07月27日の命日 - 政治家・指導者

1276年

ハイメ1世

(1208 - 1276)

アラゴン王

中世アラゴン王国を統一し、版図を大きく拡大した「征服王」として知られる君主。

ハイメ1世（1208-1276）は、アラゴン王国を治めた中世の君主。幼少で即位した後、マルセイユやバレアレス諸島、バレンシアを攻略。地中海沿岸の要衝を次々と併合し、王国の強化に努めた。法律や行政制度の整備を進め、『アラゴン法典』と呼ばれる成文法を整備。『征服王』の異名を持ち、自らの戦績を記した『分割の書』を執筆。彼の統治はアラゴン文化の黄金時代を築く原動力となった。

1276年ハイメ1世アラゴン 1208年

1365年

ルドルフ4世

(1339 - 1365)

オーストリア大公

ハプスブルク家出身のオーストリア大公。ウィーン大学創設など文化振興に尽力した。

ルドルフ4世（1339-1365）は、ハプスブルク家のオーストリア大公。在位中、ウィーン大学（現在のウィーン大学）の創設を主導し学術の振興を図った。『マイア大特権』と呼ばれる特権文書を偽造して大公権を強化し、領邦の独立性を拡大。シュテファン大聖堂の改築や都市整備にも注力し、ウィーンを都市国家として発展させた。 26歳の若さで没したが、ハプスブルク家の権威確立に大きく寄与。彼の施策は後世の神聖ローマ皇帝権強化への礎となった。

1365年ルドルフ4世オーストリア大公 1339年

天正13年7月1日

一条兼定

(1543 - 1585)

土佐国国司

戦国時代の公家で、土佐国国司として地方行政に尽力した人物。

一条兼定（1543-1585）は、室町幕府末期から戦国時代にかけて活躍した公家。京都の公家一条家に生まれ、土佐国国司に任命され地方統治を担当。戦国大名との外交交渉を行い、領内の年貢徴収や治安維持を実施。畿内と四国を結ぶ交通路の整備にも関与し、地域経済の発展を支援。 1585年（天正13年）に没したが、一条家の公家勢力は近世にも影響を残した。

1585年天正 7月1日一条兼定土佐国国司 1543年

天保6年閏7月2日

松平斉承

(1811 - 1835)

第12代福井藩主

江戸時代後期の大名、第12代福井藩主。藩政改革に努めました。

松平斉承（1811年生）は1825年に福井藩主を継承。在任中は財政再建や藩校の教育改革に注力し、領内の基盤強化を図った。学問奨励と産業振興を推進し、藩士の士風刷新にも取り組む。しかし若くして病に倒れ、1835年にわずか25歳で没した。その短い治世ながら、藩政への真摯な取り組みは後世に評価されています。

1835年天保閏 7月2日松平斉承福井藩主 1811年

嘉永6年6月22日

徳川家慶

(1793 - 1853)

江戸幕府第12代将軍

江戸幕府第12代将軍。幕末の外交・財政改革に取り組みました。

徳川家慶（1793年生）は第11代将軍家斉の第2子として生まれ、1817年に第12代将軍に就任。天保の改革の時期に幕府運営に携わり、財政再建や幕政改革を推進。大御所家斉の影響下から徐々に実権を移譲され、幕府機構の整備に努めた。 1853年、ペリー来航の直前期を迎える中、同年7月27日に逝去。幕府はその後も開国問題と苦難の時代を迎えます。

1853年嘉永 6月22日徳川家慶江戸幕府将軍 1793年

1965年

椎熊三郎

(1895 - 1965)

政治家

日本の政治家。20世紀前半の地方政治で活動した人物。

1895年に生まれた椎熊三郎は、日本の政治舞台で地方自治や議会活動に携わったとされる。詳細な活動記録は少ないものの、地域社会の発展に尽力した政治家として知られている。政党所属や政策面などの具体的な情報は限られているが、当時の政治状況を反映した活動を行っていたと考えられる。1965年に没し、後世の研究者によってその足跡が注目される。

