1912年

東京・有楽町のタクシー自動車が日本初のタクシー営業を開始。

東京・有楽町で日本初のタクシー営業がスタート。
1912年(大正元年)8月5日、東京・有楽町で日本初のタクシー自動車による営業が開始されました。 走行車両は外国製のガソリン自動車を改造したもので、乗客を時間制料金で運ぶシステムが導入されました。 これまでの馬車や人力車に代わる交通手段として注目を集めました。 営業開始当初の乗車料金や配車方法は試行錯誤が続きましたが、都市交通の近代化を促進しました。 この日を境に自動車による公共交通サービスが普及し、後のタクシー産業の礎が築かれました。
1912年 有楽町 日本初のタクシー
1914年

オハイオ州クリーブランドに世界初の電気式信号機を設置。なお、世界初の信号機は1868年12月、ロンドンに設置されたガス式のもの(en:Traffic_light)

クリーブランドに世界初の電気式交通信号機が設置され、交通安全の新時代が始まる。
1914年8月5日、米国オハイオ州クリーブランド市に世界初の電気式交通信号機が設置されました。 設置場所はユニバーサル交差点で、赤・緑・黄の信号灯を電気制御で切り替える方式でした。 従来のロンドンで1868年に導入されたガス式信号機に代わり、自動化・視認性の向上が図られました。 このシステムは交通事故の減少に貢献し、後の都市交通インフラに広く普及しました。 電気式信号機の導入は都市の交通管理に革命をもたらし、現代の信号機の原型となりました。
オハイオ州 クリーブランド 信号機 en:Traffic_light
2002年

住民基本台帳ネットワークの運用開始。

2002年8月5日、日本の市町村を結ぶ住民基本台帳ネットワークが運用開始。行政手続きの電子化が一歩前進した。
2002年8月5日、全国の市区町村を結ぶ住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の運用が正式にスタートした。 これにより、住民票の写しや転入・転出手続きがオンラインで効率的に行えるようになった。 各自治体間で住民情報の相互参照が可能となり、行政事務の迅速化と住民サービスの向上に寄与した。 一方で個人情報の漏えいリスクやプライバシー保護に関する懸念も指摘され、制度運用の見直しがたびたび議論された。 現在はマイナンバー制度の導入などを経て、さらなる行政のデジタル化が進められている。
2002年 住民基本台帳ネットワーク
2004年

広州で広州白雲国際空港が開港。

2004年8月5日、中国・広州市に新空港『広州白雲国際空港』が開港し、国内外の交通拠点として発展を開始した。
2004年8月5日、現在の広州白雲国際空港が正式に開港し、旧白雲空港に代わって広州の新たな航空ハブとなった。 広大な旅客ターミナルと最新の滑走路を備え、当初から年間数千万人の旅客処理能力を目指して設計された。 開港により中国南部や華南経済圏と世界各地を結ぶ路線ネットワークが飛躍的に拡大した。 また、貨物輸送能力の充実により広州・深センを結ぶ物流拠点としても重要性を増した。 その後も増設工事や第3滑走路の整備が進み、アジア有数の大規模空港に成長を遂げている。
2004年 広州 広州白雲国際空港