1966年
テキサスタワー乱射事件。
1966年8月1日、テキサス大学オースティン校の時計台で元学生チャールズ・ホイットマンが乱射事件を起こした。
事件が起きたのはテキサス大学オースティン校のシグラー・タワー(時計塔)で、チャールズ・ホイットマンが上階から銃撃を開始した。
市民や学生を標的に約90分間にわたり狙撃を続け、16人が死亡、32人が負傷した。
ホイットマンは事件前に母らを刺殺しており、精神的な問題が指摘されていた。
本事件はアメリカ史上初期の「スナイパー」事件として知られ、銃規制の議論を加速させた。
警察や軍隊が塔に突入してようやく射撃を止め、ホイットマンは現場で射殺された。
事件後、大学や公共施設のセキュリティ対策が大きく見直される契機となった。
テキサスタワー乱射事件