1165年
イブン・アラビー
(1165 - 1240)
イスラム思想家
イスラム思想家
中世イスラム世界を代表するスーフィー神秘主義者・哲学者。多くの著作で神秘思想を体系化した。
イブン・アラビー(1165年 - 1240年)は、アンダルシア出身のスーフィー神秘主義者であり哲学者です。
『フースス・アル-ヒクマ』などの著作で「存在の単一性」の概念を展開し、後世のイスラム哲学に大きな影響を与えました。
彼は神との内的結合を重視し、詩的かつ難解な文体で神秘体験を綴りました。
生涯を通じてチュニジアやシリアを巡り、多くの弟子と思想を共有しました。
その深遠な思索は現代でも哲学や宗教学の研究対象となっています。
1165年
イブン・アラビー
1240年