1546年

アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネ

(1484 - 1546)

建築家

建築家
ルネサンス期イタリアの名門建築家サンガッロ家の一員。
1484年にローマで生まれ、サンガッロ家に育まれた。 セントピエトロ大聖堂やローマ市内の教会建築に携わり、多くのプランを手がけた。 古代建築の技法を学びつつ、革新的な設計を追求した。 弟子たちを育成し、後の建築家たちに大きな影響を与えた。 1546年に没し、早世ながらも多くの設計図を後世に残した。 彼の作品はルネサンス建築の発展に寄与したと評価されている。
1546年 アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネ 建築家 1484年
1667年

フランチェスコ・ボッロミーニ

(1599 - 1667)

建築家

建築家
バロック期イタリアの建築家。大胆な曲線と有機的デザインが特色。
1599年にミラノ近郊に生まれ、ローマで修業を積んだ。 サン・カルロ・アッレ・クァトロ・フォンターネ教会などで独創的な設計を手がけた。 光と影を巧みに操る空間構成で、バロック建築に新たな方向性を示した。 同時代のベルニーニらとも交流し、建築理論の発展に寄与した。 1667年に没し、その斬新な造形は後世の建築家に大きな影響を与えた。 建築史においてバロックの代表的巨匠と位置付けられている。
1667年 フランチェスコ・ボッロミーニ 1599年
1721年

グリンリング・ギボンズ

(1648 - 1721)

彫刻家

彫刻家
17世紀イギリスの彫刻家、精緻な木彫レリーフで知られる。
1648年にオランダ領で生まれ、少年期にイングランドへ移住した。 ロイヤル宮廷の依頼を受け、多数の宮殿や教会の装飾を手がけた。 特に木彫による花や果物のモチーフは、その繊細さで高く評価された。 木彫だけでなく石彫やブロンズ像の制作にも技術を発揮した。 1721年に没し、英国バロック装飾の第一人者として名を残した。 その作品は現在もロンドン塔やウィンザー城で鑑賞できる。
1721年 グリンリング・ギボンズ 彫刻家 1648年
1784年

ジョヴァンニ・マルティーニ

(1706 - 1784)

作曲家

作曲家
イタリア・ボローニャを拠点に活動したバロック期の作曲家。理論家としても知られ、多くの音楽家を指導した。
1706年にイタリアのボローニャで生まれた。 バロック音楽の作曲家として、教会音楽やオペラの作品を数多く残した。 特に対位法の研究で名高く、音楽理論書を執筆した。 ヨハン・セバスティアン・バッハやモーツァルトとも交流があったとされる。 多くの弟子を育成し、後世の音楽家に大きな影響を与えた。 1784年に死去し、現在も西洋音楽史にその名を刻んでいる。
1784年 ジョヴァンニ・マルティーニ 作曲家 1706年
1898年

シャルル・ガルニエ

(1825 - 1898)

建築家

建築家
パリ・オペラ座を設計したフランスの建築家。ベル・エポックを代表する巨匠。
1825年にパリで生まれ、エコール・デ・ボザールで建築を学ぶ。 1861年のコンペに勝利し、壮麗なパリ・オペラ座を設計した。 新古典主義と装飾美術を融合させた華麗なスタイルで知られる。 教会や公共建築など多くのプロジェクトを手がけ、国際的な評価を得た。 建築における構造技術と美学の両立を追求した先駆者とされる。 1898年に死去し、その作品は今日もパリの象徴として残っている。
シャルル・ガルニエ 1825年
1980年

ジークフリート・ボリース

(1912 - 1980)

ヴァイオリニスト

ヴァイオリニスト
ドイツのヴァイオリニスト。クラシック音楽の演奏と後進の教育に尽力した。
ジークフリート・ボリース(1912-1980)はドイツのヴァイオリニストとして国内外で演奏活動を展開し、バッハやベートーヴェン作品の解釈で高い評価を受けました。ソロだけでなく室内楽でも活躍し、その深みのある音色で聴衆を魅了しました。戦後は音楽院や大学で教鞭を執り、多くの若手演奏家を育成しました。また録音も多数残し、優れた演奏技術と芸術性を後世に伝えました。
1980年 ジークフリート・ボリース ヴァイオリニスト 1912年
1983年

鎌倉芳太郎

(1898 - 1983)

染織家

染織家
昭和期に活躍した日本の染織家。伝統技法を活かした作品で知られる。
1898年に生まれ、藍染や絞り染めを中心とした染織技法を駆使し、独自の色彩表現を追求した。 伝統技法を基盤にしながらも現代的な感性を取り入れた作品は、多くの工芸愛好家から注目を集めた。 作品制作では素材選びから染色・織りまで一貫して手がけ、緻密な手仕事を重んじた。 また、後進の育成にも貢献し、その技術と美意識を次世代へ伝えた。 1983年に85歳で逝去。
1983年 鎌倉芳太郎 染織家 1898年
1995年

三坂耿一郎

(1908 - 1995)

彫刻家

彫刻家
昭和期に活躍した日本の彫刻家。多様な素材を用いた造形表現で知られる。
1908年に生まれ、彫刻家として長年にわたり創作活動を行った。 木や石など多様な素材を用い、素材の特性を生かした立体作品を制作した。 制作においては伝統技法を尊重しつつも、現代的な造形表現を追求した。 国内の美術展で作品を発表し、独自の造形世界を展開した。 1995年に87歳で逝去。
三坂耿一郎 彫刻家 1908年
1998年

アルフレート・シュニトケ

(1934 - 1998)

作曲家

作曲家
ソ連の現代音楽作曲家。ポリスタイリズムを用いた革新的作品で知られる。
1934年にドイツ系家族のもとで生まれ、ソ連で育った。 20世紀後半を代表する前衛的作曲家として、クラシックと現代音楽を融合した独自の作風を展開した。 ポリスタイリズムと呼ばれる多様な音楽様式の共存を追求し、協奏曲や交響曲、室内楽など幅広いジャンルで作曲した。 映画音楽も手掛け、映像作品に深みを与える音響空間を創造した。 1998年に64歳で逝去。
アルフレート・シュニトケ 1934年
2004年

アンリ・カルティエ=ブレッソン

(1908 - 2004)

写真家

写真家
20世紀を代表するフランスの写真家、“決定的瞬間”を提唱した先駆者。
1908年生まれ。 ストリート・フォトグラフィーで知られ、日常の一瞬を切り取る“決定的瞬間”の概念を確立。 マグナム・フォト設立メンバーとして、報道写真の新たな地平を切り拓いた。 ヨーロッパからアジア、アメリカまで世界中を旅し、数々の名作を残した。 その作品は写真史に大きな影響を与え、後世の写真家に多大な示唆を与え続けている。 2004年に96歳で逝去。
2004年 アンリ・カルティエ=ブレッソン 写真家 1908年
2006年

エリーザベト・シュヴァルツコップ

(1915 - 2006)

ソプラノ歌手

ソプラノ歌手
ドイツ出身の世界的ソプラノ歌手、リートとオペラ両方で名声を博した。
1915年生まれ。 卓越した発声と表現力でモーツァルトやシュトラウス作品の名演を残す。 ヨーロッパ各地の主要歌劇場で活躍し、多くのレコーディングを録音。 リート歌手としても定評があり、ドイツ歌曲の解釈に新たな地平を開いた。 晩年は後進の指導にあたり、教育者としても功績を残した。 2006年に90歳で逝去。
2006年 エリーザベト・シュヴァルツコップ ソプラノ 歌手 1915年
2019年

中村和子

(1933 - 2019)

アニメーター

アニメーター
中村和子 アニメーター 1933年