1930年

前日に東海地方、近畿地方に豪雨をもたらした台風の影響が関東地方に及ぶ。栃木県那須町、群馬県坂上村で土砂災害が発生して、それぞれ3人ずつ死亡する被害。

1930年8月1日、台風の豪雨により栃木県那須町と群馬県坂上村で土砂災害が発生し、計6人が犠牲となった。
1930年7月末から続いた台風の影響で、東海地方や近畿地方に豪雨がもたらされた。 翌8月1日には関東地方にも雨雲が広がり、栃木県那須町と群馬県坂上村で土砂災害が発生した。 急激な降雨により斜面が崩壊し、住民の避難が間に合わず、それぞれ3名の犠牲者が出た。 当時の山間部では防災インフラや情報伝達が未整備で、被害の拡大を防ぎきれなかった。 この災害を契機に各地で河川改修や斜面保全、早期警戒体制の整備が進められることとなった。 気象庁でも台風情報の発表頻度や警報区分の見直しが検討された。
1930年 東海地方 近畿地方 台風 栃木県 那須町 群馬県 坂上村 土砂災害
1955年

墨田区厩橋近辺の花火問屋で爆発事故。住民18人が犠牲となり、80名以上が負傷。

墨田区の花火問屋で大規模な爆発事故が発生し、多数の犠牲者と負傷者を出した。
1955年8月1日、東京・墨田区厩橋付近の花火問屋で保管中の花火が爆発し、大爆発事故が発生した。 事故により周辺の建物が倒壊し、住民18名が死亡、80名以上が負傷した。 初動の消防および救助活動は混乱したが、警察や消防、自衛隊などが協力して救出作業を行った。 事故原因は保管設備の老朽化や安全管理の不備とされ、以降、危険物の貯蔵に関する規制が強化された。 都市部での危険物管理の重要性を改めて浮き彫りにし、地域安全対策の見直しにつながった。
1955年 墨田区 厩橋 花火
1962年

昭和37年台風第9号が沖縄県に接近。その後、九州西方の海上を北上して宮崎県、鹿児島県に豪雨をもたらし、死者・行方不明37人などの被害。

1962年8月1日、台風第9号が沖縄県をかすめ、その後九州西方を北上し豪雨被害をもたらした。
1962年の台風第9号は沖縄本島に接近後、九州西方の海上を北上して宮崎県・鹿児島県に激しい豪雨をもたらした。 特に宮崎県北部と鹿児島県南部では河川の氾濫や土砂崩れが多発し、家屋の倒壊や道路の寸断が相次いだ。 死者・行方不明者は合わせて37人に達し、農作物にも甚大な被害が出た。 被災地では自衛隊や消防などによる救助活動が展開され、多くの住民が避難生活を余儀なくされた。 この台風被害を契機に、河川改修や土砂災害対策が各地で進められるようになった。 現在も災害史の教訓として語り継がれている。
1962年 沖縄県 宮崎県 鹿児島県
1967年

西穂高岳落雷遭難事故: 西穂高岳から下山中の高校生、教員合わせて46人が落雷に遭い、11人が死亡、13人が負傷した。

1967年8月1日、西穂高岳で高校生らを含む46人が落雷に遭い、11人が死亡した。
北アルプスの西穂高岳山頂付近で登山中の高校生と教員ら計46人が豪雨と落雷に見舞われた。 落雷は特に下山中のパーティーを直撃し、11人が即死、13人が重軽傷を負った。 急激な天候の変化による避難の遅れが被害を拡大させ、山岳救助の難しさが浮き彫りになった。 地元消防や山岳遭難救助隊が懸命の救助活動を行い、生存者の搬送に尽力した。 この事故以降、登山前の気象確認や避雷措置の重要性が広く認識されるようになった。 現在も遭難防止の教訓として山岳ガイドや学校山行で語り継がれている。
1967年 西穂高岳落雷遭難事故
1989年

神奈川県川崎市高津区の住宅地で、集中豪雨による土砂崩れが発生し、住民3人が生き埋めになる。救助活動中に再度土砂崩れが発生、消防士3人が犠牲となり、被災者は合せて死者6人、負傷者12人となった。

1989年、神奈川県川崎市高津区で集中豪雨による土砂崩れが発生し、住民3人と消防士3人を含む計6人が犠牲になりました。
1989年8月1日、神奈川県川崎市高津区の住宅地で短時間に降り続いた集中豪雨により、大規模な土砂崩れが発生しました。 崩落に巻き込まれた住民3名が生き埋めとなり、救助活動中に再度の土砂崩壊で消防士3名が犠牲になりました。 最終的に死者6名、負傷者12名を出す大惨事となりました。 この事故を契機に、土砂災害警戒区域の設定や排水設備の改善など、都市部での土砂災害対策が強化されました。 以降、自治体や住民の防災意識向上に繋がる教訓として語り継がれています。
1989年 神奈川県 川崎市 高津区 集中豪雨 土砂崩れ
1993年

鹿児島県霧島市、姶良郡で記録的豪雨(8.1豪雨)。死者23人。

1993年、鹿児島県霧島市と姶良郡で記録的な豪雨(8.1豪雨)が発生し、23人が犠牲になりました。
1993年8月1日、鹿児島県の霧島市と姶良郡を中心に集中豪雨が襲い、『8.1豪雨』と呼ばれる記録的降水量を記録しました。 河川の氾濫や土石流が各地で多発し、住宅浸水や道路寸断など大規模な被害が発生しました。 死者は23名、行方不明者や負傷者も多数に上り、県や市町村は緊急災害対策本部を立ち上げ対応に追われました。 この災害を契機に、地域の気象観測体制や河川改修、避難計画の見直しが進められました。 現在でも8月1日は豪雨への備えを再確認する日として、地域防災訓練が行われています。
1993年 鹿児島県 霧島市 姶良郡 8.1豪雨
2004年

パラグアイの大型スーパー「イクア・ボラーニョス」で大火災が発生。400人以上が死亡。

パラグアイの大型スーパーで発生した火災事故で多くの犠牲者が出ました。
2004年8月1日、パラグアイ首都アスンシオンにある大型スーパーマーケット「イクア・ボラーニョス」で火災が発生しました。店舗内にいた客や従業員を含む400人以上が死亡し、現地では史上最悪級の火災事故として知られています。原因は電気系統のショートと見られ、消火設備の不備が被害拡大を招きました。事故後、建築基準や防災規則の見直しが進められ、再発防止策が強化されました。
パラグアイ
2007年

ミネアポリス高速道路崩落事故: アメリカ・ミネソタ州のミネアポリスでミシシッピ川に架かる高速道路の橋が崩落、多数の死傷者が出る。

ミシシッピ川の高速道路橋が突如崩落し、多数の死傷者を伴う大事故となりました。
2007年8月1日夜、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス市でミシシッピ川を跨ぐ高速道路橋が突然崩落しました。通勤時間帯だったため、多数の車両が橋上にあり、複数名の死傷者が発生しました。崩落原因は構造的な疲労と凍結・融解による鋼材への負荷とされ、老朽化したインフラの危険性が浮き彫りとなりました。事故後は橋梁の点検強化や補修計画が進められ、全国的な交通インフラの安全見直しにつながりました。
2007年 ミネアポリス高速道路崩落事故 アメリカ ミネソタ州 ミネアポリス ミシシッピ川 高速道路