08月05日の命日 - 芸術家・音楽家

1716年

テレサ・デル・ポ

(1649 - 1716)

画家、彫刻家

画家彫刻家

イタリアのバロック期の女流画家・彫刻家。

1649年に生まれ、17世紀後半から18世紀初頭にかけてローマやミラノで活躍しました。父は画家ドメニコ・デル・ポで、家族的工房で修練を積み、宗教画や肖像画、彫刻作品を手掛けました。

1716年テレサ・デル・ポイタリア語版 1649年

1753年

ヨハン・ゴットフリート・アウアーバッハ

(1697 - 1753)

画家

18世紀ドイツで活動した肖像画家です。貴族や学者の肖像を多く手掛けました。

1697年にドイツで生まれたヨハン・ゴットフリート・アウアーバッハは、バロック後期からロココ期に活躍した肖像画家です。彼は貴族や学者の肖像画を手掛け、精緻な描写と温かな色調が特徴です。ドイツ各地の宮廷で高く評価され、その作品は現代でも美術館やコレクションに収蔵されています。多様な題材に取り組み、宗教画や歴史画も残しました。1753年に没し、その画風は後世の画家に影響を与え続けています。

1753年ヨハン・ゴットフリート・アウアーバッハ英語版 1697年

1757年

アントワーヌ・ペーヌ

(1683 - 1757)

画家

18世紀フランス宮廷で活躍した画家です。肖像画や宗教画で知られています。

1683年にフランスで生まれたアントワーヌ・ペーヌは、ルイ15世の宮廷画家として任命され、肖像画や歴史画を手掛けました。堅牢な構図と繊細な色彩感覚が特色で、その作品は宗教画から神話画まで幅広い題材を扱います。ペーヌの絵画はフランス古典主義の伝統を受け継ぎつつも個性的な表現を示し、当時の画壇において高く評価されました。彼の作品は現在も美術館や個人コレクションで所蔵され、当時の文化や風俗を知る貴重な資料となっています。1757年に没し、その功績は今日も研究されています。

1757年アントワーヌ・ペーヌ 1683年

1787年

フランソワ・フランクール

(1698 - 1787)

作曲家

バロック期フランスの作曲家で、宗教曲や世俗音楽を数多く残しました。

1698年にフランスで生まれたフランソワ・フランクールは、バロック音楽の作曲家として活躍しました。教会カンタータやモテットなど宗教曲を中心に、室内楽や舞曲も手掛けました。彼の作品は対位法と豊かな和声進行を特徴とし、同時代の作曲家たちに影響を与えました。パリのサント＝シャペルや王立礼拝堂で任職し、多数の楽譜を出版しました。1787年に没後も、バロック音楽研究の中で再評価されています。

1787年フランソワ・フランクール 1698年

1891年

アンリ・リトルフ

(1818 - 1891)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

ドイツ系フランス人のピアニスト＆作曲家で、華麗な演奏と交響詩的作風で知られます。

1818年にドイツのシュレースヴィヒ＝ホルシュタインで生まれたアンリ・リトルフは、優れたピアニストとしてヨーロッパ各地で演奏活動を展開。作曲家としても活躍し、交響詩《詩曲（Concertos symphoniques）》シリーズを発表。緻密な管弦楽法とピアノの技術的要求を融合させた独自のスタイルが特徴。フランス音楽界でも高く評価され、生涯にわたり公演と作曲を続けました。その作品群はロマン派音楽の一翼を担い、後世の作曲家にも影響を与えています。

1891年アンリ・リトルフピアニスト 1818年

1893年

ジェームズ・ロード・ピアポント

(1822 - 1893)

作詞家、作曲家、編曲家、オルガン奏者

作詞家作曲家編曲家オルガン奏者

19世紀アメリカの作曲家・作詞家で、『ジングルベル』の作曲者として知られています。

1822年にアメリカ合衆国のボストン近郊で生まれたジェームズ・ロード・ピアポントは、教会オルガン奏者としての活動を開始。作曲家・作詞家としても数多くの聖歌や賛美歌を手掛け、1863年に『ジングルベル』を発表して世界的に普及。編曲家としても活躍し、合唱や器楽の編成に適した楽譜を多数刊行。温かなメロディとシンプルな歌詞は子どもから大人まで親しまれ、クリスマスの定番曲となりました。彼の作品は現在でも年間を通じて演奏され、多くの音楽家に影響を与え続けています。

