07月30日

1733年7月30日、ヘンリー・プライスの主導によりマサチューセッツ州で フリーメイソンのグランドロッジが組織されました。 これはイングランド（1717年）とアイルランド（1725年）に次ぐ世界3番目のロッジです。 フリーメイソンリーは互助と自由思想を掲げる結社であり、アメリカ独立運動にも 影響を与えたとされます。 以後、植民地各地でロッジが設立され、社会的ネットワークとして広がっていきました。

1965年7月30日、アメリカ合衆国で社会保障法を拡大し、65歳以上の高齢者を対象とするメディケアと、低所得者を支援するメディケイドが正式に創設された。 メディケアは連邦政府が資金を拠出して診療費を補助し、医療へのアクセスを大幅に向上させた。 メディケイドは州と連邦の協働で運営され、貧困層の医療負担を軽減するプログラムとして機能した。 これらの制度はアメリカの医療福祉政策に根本的な変革をもたらし、以降の健康保険改革の基盤となっている。 現在でも約1億人以上がこれらの制度の恩恵を受けている。

1942年、太平洋戦争勃発後の排日政策によりベインブリッジ島の日系アメリカ人約227名が強制的に移送されました。 2011年7月30日、『ベインブリッジ島日系アメリカ人排除記念碑』がキトサップ郡に開場され、当時の苦難を後世に伝える場が設置されました。 記念碑には移送された人々の氏名や当時の写真、証言が刻まれており、歴史の記憶を風化させない役割を担います。 開場式には日系アメリカ人コミュニティや地元住民、関係者が参加し、和解と歴史教育の重要性が訴えられました。 この記念碑は米国内で初の強制移送に特化した日本人排除の記憶施設として注目を集めています。 歴史的事実を学び、差別や排除の教訓を未来へつなげるシンボルとなっています。