徴

花色:

説明

アサガオは熱帯アジア原産のヒルガオ科の一年草で、奈良時代末期に薬用植物として日本に伝来しました。江戸時代には2度のブームを経て観賞用植物として発展し、現在では1000種類を超える品種があります。つる性で長いつるを伸ばして支柱に絡みつき、夜明け前から花が開き始めて午前4時頃までには満開となり、昼頃にはしぼんでしまう特徴があります。

豆知識

  • 江戸時代には1000種類を超える品種が作られ、現代でも品種改良が続いている
  • 花が午前4時頃に開くため「朝の4時の花」とも呼ばれる
  • 変化朝顔と呼ばれる突然変異品種は江戸時代の園芸文化の象徴
  • 種子の「牽牛子」は漢方薬として現在でも使用されている

利用方法

観賞用
  • 緑のカーテンとして
  • 朝の庭の装飾
  • 鉢植えでの観賞
薬用
  • 種子が下剤として利用される(牽牛子)
  • 伝統的な漢方薬

注意: 種子の摂取は専門家の指導のもとで行うこと

食用

食用ではありません。種子は薬用のみ。

その他
  • 教育教材として
  • 緑化・遮光用途

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 種子

症状: 種子には下剤成分が含まれており、大量摂取すると腹痛や下痢を起こす