1893年ジェームズ・ロード・ピアポント英語版 1822年

1916年

ジョージ・バターワース

(1885 - 1916)

作曲家

イギリスの作曲家・フォークソング収集家。第一次世界大戦で戦死し、大きな損失とされた。

ジョージ・バターワース（George Butterworth, 1885-1916）は、イギリスの作曲家・民謡研究家。オックスフォード大学在学中から作曲活動を始め、代表作に『A Shropshire Lad』の歌曲集がある。イギリス民謡の収集・編曲にも尽力し、民族音楽の保持に貢献。第一次世界大戦勃発後は陸軍に従軍し、1916年のソンムの戦いで戦死。若くして亡くなったが、その繊細な抒情性を持つ作品は今なお演奏され続けている。

ジョージ・バターワース作曲家 1885年

1955年

カルメン・ミランダ

(1909 - 1955)

サンバ歌手、女優

サンバ歌手女優

ブラジル出身のサンバ歌手でハリウッド女優。トロピカルな衣装とラテンのリズムで人気を博した。

1909年にリオデジャネイロで生まれたカルメン・ミランダは、ブラジルの音楽シーンでサンバ歌手として頭角を現し、1939年にアメリカへ渡ってハリウッド映画に出演した。フルーツをあしらった帽子と煌びやかな衣装で“ブラジリアン・ボンバシェル”の異名を持ち、ラテン音楽ブームの火付け役となった。映画『アラバマ物語』などで主演を務め、軽快なダンスと歌声で世界中の観客を魅了した。

1955年カルメン・ミランダ 1909年

1963年

サルバドール・バカリッセ

(1898 - 1963)

作曲家

スペインの作曲家。亡命後もパリを拠点に作品を発表した。

1898年マドリードに生まれたサルバドール・バカリッセは、スペイン国営ラジオの音楽監督を務めた後、スペイン内戦によってフランスへ亡命した。パリで『幻想舞曲』などの作品を発表し、シンプルながら情感豊かな旋律が特徴とされる。サルスエラや管弦楽作品を手掛け、戦後のヨーロッパ音楽界でも高い評価を受けた。

1963年サルバドール・バカリッセ 1898年

1973年

服部逸郎

(1907 - 1973)

作曲家、歌手、作詞家、元アナウンサー

作曲家歌手作詞家元アナウンサー

作曲家、歌手、作詞家として活躍し、元アナウンサーとして多彩な才能を発揮した。

1907年に生まれ、NHKのアナウンサーとしてキャリアを開始。音楽への情熱から作曲活動に取り組み、数多くの歌曲を発表。作詞家としても活躍し、自作の歌を自らの歌声で披露した。ラジオ番組の司会やインタビューで親しまれ、幅広い分野で才能を発揮。 1973年に逝去するまで、音楽と放送を結ぶ先駆者として知られた。

1973年服部逸郎作曲家歌手作詞家アナウンサー 1907年

1991年

ガストン・リテーズ

(1909 - 1991)

作曲家、オルガニスト

作曲家オルガニスト

フランスの作曲家・オルガニスト。宗教音楽を中心に活躍した。

ガストン・リテーズは1909年にフランスで生まれた作曲家・オルガニスト。教会オルガニストとして宗教音楽を作曲し、その美しい旋律と和声感覚で知られた。数々のミサ曲やモテットを手がけ、20世紀のフランス聖歌復興運動に寄与した。教会音楽の指導者として後進を育成し、録音や出版を通じて作品を広めた。1991年に没したが、その作品は現在も演奏され続けている。

ガストン・リテーズ 1909年

1992年

ジェフ・ポーカロ

(1954 - 1992)

ドラマー、スタジオ・ミュージシャン

ドラマースタジオ・ミュージシャン

アメリカの著名なドラマー。Totoのメンバーとしても知られ、数多くのヒット曲でプレイした。セッション・ミュージシャンとして多くのアーティストを支えた。

1954年カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる。若くして地元バンドで腕を磨き、1970年代にプロのドラマーとしてデビュー。バンドTotoを結成し、「Rosanna」「Africa」などの大ヒットで世界的な名声を得る。またスティーヴ・ウィンウッド、ポール・サイモン、マイケル・ジャクソンなど数々のアーティストのレコーディングに参加。その正確無比なリズムと繊細なグルーヴでレコーディング界の頂点に立つ。 1992年に心臓発作で急逝し、その死は多くのミュージシャンに衝撃を与えた。

ジェフ・ポーカロドラマースタジオ・ミュージシャン 1954年