1965年椎熊三郎 1895年

1970年

アントニオ・サラザール

(1889 - 1970)

ポルトガルの指導者

ポルトガルの指導者。長期独裁体制を築いた首相。

1889年生まれのアントニオ・デ・オリベイラ・サラザールは、1928年から1968年までポルトガルの首相（事実上の独裁者）として統治した。『エスタド・ノヴォ』と呼ばれる体制を確立し、政治的安定と現代化を推進した一方で、自由主義的要素を制限した。経済政策では財政再建を進め、国家主導の開発を推進した。冷戦期には西側諸国との関係を重視し、国際社会での地位を維持した。1970年に没し、ポルトガル現代史に大きな影響を与えた。

1970年アントニオ・サラザールポルトガル 1889年

1972年

リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー

(1894 - 1972)

政治家

オーストリアの政治家・思想家。汎ヨーロッパ運動の創始者。

1894年にオーストリアで生まれたリヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギーは、汎ヨーロッパ主義を提唱する思想家として知られる。1923年にパンヨーロッパ連合を設立し、ヨーロッパ統合の先駆けとなった。政治家としても活動し、ヨーロッパの平和と協調を目指す歴史的な運動を展開した。彼の思想は後の欧州共同体や欧州連合の理念形成に影響を与えた。1972年に没し、現代ヨーロッパ統合運動の礎を築いた。

リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー政治家 1894年

1974年

北島武雄

(1910 - 1974)

官僚、元国税庁長官、日本専売公社総裁

官僚元国税庁長官日本専売公社総裁

日本の官僚。国税庁長官や日本専売公社総裁を務めた。

北島武雄は1910年に生まれた日本の官僚。国税庁に入庁し、その後長官として税務行政を統括。退官後は日本専売公社総裁として組織を率いた。日本の税制改革と国営企業経営に携わり、行政手腕で知られた。 1974年7月27日に没した。

1974年北島武雄国税庁日本専売公社 1910年

1980年

モハンマド・レザー・パフラヴィー

(1919 - 1980)

パフラヴィー朝第2代イラン皇帝

パフラヴィー朝第2代イラン皇帝。

モハンマド・レザー・パフラヴィーは1919年に生まれたパフラヴィー朝第2代イラン皇帝。 1950年代から1970年代にかけて在位し、近代化改革（ホワイト・レボリューション）を推進。教育や土地改革、女性の権利向上など多岐にわたる政策を実施した。一方で政治的対立や人権問題も生じ、1979年のイラン革命で退位し亡命。 1980年7月27日にエジプトで逝去した。

1980年モハンマド・レザー・パフラヴィーパフラヴィー朝イラン皇帝 1919年

1999年

羽生田進

(1910 - 1999)

政治家、眼科医

政治家眼科医

日本の政治家・眼科医。戦後の内閣で要職を歴任した。

1910年生まれの羽生田進は、東京大学医学部を卒業後、眼科医として医療に従事しました。その後政界に転身し、衆議院議員として複数期当選を果たしました。農林水産大臣や文部大臣など主要閣僚を歴任し、戦後日本の政策立案に貢献しました。医学の知見を活かし、医療政策や福祉分野でも実績を残しました。 1999年7月27日に逝去。公私にわたる幅広い活動で知られています。

1999年羽生田進 1910年

1999年

フェドン・キジキス

(1917 - 1999)

軍人、政治家、元ギリシャ大統領

軍人政治家元ギリシャ大統領

ギリシャの軍人・政治家。1973年から74年までギリシャ大統領を務めた。

1917年に生まれたフェドン・キジキスは、ギリシャ軍の将校としてキャリアを積みました。 1967年のクーデター後、国家評議会の議長として事実上の政権運営に参加しました。 1973年には大統領に就任し、政治的混乱の中で国政を統括しました。翌1974年には政権移行の一環として退任し、その後は公務から退きました。 1999年7月27日に逝去。近代ギリシャ史における重要人物の一人です。

フェドン・キジキスギリシャ大統領 1917年