1953年
東京・新橋のバー『メッカ』の天井裏からしたたり落ちてきた血がきっかけとなり、証券ブローカーの刺殺体が発見される(バー・メッカ殺人事件)。
東京・新橋のバー『メッカ』で天井裏から滴る血を手掛かりに、証券ブローカーの刺殺体が発見された事件です。
1953年7月27日未明、東京・新橋の繁華街にあるバー『メッカ』で、天井裏から血が滴り落ちるのを店員が発見したことから捜査が始まりました。警察が天井裏の床板を外したところ、証券ブローカーとみられる男性の刺殺体が発見され、世間に衝撃を与えました。被害者は業界で知られる有力なブローカーで、生前から多額の取引やトラブルを抱えていたと伝えられています。捜査には多くの時間が割かれましたが、目撃者や物的証拠が少なく、犯人の特定には至りませんでした。事件は『バー・メッカ殺人事件』として後世に語り継がれ、当時の混沌とした戦後の風潮や闇社会との関係性を象徴する出来事とされています。
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バー・メッカ殺人事件