エキザカム (紅姫竜胆)

学名: Exacum affine
科名: リンドウ科

花言葉

  • 愛の告白

特徴

花色:

説明

インド洋のソコトラ島原産のリンドウ科植物で、6月から10月まで長期間青紫色の小花を株一面に咲かせます。花径1~2cmの可愛らしい花は青い花弁と中心部の黄色い雄ずいとのコントラストが美しく、厚みのある光沢のある葉は自然に丸くこんもりとした形に育ちます。ドイツでは「空のような青さ」という名で親しまれており、本来は多年草ですが寒さに弱いため日本では一年草として扱われます。

豆知識

  • ソコトラ島は世界自然遺産に登録された島で、植物の1/3が固有種
  • エキザカム属には25種ほどがあるが、栽培されるのはほぼこの種のみ
  • 四季咲き性で暖房すれば冬でも花を咲かせ続ける
  • 品種改良により矮性種や八重咲き、斑入り葉品種も存在する

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 寄せ植え
  • 室内装飾
薬用
  • 特に薬用としての利用は報告されていません

注意: 特に注意事項はありません

食用

食用には適しません

その他
  • 観賞用専門

毒性

症状: 毒性は報告されていません

ナスタチウム (金蓮花)

学名: Tropaeolum majus
科名: ノウゼンハレン科

花言葉

  • 愛国心
  • 勝利

特徴

花色:

説明

南アメリカのペルー・コロンビア原産のノウゼンハレン科の一年草で、6月から11月まで鮮やかな黄色、オレンジ、赤色の花を咲かせます。丸い葉がハスに似て、花がノウゼンカズラに似ることから「金蓮花」の名があります。全草にピリッとした辛味があり、葉・花・蕾・未熟な種子は食用になり、ビタミンCや鉄分を含んでサラダや肉料理の付け合わせに利用されます。また、独特の香りでアブラムシを遠ざけるコンパニオンプランツとしても活用されます。

豆知識

  • コロンブスが新大陸から持ち帰った植物の一つ
  • 蕾や未熟な種子はケイパーの代用品として使える辛味がある
  • 葉の形が盾に似ることから学名の「Tropaeolum」は「戦利品」を意味する
  • モネの庭でも栽培されていた歴史ある園芸植物

利用方法

観賞用
  • 花壇
  • ハンギングバスケット
  • 寄せ植え
薬用
  • ビタミンC補給
  • 抗菌作用
  • 呼吸器系の不調改善

注意: 大量摂取は避けてください

食用
  • 未熟な種子
その他
  • コンパニオンプランツ(アブラムシ除け)
  • 天然の殺虫剤

毒性

症状: 食用安全です

ダリア (天竺牡丹)

学名: Dahlia pinnata
科名: キク科

花言葉

  • 華麗
  • 気品
  • 移り気

特徴

花色:

説明

メキシコからグアテマラの高地原産のキク科の多年草で、現在では3万種以上の品種が存在します。花径3cmから30cm以上まで様々で、咲き方もシングル咲き、ポンポン咲き、カクタス咲きなど16種類に分類されます。花色は青と緑以外のほぼ全ての色があり、バラやチューリップと並んで最も花色のバラエティに富んだ植物です。日本には1842年にオランダから長崎に伝来し、花の形がボタンに似ているため「天竺牡丹」と呼ばれました。

豆知識

  • 世界最大の花を咲かせる品種は直径40cmを超える
  • ナポレオン皇后ジョゼフィーヌがダリアの愛好家として有名
  • 日本では戦時中に食糧難対策として塊根が栽培された
  • 品種数は現在も年々増加しており、園芸界で最も品種の多い植物の一つ

利用方法

観賞用
  • 花壇植え
  • 切り花
  • 鉢植え
薬用
  • メキシコでは伝統的に糖尿病治療に使用
  • 抗菌・抗炎症作用

注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください

食用
  • 花弁
  • 塊根
その他
  • 展示会・コンテスト
  • 品種改良の研究材料

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎

症状: 皮膚炎を引き起こす可能性があります

ブーゲンビリア (九重葛)

学名: Bougainvillea spectabilis
科名: オシロイバナ科

花言葉

  • あなたしか見えない

特徴

花色:

説明

中央・南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナ科のつる性植物で、鮮やかな色彩の苞葉(ほうよう)が特徴的です。実際の花は中央部の小さな白い部分で、花びらのように見える部分は苞という葉の変化したものです。苞の色は赤、ピンク、紫、白、黄色など多彩で、一重や八重、グラデーションのものもあります。和名は「イカダカズラ」「ココノエカズラ」で、熱帯・亜熱帯地域では街路樹や庭園樹として広く植栽されています。

豆知識

  • ブラジルの国花の一つとして制定されている
  • 一年中花を咲かせることができる常緑植物
  • 苞の色は日照条件によって濃淡が変わる
  • つる性のため支柱があれば10m以上にも成長する

利用方法

観賞用
  • 庭園樹
  • 生垣
  • 鉢植え
薬用
  • 民間療法で咳止め
  • 解熱作用
  • 抗菌作用

注意: 医療用途での使用は専門家に相談してください

食用

食用には適しません

その他
  • 街路樹
  • 壁面緑化
  • 防風林

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草

症状: 軽度の皮膚炎や胃腸障害を起こす可能性があります

サボテン (仙人掌)

学名: Cactaceae spp.
科名: サボテン科

花言葉

  • 情熱
  • 枯れない愛
  • あたたかい心

特徴

花色:

説明

南北アメリカ大陸原産のサボテン科植物で、約110属2000種からなる大きな植物群です。乾燥した環境に適応するため、葉は棘に変化し、茎が肥大化して水分を貯蔵します。花は多くの種で美しく、色とりどりの花を咲かせます。日本では江戸時代から観賞植物として親しまれ、現在では3000種以上の仲間があります。ウチワサボテン、柱サボテン、球状サボテンなど形態は多様で、それぞれが独特の美しさを持っています。

豆知識

  • 最大のサボテンは高さ20mにもなるサワロサボテン
  • 花を咲かせるまでに数十年かかる種類もある
  • 月下美人は一夜だけしか咲かない神秘的なサボテン
  • 宇宙ステーションでも栽培実験が行われている植物

利用方法

観賞用
  • 室内観賞
  • 庭園
  • ロックガーデン
薬用
  • アロエ様の治癒効果
  • 抗炎症作用
  • 火傷の治療

注意: 種類によっては有毒なものもあるため注意が必要

食用
  • 果実
  • 若い茎
その他
  • コレクション植物
  • 研究材料

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 棘, 一部の種の樹液

症状: 棘による外傷、一部の種で皮膚炎の可能性