1997年
福島譲二熊本県知事が、水俣湾の魚貝類について、水俣病発見から41年ぶりに安全宣言を出す。
1997年7月29日、福島譲二熊本県知事が水俣湾の魚貝類に対する安全宣言を発表、41年ぶりに漁業資源の再開を認めた。
水俣病はチッソ水俣工場の工場廃水によるメチル水銀中毒が原因で、1956年に発症が確認されました。
以来、水俣湾での漁業は禁止され、湾内の魚介類は市場に出回りませんでした。
1997年7月29日、熊本県知事の福島譲二が水質改善と生態系の回復を受け、水俣湾内の魚貝類は安全であるとの宣言を発表しました。
この安全宣言により地域漁業は41年ぶりに再開され、地元経済や水産業に大きな期待が寄せられました。
宣言後も継続的なモニタリングと環境改善の取り組みが続けられています。
1997年
福島譲二
熊本県知事
水俣湾
水俣病