ビヨウヤナギ (美容柳)
花言葉
- 気高さ
- 大胆
- 多感な心
特徴
説明
中国原産のオトギリソウ科の半落葉低木で、江戸時代に日本に渡来しました。6-7月の梅雨時期に直径3-6.5センチの鮮やかな黄色い5弁花を咲かせ、特に長い雄ずいが花弁より長く伸びて美しいのが特徴です。枝先がやや垂れ下がり葉がヤナギに似ているため「美容柳」と名付けられましたが、ヤナギ科ではありません。中国では「金糸桃」と呼ばれ、玄宗皇帝と楊貴妃の未央宮に植えられていたヤナギに似ることから「未央柳」とも呼ばれます。
豆知識
- 雄ずいは基部で5つの束になり、各束に25-35個の雄ずいがある
- 梅雨の曇天でも黄金に光り輝いて見えることから「気高さ」の花言葉
- 中国名の「金糸桃」は長い雄ずいを金の糸に例えた美しい表現
- 花は一日花で朝開いて夕方にはしぼむが、次々と新しい花が咲く
利用方法
観賞用
- 庭木
- 公園樹
- 生垣
薬用
- 中国伝統医学で解熱
- 抗炎症作用
- 皮膚病治療
注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください
食用
食用には適しません
その他
- 切り花
- 押し花
- 教育材料
毒性
症状: 毒性は報告されていません